天王山(ハイキングコース) (ひと味違う歴史と見どころ多い天王山) |
天王山山頂広場 |
2020年1月11日(土) 晴れ 森の旅人M
コース: JR山崎駅~宝積寺~旗立松展望台~十七烈士の墓~自玉手祭来酒解神社~天王山~奥の山展望広場~小倉神社~阪急西山天王山駅~阪急大山崎駅~JR山崎駅 大山崎にはビール工場に何度か来たことがあったが,天王山に登ることはなかった。今年は明智光秀主役の大河TVが始まるので,きっかけとして初めて登ってきました。 JR山崎駅に降り立ち駅前のコンビニでおにぎりを購入,観光トイレもあり準備万端出発。今日はハイキングコースを歩く。踏切を渡るとそのまま坂道を直進,結構な坂道が宝積寺まで続く。数人のハイカーが前を歩いている。境内に入り進むと右手にりっぱな三重の塔が目に入って来る。ちゃっかりと「麒麟がくる」スタンプラリーなる貼り紙があった。
宝積寺を抜けると地道になり登山道になる。小石の多い足元の悪い坂を上って行くと今度はコンクリの丸太階段の連続となる。脇にはもうツツジが咲いている。下山する人たちに出会いながら上る,青木葉谷広場で南側が開いているので覗くと大阪方面を一望。高度感が出てきた。ゆっくりしていると10人程の年配男女の団体が上がって来た,巻き込まれないように先を急ぐ。
酒解神社の鳥居が立っている手前,ここにも低山の割に展望台が多くあり旗立松展望台があり東に広がる京都南部の市街地が目に入る。古戦場一望場所とある。鳥居を抜けた左手には「秀吉の道」なる陶板画が2基設置してあり天王山の歴史的価値を見る。全部で6基設置してあるがハイキングコースでは全部見ることはできない。
分岐で天王山への近道を進んで行くと十七烈士の墓がある,維新に関わる長州藩のものだった。休憩所もあり年配女性が腰を下ろしていた。脇を進むと自玉手祭来酒解神社(たまてよりまつりきたるさかとけじんじゃ)が鎮座しており通り抜ける。一昨年の台風の爪痕がまだ残る道を見て行くと天王山と小倉神社の分岐,左の天王山山頂広場に着いた。
広場の北が天王山山頂でここは山崎城跡でもあると標識が立っていた。山頂は広く南側にも広場があり十数人の団体で賑わっていた。ただ展望は残念ながら今一つである。山頂広場には先ほどの年配団体が到着,更に別の団体と何人も登って来たハイカーで一気にざわついてきた。 駅から丁度1時間で登ってきて昼食には早く小倉神社へ下ることにしたが,年配の団体が先に行ってしまい抜くのに時間が掛かった。途中で先に行かせてもらう。今までの上り道と違いほとんど平坦道の尾根歩きで北上していく。台風による倒木はこの道にも多く残っていた。 雑木林の山道をただ歩くいつもの山行になる。こちらにもコースから少し外れた奥の山展望広場があり下って寄って行くと京都南市街と比叡山が見える。遠く蓬莱山と武奈ヶ岳も見えるが真っ白には見えないので雪があっても少しだろうと思われる。(この展望広場には広場と名前はついているが狭い)。
本道に戻り尾根最後のベンチには途中で追い抜いた年配男女の団体が休憩中だった。先に抜いて下って行く,階段が少なく歩きやすい道だ。麓に近くになるにつれて階段があるものの優しい道である。小倉神社に到着。山頂から1時間。結局山崎駅から2時間余りで歩き終えてしまった。これから登って行くファミリーとお参りの人などで結構人の出入りは多い。昼食は結局神社の石机で摂らせてもらった。
この後阪急西山天王山駅まで歩き阪急大山崎へ,そしてJR山崎駅へと戻り周回を終えて帰宅しました。少し物足らない距離と時間でしたが正月でなまった体には良かったと思いました。歴史的地理的価値のある大山崎と天王山,今年は大河人気で大いに賑わうでしょう。 【 記: 森の旅人M】 |
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