鈴鹿 雨乞岳からイブネ南東尾根、根の平峠 2020年4月21日(洛西オヤジ No.253) |
根の平峠とうちゃこ~ |
2020年4月21日(火) 洛西オヤジ
アクセス: ・名神―新名神―甲賀土山IC-鈴鹿スカイラインー武平峠駐車場 コース: ・鈴鹿スカイライン武平峠駐車場―沢谷峠―コクイ谷分岐―七人山分岐―東雨乞岳―雨乞岳―杉峠―タイジョウ分岐ー佐目峠―イブネー南東尾根―愛知川上流河原渡渉―コクイ谷出合ー上水晶谷分岐―根の平峠―国見岳―国見峠ー御在所岳―武平峠―武平峠鈴鹿スカイライン駐車場 ・(イブネ南東尾根、クラシ北尾根はバリエーションルートで迷いやすいので有名ですが、南東尾根は比較的テープもありわかりやすいとの事でしたが、尾根下降口を間違い苦戦しました。) ・初心者オヤジまたしても鈴鹿です。ヒルの恐怖におびえながらでしたが又一時ここは何處?になり 鈴鹿 雨乞岳からイブネ南東尾根、根の平峠、久しぶりに12時間近い歩きで最後はヘッデン点灯でした。 今日は洛西オヤジです。コロナ、コロナで山歩きするにも大変な状況の世の中になってきました。今回の登山指数はCで15時くらいからBとなります。天気は曇りで午後は晴れてくるとゆう予想です。毎度のパタ~ンで武平トンネル滋賀県側に7時過ぎに到着。 昨日の雨でおそらくヒルの皆さんは手ぐすね引いて待っていらっしゃるのではないかと思いますが(そんな時なんでいくねん!)だから皆さんがあまり気乗りしない時を狙っていくのですよ。(へ~まあ盛大ヒルチャンにかわいがってもらい)とにかくスプレー一本無くなるぐらいにかけて8時前にスタートです。 雨は降っていませんが湿気漂う先ずは一番やばそうな取りつきから、コクイ谷出合までは気持ちが自然とはやります。
イワウチワ、いきなり現れたらビックリするがな(大層にゆうな~まあちょっとヒルチャン怖いから抜け出せたかな、まだ甘いのやで~)。お馴染みのクラ谷に入ってやっと余裕が出ます。(実際は上部の笹平原でやられるんやとゆう人もいますが?)クラ谷は秋には素晴らしい雰囲気ですが(オヤジは大好きなんですが)今日は写真なし(なんでや)。 さて今日はオヤジにしては頑張って歩いています。午後のルートの長さを考えると致し方ありません、必死のパッチで七人山の分岐、七人山分岐名前は面白いのですがね~(なんや)まー急ぐときはいや急がない時も寄るほどの事は。
いよいよ雨乞のトレイドマーク笹斜面の急登です。一応雨具のジャケットだけ着込みますが下もはかないとダメでしたね~ズボンは濡れて、は~今更しょうがない。ヘロヘロになりながら何とか東雨乞岳にとうちゃこ~寒い!展望全く利かず、ここからは360度なんやけどなあ~、すぐに雨乞岳に向かいます
笹は肩辺りまで、ガスッテいると山頂迷いします。もちろんほぼ全身、ボトボト(下手な表現や)になり雨乞岳とうちゃこ~、相変わらず愛想のない山頂です(どおゆう表現?感想かい)だれもいません。この山頂は天候に関係なくほとんど展望なく自撮りシャッターパチリ。山頂にはクマザサに囲まれた小さな池(大峠ノ沢)があり、ありゃ~えらい事になってるな~いつもはもう少しましなんやけどな~。
すぐに杉峠に下ります、途中猿岩のところで登ってくる単の男性がおられました、すぐ後に後ろからトレランの単の男性が追い抜いて行かれました。どちらも若い20代から30代でしょうか通常は勤務されているんのでしょうねー(そんなもんわかるかい!)結局今日のなが~い歩きで出会ったのはこの二人だけでした。もちろん挨拶だけ会話なし。(そうそう、それが現在の山でのエチケットやで)。しかしあのトレラン男性寒そうやったなあ~。 苦手なお馴染みの急下降で何とか杉峠に着きました。先月にもきましたが(タイジョウから)その時は結構にぎやかな杉峠でしたが今回は静かです。休むことなく頭に登りタイジョウ分岐からイブネに向かいます。
杉峠の頭からタイジョウ分岐を過ぎ、まだ靄に包まれているイブネのコケ台地、正午前にとうちゃこ~、オヤジ歩きまあまあ頑張りました何とか予定道理です。風が少し冷たいですが雨の心配は無くなりやれやれです。低木のアセビの木の陰で初めてゆっくり食事休憩です。 今日は最初からパンだけと決めていました、(なんでや!)。ゆっくりする時間がないと予想してです。(大層なこっちゃなー)それでもカーチャンにライン連絡したりして(ここは携帯つながります)12時半ごろに出発です。
午後の先ずは難関イブネとクラシの間からの南東尾根に向かいます。案の定手前の尾根筋に入ってしまいました。(いろいろな報告でもバリエーションの為案内はなく地形図、コンパス必須ですとなっています。)。 だいぶん下ってから又上の稜線に戻ること3度ほど繰り返し(え~)それほどいくつも尾根筋があります【2つしかありません!】。最後は斜面を横にクラシが見えるあたりまで移動してやっと古いテープとそれらしい踏み跡に出合いやれやれとなりました。この間1時間半以上徘徊する状況になってしまいました(あきらめたら~)。
結局イブネ最北端から下る南東尾根の取りつきは確認できずに途中から下ることになりました。尾根に乗ると適度にテープもあり踏み跡もしっかり出てきます。ただ強烈な下りで予定していた本小峠へのルートがわからずそのまま愛知川上流の河原に出ました。
オヤジの予定では、本小峠―小峠―根の平峠分岐―タケ谷―根の平峠の予定でしたがもう時間がありません先ずはなじみの杉峠からの対岸に渡渉、コクイ谷出合に出て上水晶谷分岐から根の平峠に向かいます。
時間的にコクイ谷から武平に戻るか迷いましたが、エーイ、ヘッデン覚悟で行ったるかあ!(あ~あ知らんで~長いで~)オヤジはこの千草街道本来のルートは初めてなんです。いつも上水晶谷を遡上して国見峠に出ていたわけですがさすがは古道千草街道、広い道幅がところどころ現れ古道の雰囲気も残ります。現代では朝明キャンプ場からのルートで沢山歩かれているのでしょう。
ここにきてやっと青空が見え始め根の平峠まではルンルンでした、途中来る予定だったタケ谷との出合(タケ谷分岐本来は前方から来るつもりでしたが残念。秋には再度のリベンジを)を過ぎるとほどなく根の平峠に着きました。時刻は15時50分(えらい過かったなあ~どうすんねん)、さ~ここから国見岳への登りです。
時刻はもう16時前(え~大丈夫か~国見岳まで1時間半ではあんたでは行けへんで~もうヨレヨレなんやろが)。しょうがないやんか、行くしかないやろ。ウヒウヒ(なんや)日が暮れて狼なんかに襲われてウワーどないしょう(あほか!)。 ここは上部の稜線に出るまでがお馴染みのザレ場で歩きにくく急登でイヤヤアー疲れたあ~あるけへん~と(何をゴチャゴチャゆうてんねん)。何とか尾根に乗りようやく前方に国見の巨岩群がもう傾きかけた西日に浮かびます。まだあそこまで行くのんかいなー。
しかし天気は良くなりまあ日が暮れても何とかなりますやろ、夜道に日は暮れんと言いますやろ(えらい呑気に)鈴鹿名物花崗岩の巨岩を見ながら、はたまた乗り越えながらなんとか国見岳に着きましたあ~。17時を回っています根の平から1時間20分は~疲れたあ~(まだまだあるで~)。 国見とゆうだけあって菰野、四日市、から奥の方に富士山が(見えるかあ!)へへすんませんつい気が緩んで冗談を、御在所の(駅かな?)施設が目の前に、このまま行けへんかなあ~(行けるかあ!)。案内羅針盤板があります。水晶、ハト峰、釈迦、ズート奥に藤原、御池、写真では無理でしょうね~。あまりのんびり展望を楽しんでいるわけにはいきません。
目の前には御在所の施設が見えます。ちょうどホタルの光のメロディーが流れています。はーこのまままっすぐ行けたらなあ~そーゆうわけにはいきません、先ずは国見峠に激くだり途中岩門を見学(おー余裕あるやんけ)すぐにザレ場の難所を(?)通過、何とか見慣れた国見峠に着きました。ヤレヤレ到着です。あとひと踏ん張り。 ここから登り返して御在所のアスフアルト道までわかっているだけに最後の踏ん張りですが、シンド~イ、はあ~疲れたあ~。ようやくお馴染みの案内看板の下からヨッコラショとやれやれ着きました。18時前です、三重県の日の入りは18時30分ごろ(おー調べてんのや、めずらしい)いや真剣になるとやるんです、ズボラなオヤジでも。
さー最後の御在所山頂ですがここは逆にヨタヨタチンタラと向かいます。最も疲れてスタスタとは歩けませんが、こうなったらとことん時間をかけてサンセットなどを楽しみましょう。(えらい余裕やなあ~武平へのあのザレ場の急下降真っ暗な中降りるんかい)。 まあええやんかこんな機会あらへんで~落ちたら狼の餌食に(ならへん、ならへん、狼に食われたらあんた英雄やで、現代に生き残る狼に食われる)しょうもない事ゆうてるうちに山頂に着きました。いつもの石の杭にカメラ載せる(しょうもない事書くなあ!)。
もちろん誰もいません。おそらくもっと早いうちはそれなりににぎわっていたのでしょうが、ゴンドラ運行されてんのかなあ~(この日は動いていたみたいですが4月22日から5月6日までは臨時運休になるみたいです)。誰もいない山頂で自撮り写真など撮ってリュックデポって望湖台に出ます。 落日には少しまだ早いようですがどのみち琵琶湖はほとんど見えませんので、それに寒い~上着などはリュックです、アカン戻ろ!落日の写真をどうしてもなどとゆう執念はかおり御大などとは違い全くヘタレのオヤジはありません。 又ヨタヨタ山頂のベンチに戻って、そーいえばお腹減ったなあ~イブネでパン食べただけやもんなあ~。よっぽど寒いしラーメン炊いて(水はあるんかい)あるのやなあ~。もしもの時用にまだ500一本残ってます。(えらいなあ~いつぞやはポカリでラーメン炊いてたなあ~)ほっといて。 まあ今日はペチャンコになった菓子パンの残りを食べながら、早々カーチャン連絡して「えーまだ歩いてんの!」「御在所で夕日見ようと思っているのや」「しょうもない、さっさと降りんと暗くなるやんか、とゆうよりもう暗いのちゃうの」「まだ明るいで~それにここからは何度も歩いているので大丈夫や30分ぐらいで車に戻れるし」(お前そりゃムリムリ)まあ誰しも当事者は楽そうに安全そうに言います。
まあカーチャンに怒られたんでボチボチとヨタヨタ戻りましょうか。本当は長者ヶ池から沢谷への降り口も確認したかったのですが(まだ行くかあ~)。まあ今回はあきらめて、何とか一番ヤバイ大岩壁のところはまだ足元も見えていましたがさすがに途中からヘッデンを付けて下ります。 もちろん山頂から出発の時点でヘッデンはポケットに入れているので速やかに対応(何が速やかにじゃ!)下にスカイラインの灯り、トンネルの灯りを見ながら降りてきた武平峠は真っ暗でカメラのフラッシュが強烈に光ります。ゴロゴロ石に気をつけながらようやく駐車場に着きましたあ~。真っ暗~オヤジの車だけ~(当たり前じゃあ!)トンネル出口の明るいところまで車を移動させて帰り支度をします。 結局心配したヒルには好かれませんでした。もうやられたとゆうレポあったのですがここにきて気温が下がりまだお休みだったみたいです。 出発7時50分帰還19時30分、お~久しぶりに歩いた~の実感、途中ここは何處?状態があり又御在所山頂で少し時間を取りすぎたこともあり、予定では10時間ぐらいかなあ~と思っていましたが久しぶりに半日歩きとなりました。
今日は長丁場にもかかわらず遭遇したのは単の男性二人だけ、対人80%減のコロナ対策何とかこんな歩きなら許してもらえるかなあ~。真っ暗な鈴鹿スカイラインオヤジの車のヘッドライトだけがガードレールを照らします。鈴鹿のようなような近場で帰宅はもう22時前になりましたが老いぼれなりに気合の入った歩きが出来ました。 感謝 感謝。
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