愛宕山千日詣り 2020年7月31日
(洛西オヤジ No.266)

6
階段に座って堺からのお二人さんも入ってもらって記念写真です


2020年7月31日(金)   洛西オヤジと洛西元気隊

アクセス:
阪急嵐山線―阪急嵐山―バスで清滝―帰路はJR保津峡から京都―JR桂川
コース:
・清滝表参道―山頂本殿参拝―下山はつつじ尾根でJR保津峡


■ 初心者オヤジ愛宕山千日詣りにつれて行ってもらいました。今年は夜間の参拝がコロナでありません、昼間暑い中を沢山の参拝者が汗を流して登っておられました。




 今日は洛西オヤジです。やっと梅雨明けですかね~しかし31日はまだ微妙なところで、正午前後に雷を伴って降るかもしれないとゆう予報です、恒例の愛宕山千日詣り、今年は夜間は無しとゆうことですが、以前からお誘いを受けていたので、老骨にムチを打って参加してきました。

 女性2名男性1名とオヤジの4名です、オヤジにしてはグループ歩きは珍しい事ですが、以前から地元でお知り合いの元気な方々です。8時30分阪急桂駅集合で嵐山に向かうことになりました、いきなりオヤジがご迷惑をかけることに(なんや、なんや、何やらかしたんや)

 コンビニで昼食のパンを買ってPAIで支払いをするのに(持参の袋を取り出すため)携帯をカウンターの上に置いてそのまま忘れたみたいです。(あ~あ、そやしもうあかんのや、痴呆が始まってるのやから)すぐに戻って何とか大事には至りませんでしたが、一電車遅れてしまいました。(あ~あいきなり迷惑かけてんのかい、先が思いやられるわ)

 スンマセン、さて嵐山からのバスですが。もちろん愛宕詣りの乗客が並んでバスを待っています。係のオッチャンが先ほどの京都駅からのバスは満員で乗れなかったと説明、今日はやはり相当臨時便が増発されているみたいです、何とか座れて出発、嵐山からバスで清滝へとゆうのは初めてです。

 しかし人気がありますね~(そりゃそうや一日で千日の御利益があるのやで~、京都人いや関西人なら誰しも、古き良き習慣やあ~)何とか4人とも座れて清滝へ、バスで清滝とゆうと何年ぶりかな~

初めてかな?清滝行のバスは
臨時便のおかげでこの程度の乗客でした
さ~赤橋渡っていざ出陣!

 帰りは時々乗りますが、さて清滝に着いて洛西元気組の4人(オヤジだけ最初からバテていますが)表参道入口で記念写真、いざ出陣、毎度おなじみの杖の焼き印を押してもらっている人がたくさんおられます、アレを押してもらうとなぜか楽に登れるような気がしますが?(それがホンマの気(杖は)心や)前後は沢山の参拝者が登っておられます。入り口の番犬クウちゃんに挨拶をして、お助け水までの急な斜面を登ります。

いよいよ出発前に
時刻は9時半ぐらいでしょうか
しかしマスクは物々しいなあ~
毎度のことながらしんどい事でおマス
しんどくて写真撮れていない~
(毎度のこっちゃ)

 前回オヤジが、伊吹の上野登山口からの登山者1000人ぐらいと書いてえらいヒンシュクをかいましたが、今回は本当にこの期間中(今年は23日~8月1日)1000人は登られるのではないでしょうか。例年はそれが31日の夜間に集中するのですから、神社側としては昼間に期間を長くされたのはある意味正解かもしれませんね~(えらいえらそうにゆうてるなあ~)

水分補給~細かく休み、休み、 お~何とか来られました、しんど~い

 偉そうにゆうてもしんどいのは変わりません、バンバン追い抜いて行ってもらいます。子供さんを背負って登る人、本格的な登山装備の若者、高齢のご夫婦。お友達、もうそれこそいろいろな善男善女が登っておられます。(まああんたは善男善女には入れてもらえんわなあ~)ほっといて私も何とか千日分の御利益がある様に頑張って必死で皆さんについて行ってます。

 3合目。五合目、水尾の別れ、休み休み、細かく刻んで、は~ようやく黒門から社務所前に着きましたあ~、正午を大きく回りましたあ~、バテましたあ~、お腹減りましたあ~。

ようやく水尾の別れです
沢山の人が一息入れておられます
さ~あとひと踏ん張り
黒門が見えてきました~お登りやすお下りやす
おおきに、おおきに、もうちょっとやあ~
黒門で堺から来たお二人さんと
又ご一緒になりました
3合目ぐらいから励ましてもらいながら
前後して登ってきました~

 お札をもらう前にとにかくお昼ご飯にします~(そりゃそうや、まだあの正面の階段あるものなあ~お腹減っていたら登れへんで~)差し入れもらってありがとうございます、問題のスマホわすれたコンビニのパンをかじり、バナナも食べて(食べすぎやゆうのに)

ようやく社務所前でお昼ご飯とします
もう13時前です、お腹減りましたあ~
今日は大混雑の本殿社務所前
お札もお守りも飛ぶように売れています
(結構、結構)

 よっしゃあ~お札をもらいに階段頑張るぞ~、早々途中で何となく歩くペースが一緒になった大阪堺から来られている女性お二人さんも入って記念写真、いいですね~愛宕詣りならではの交流ですね~、OKAOKAの宣伝なんかもして、お二人で金剛山なんかにも行かれているようです。

 いや~皆さんお元気、お元気、ちょうどヘロヘロになって階段を登りきったところで、中年の(間違っていたらごめんなさい)女性が1000回参拝記念の横断幕を手に記念写真を撮っておられました。オヤジ思わず、拍手を送ります。「おめでとうございます、何年ですか」女性が「はい20年かかりました」との事です。

 それでも月に2回以上で年間50回でやっと到達の数字です、すごいです。とゆうことは3千回。最高5千回の人たちはどうなんでしょうか、オヤジの頭では思い浮かばないすさまじい行ですね~、記念に神主さんと写真を撮っておられるご夫婦に周りからも拍手が送られていました。

 オヤジはまだ50回も登っていないと思われるます。(覚えていない)因みにかおり御大は173回登っておられます。それでもすごいですね~。

 さてお詣りを済ませて元気隊の皆さんとお札をもらい下山です。休憩所で皆さんがワイワイなんやあ~おーワンチャンを連れた年配の男性がおられました、一瞬かおり御大のサラちゃんみたいな感覚がよみがえりました。他にもお父さんが男の子1~2歳の子を背負子で、そのあとから奥さんがゆっくり、ゆっくり登っておられます、聞くとお腹に赤ちゃんがおられるとゆうことでそうかあ~、絶対に火難には合わない子供さんが生まれますね~、本当にいろいろな人が来ておられます。

ワンチャンも頑張って登りました~
サラちゃん思い出されるのでは
お詣り済ませた下山です

 極めつけは下山中、保津峡への分岐手前で高齢のあえておばあさんと呼ばせてもらいますが、おそらくお孫さん?いやひ孫さんと思われる若い女性が付き添って登ってこられました。思わず「失礼ですがおいくつですか」「はもうすぐ90歳です」との事 実に疲れを感じさせない笑顔で答えてくださいました。いや~感動しました~本当に愛宕山千日詣りいろいろな出会いがあります。

心配した天気ですが
何とかここまで降らずに来ています
どんよりとした亀岡方面です
保津峡への降り口です
沢山の人が休んでおられますが
保津峡に向かったのは我々だけでした

 さて洛西元気隊は、ちょっと皆さんから離れて保津峡に降りることにします。清滝からだとバスは混むと思われます。まちょっと緊張はするかもしれませんが、元気隊の皆さんなら大丈夫でしょう、オヤジが一番ヤバそうです(そりゃそうやなんでもないところでコケるの専門やもんなあ~)もうイジメンといて、実はまだ痛いのんやあ~(老いぼれはそんな簡単に治らへん、それより今日も気をつけや、これ以上迷惑かけたらあかんで、スマホ忘れたあ~では済まへんで~)

緊張しながら荒神峠への急斜面を下ります
(怖いとこやろ~そやしイヤヤゆうたのに~)
(今更遅いわ~)
やれやれ米買い道に着きました~
もうあとはルンルンです
(ホンマかいな)

 は~いとヨタヨタ、と気を付けながら何とか米かい道に降りてヤレヤレ、後はつつじ尾根をチンタラチンタラ、皆さんと保津峡へ、やがて汽車の(又ゆうてんな、古いの汽車とゆうのは、今は電車、JR)音が聞こえお~(アレがパリの灯りだあ)(もうこのコースでそのギャグは聞き飽きたんや。第一今はまだ明るい日中や、何イチビッテんねん)はいはいどうにか全員アスフアルトの府道に降り立ちました。

ほれはれナンヤ(食べられへんで~)今年は何處もキノコ類は多く見かけますね~
雨のせいかなあ~
やっと保津峡が見えてきましたあ~

 ヤレヤレアスフアルトの道が歩きやすい~。保津峡の駅に着く前に汽車が(電車!)出発していきました、しかしみんな疲れているので{行って行って、ここまで来たら慌てへんゆっくり帰ります~}時刻はちょうど17時、頑張りました~洛西元気隊(一人ヨレヨレのオヤジが混じってはいますが)思ったより早く次の電車が来て京都駅まで汽車の旅(大層な)、通勤混雑で京都駅ではオロオロしながら、皆さんについて行って無事何とか桂川駅に戻ってこれました。

は~ようやく緊張から解放~
アスフアルトの道やあ~
歩きやすいのがうれしい~
(オヤジも含めてへたり込み!)
ヤレヤレ全員無事に戻ってこられました~
あ~電車が行っちゃったあ~
かまへん、かまへん、
もうここまで来たら夜道に日は暮れん
は~いお疲れさんでした~

 定番の京都駅からカーチャンに連絡、JR桂川に迎えに来てもらって皆さんと我が家に帰還です。お疲れさまでした~愛宕山千日詣り、いつもの山歩きとは違ったいろいろな人との出会いがありました。堺のお二人さんこの報告文見てもらっているかなあ~90歳のおばあちゃん無事にお詣りできたかなあ~、千年の愛宕信仰は千年の人とのふれあいでもあります。
                              感謝 感謝



【 記:洛西オヤジ 】