伊吹山地 金糞岳と白倉岳 2020年 9月 5日(土) (洛西オヤジ No.270) |
金糞岳 滋賀県で二番目に高い山なんや |
2020年9月5日(土) 洛西オヤジ
アクセス: ・名神高速―米原IC-北陸道―長浜IC(予定では木之元ICまでのつもりが間違えて下りました)-R365-県道264-高山キャンプ場―鳥越林道―鳥越峠―大朝登山口(サブコース) コース: ・大朝登山口(サブコース)―金糞岳山頂―白倉岳山頂―完全往復(4時間ほどの歩きでしたが昼食含めて1時間以上ダウン状態でした) 初心者オヤジ気の迷いで取り付いた山は地図なし予備知識なし山頂は展望なし稜線は風無し、滋賀県金糞岳と白倉岳。 登山道は蒸し風呂、高々3~4時間の歩きで熱中症寸前(いやもう熱中症そのもの)えらい山にとりついてしまいました。 ****************************************** ■ 9月5日 今日は洛西オヤジです。しばらく暑さでバテテしまってどこにも行けませんでした、台風も接近してきています。気分転換にチョコット、涼しそうな琵琶湖の付近の、そうやあ!かおり御大がいかれた山門湿原とかゆうとこにマネしていくかあ~。あんまり聞いたことがない(知らんのはアンタだけや)帰りに琵琶湖の余呉付近の湖畔でピチャピチャ水遊び、あわよくば琵琶湖湖底石など拾って(ハア~なんのこっちゃ)スンマセンわけわからんこと書いて。 毎度の名神から今回は米原からの久しぶりに北陸道に、まではよかったのですが木之本ICまで行くつもりがボーとしていたので長浜ICで降りてしまいました。料金所の手前で気が付きました、まあええかあ~(痴呆はいろいろな場面で現れるなあ~)。R365に入りチンタラ木之本に向かいますが前方の看板に金糞岳登山口とゆう案内が見えます。 以前から目にはしていたのですが(けったいな名前やなあ~比良の金糞峠の親戚かい)ぐらいしか思っていませんでした、(普通チョット気になったらネットなり本屋で立ち読みしたりするやろが)。 それがなぜか全く調べたことも、ネット検索かけたこともなかったのですが信号待ちしている間に魔がさしたとゆうか気まぐれオヤジの痴呆性徘徊気分でハンドルを右に切ってしまいました。(あ~あ又痛い目に合うのんちゃうか)結局最近伊吹に行った帰りに時々寄るパークあざいの温泉施設の前を通ってドンドン奥へ奥へ滝と渓流の高山キャンプ場に着きました。
もともと今日はマップ全く持ってきていません、入り口の案内の看板を見ます。え~なんやなんや周回コースになっているけど金糞岳山頂まで8~9時間ぐらいかかるの~、え~ホンマかいな。いろいろルートあるみたいですが周回したら11時間以上かかるのちゃうか。オヤジならもっとかかるで~今日は余裕かましてゆっくり出てきたのでもう8時回ってるがな。 もう一度案内板をじっくり見ると上部の方に鳥越峠とゆうのがあってそのあたりにPとなっています。どうやら林道でそこまで行けそうです。そこからだと山頂まで60分となっています。えらい違いやなあ~もちろんそこまで車で向かいます。 が(なんやねん)林道(鳥越林道とゆうらしい)これがまあ~長かったあ~遠かったあ~(最終的に岐阜県側のR303に出られるみたいです)途中でこりゃ間違ってるのちゃうかと思うぐらいでした。(高山キャンプ場~鳥越峠間は約10K)。
何とか鳥越峠についてPらしきものをを探しましたが見当たりませんもう少し先に進むとありました。案内はありませんが確かに車が10台ぐらいは停められそうで、目の前のコンクリート壁にペンキで大朝口金糞岳登山口と書かれてあります。やれやれまあ何とか行けそうです。 時刻はもう9時を回っています。モタモタ支度をしてスタートです。(ちょっと事情があって18K前後の)のリュックです。
さてここまでグダグダと前ぶりを書いてきましたが(いつもの事や皆さん適当に読んで飛ばしたはる)、この後は山頂に行ってきました~メチャしんどくて熱中症になりました~終わり(は~なんじゃあ!そりゃまた)。 まあ特別な登山道でもありません、ただあまりにも蒸し暑く登り出して10~15分で汗をめちゃくちゃかいて、ようやく視界が開ける稜線に出ても風が全くなく、直射日光にさらされ心拍数が上がり吐き気がして、アカンこらあかんで~、日頃のクーラー浸かりの不摂生も祟ったのでしょう。
何とか1時間ほどかかって山頂に着きました。えらい標高あるなあ~比良武奈ヶ岳より高いなあ~(この時はまだ知りませんでした)金糞岳は伊吹に次ぐ滋賀県で二番目の標高だそうです。金糞岳とうちゃこ~で完全にダウン~、いつも書くドテー死ぬ~とゆうフレーズが。冗談ではなくもう夏場は山歩きしたらアカンのや~、それと全く予備知識がないのでどうしてものんびりチンタラとゆう気分的な余裕がなかったのが熱中症になりかけた(い~やなったんや本物やあ~)。 ダウンしていると単の男性が到着、ほとんど荷物らしきものは持たずにおそらく水分だけと思われますが、挨拶をかわします。オヤジが「全くこの山の事は知らないのですが、地図も無く来たので」「そうですか、私も初めてなんですが、この先にもう一つピークがあってそこから引き返すのが普通みたいです」との事です。 そうか~まだ先があるのか~「下のキャンプ場で案内板によると周回できるみたいでしたが」「ええ!される人もおられるみたいですが20K以上あるみたいです」そうですか~やはりね~峠までのあの林道の長さはちょっと引きますものね~。 男性は休むことなく先のピークに(白倉岳)向かわれました。オヤジはまだしばらくノビていました。皆さんはカッコよくクールダウンなどと書かれますが、オヤジはバテテ動けないのです。吐き気もまだありますがまあなんぼ何でも1時間の歩きではご先祖様に申し訳ないので(ご先祖様が無視したはるわ)ヨタヨタと先のピークとやらに向かいます。
先のピークとやらに向かいます、体調回復しなければすぐにひきかえします。(この時もイマイチどおゆうピークかわからず)一旦下って少し登り返します。この辺りが一番今回で展望が開けていました。まもなく先の男性が戻ってきました、すぐそこです、とゆうことでまあそれなら体調絶不調のオヤジでも何とか行けそうです。 やがて白倉岳(案内の標識見て山名わかりました)とうちゃこ~(大層にゆうことないですが)ここも展望イマイチ、むしろここに来るまでの稜線からの方がよかったです。先にもしっかりとした踏み跡がありますが、もちろんすぐに引き返します。
正午前に金糞岳に戻ってきました。お昼ご飯にしましょう(熱中症ちやうのんかい、食欲あるのかい)まあ何とか食べましょう。豪華ランチタイム、コーヒー付きです。カロリーメイトビスケットもついています。(わかった!わかった!吐きそうなんちやうのかい)(吐いてもしらんぞ)、何とか500一本水は残っていますラーメン炊いてイタダキマ~ス。
何とかお昼ご飯を食べられました、雲がかかり少しは気温も下がったみたいです、後はチンタラ戻ります、といっても1時間もかからず駐車場に戻ってきました。結局キャンプ場からだと相当な健脚者じゃないと来られない山頂ですが、林道を峠まで車で来ると小学生でも登れるルートみたいです(その割に熱中症になって情けないことこの上ないなあ~)スンマセンいかに日頃不摂生な生活をしているかお恥ずかしい。言い訳になりますがいろいろな思惑でリュックを20K近くにしていたのも(何もってんねん、夜逃げする気かあ!) さて13時ころに降りてきました、あまりにも早いので岐阜県側の揖斐川上流に石拾いに行くかあ~(なに、ナンヤて何拾う?)(まあよろしいやんか、)などとも思いましたがどうもまだ気分がイマイチ良くならないので高山キャンプ場にチンタラ今度は気持ちに余裕があるのでゆっくり下山道の状況を確認しながら戻ります。
途中にある蓮杖口登山口に着きました。はっきりした登山道と林道の反対側に下山する道があり、ちゃんと草も刈られてあります。そこには車を停めるスペースもあります。
戻ってきた高山駐車場は朝はひっそりしていたのですがなんと家族連れで大賑わい。そうか今日は土曜日なんや、観光案内マップなどがあればもらおうと案内事務所みたいな棟にに向かいますが「なんです、テントの申し込みですか」「いえいえ金糞岳登山の案内チラシか地図が欲しいのですが」「あ~それはないですね、このキャンプ場の案内マップならありますが」。 どうやら邪魔くさい老いぼれが来たと思われた見たいで(そりゃそうや、誰でもあんたみたらそう思うで)そうか~失礼します~結局そそくさと退散、車に戻り、チンタラあざいの集落を抜けて、なじみの温泉施設パークあざいに走らせます。ここは浴槽はまあそれなりにですがサウナが二種類あります、ゆっくりと(まだこの上汗かくのかい)いえいえ熱中症の時はかえって気分が良くなるのです。(ホンマかい、)オヤジだけかもしれません(ええ加減な)。 ゆっくり休んで又いつものさざ波街道一般道で帰宅しました。今日も土曜日なんで草津近江大橋で戻ってきましたがメチャ時間がかかりました。時間が早すぎたのかも、(前回は結構早く戻れたのになあ~)まあいつもうまい具合には行きません。
さて今回は気の迷いからわけがわからず取りついた山ですが、帰宅後ネットでいろいろ見てみました(遅いのやいまさら)。金糞岳(かねくそ岳。きんぷ岳)は滋賀と岐阜の県境にある伊吹に次ぐ滋賀県で二番目の標高の山です。(そんな事知らんあんたがおかしいのや)。 周回とゆうのは高山キャンプ場からなが~い尾根稜線歩きで(花房コース)で白倉岳、金糞岳を踏んで鳥越峠上部から蓮杖口に降りて林道を横切り中津尾根尾根コースと呼ばれるコースで小森口から発電ダムの連絡道に出てキャンプ場に戻るコースですがやはり時間にして11~12時間(健脚者は10時間?)かかります。 花房コースだけで8~9時間でしょうか、下山はオヤジが心配した長~い林道では山道をトラバースして降りるので10Kはありません、それなりに時間はカット出来るのでしょうが、それでも3時間半から4時間かかります。オヤジでは日帰りは絶対に無理です。そうやあ!そうや、鳥越峠とゆうアイテム超ロングコースとゆう状況は峠道さん向きやあああ~(けしかけてどうすんねん)いやもう行かれているかなあ~まだならぜひとも挑戦してください。 今回の歩きで全く知らなかった山の事を調べて改めて滋賀県の山の多彩さを認識、勉強になりました。これもかおり御大のマニアックな山門源流湿原の報告から始まったことです。 感謝 感謝。
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