三領から剣山縦走(1) 2020年8月3日(月)~4日(火) (洛西オヤジ No.267_1) |
まだ元気です。(まあね、今だけやろなあ~)三領山頂到着 |
2020年8月3日(月)~4日(火) 洛西オヤジ
アクセス: ・名神―山陽道―神戸淡路鳴門自動車道―徳島道―美馬IC-R438-見の越―名頃三領登山口(車中泊) コース: ■8月3日 名頃登山口―林道分岐―ダケモミの丘―カヤハゲー白髭避難小屋(水補給)-石立山分岐―高ノ瀬(ビバーク) ■8月4日 高ノ瀬―水場に向かうが断念―丸石避難小屋―丸石山頂―スーパー林道分岐―次郎笈直下トラバースルートで水場に向かう―引き返して分岐から次郎笈山頂―次郎笈峠―剣山山頂―大剣神社―西島リフト駅―見の越―三好市コミュニィティバスで名頃登山口に戻る。 初心者オヤジ久しぶりに四国の山を歩いてきました。予定の水場に降りられず大ピンチこの時期(常時ですが)水の大切さを思い知らされました。(いつまでたっても初心者やのう~) ****************************************** 今日は洛西オヤジです。四国の山はアクセスがマイカー、公共交通機関、いずれも厳しく中々歩けていませんが、四国の知り合いの盆栽屋さんに「四国の山にも来てくださいよ、いいところがいっぱいあるから」と先ずは縦走一番人気、剣山~三領を奨められました。他にも東赤石や笹ヶ峰、伊予富士、もちろん石鎚も行きたい山は沢山あります、オヤジは剣山と石鎚はちょっとだけ踏みましたが、いろんなルートがあり、まあー相当通わないと踏み切れませんね~。 先ずやっと8月1日に登山バスが運行されるとゆうので、今回は花と笹原と展望が売りの三領から剣山の稜線を歩くことにしました、普通は劒から三領が多いみたいで迷いましたが、逆のコースを執りました、微妙ですが登りが多いのかなあ?、実際剣からの縦走者は単の男性、単の女性の二名、三領からはオヤジだけだったと思われます。 さて今回は名頃までナビで7時間以上とゆうことで、2日の14時ころに「カーチャン行ってきます」といたしました。久しぶりに明石大橋を渡って淡路島をチンタラ、チンタラ、四国に渡って徳島道(今は直接つながっています)途中で高いだけで、まずい徳島ラーメン半チャンセット食べて(そんな事ゆうたらアカン、たまたまや、おいしいところもたくさんあるのや!)美馬ICからR438の山の中第一ヘアーピンから第七ヘアーピン、剣スキー場まである山の中、とっぷりと日が暮れてカーブ切るたびにシカがおりますねん。
どいて!どいて!知らんよ!撥ねるよ!撥ねるよ!100匹以上(またまた始まった、皆さん聞き流しておいてください)ようやく見ノ越に出てR439を名頃に向かいます、最初バスがまだ運行されていないときに、見ノ越から名頃まで歩いたらどれぐらいかかるか観光案内課に聞いたら「ま~下りなんで1時間ちょっとでしょうか」とゆう返事でしたが、とんでもない、かずら橋を経由して10K以上はあります、おそらく3時間はかかるでしょう、20時過ぎに名頃登山者用駐車場にとうちゃこ~、きれいなトイレもあり結構、結構、おやすみなさい~。 ■8月3日
最初は涼しい樹林帯、林道合流から本格的な登山道です。リョウブでしょうか、まだしばらく樹林帯の中を進みます、やがて視界が開け稜線に、笹原が目の前に広がります。だんだん気温も上がり久しぶりの縦走は応えます、ヨタヨタ進みますが、汗が吹き出しは~もうアカン死にそうやあ~(何ゆうてんねんこれからやろが)
山頂直下で単の結構ご高齢の男性と遭遇、白鬚避難小屋泊まりであさ7時ころ出発してこられたそうです、通常は3時間強のコースタイムのところ4時間近くかかって三領山頂到着~もうヨレヨレですが、前方に続く稜線に老いぼれオヤジの意地でしょうか、闘志を燃やしてよっしゃ~行ったるで~(しょうもない、誰でも行かはるのん)
一旦笹原がなくなりますが、360度の良い展望の中稜線を進みます。それなりのアップダウンでカヤハゲでラーメン炊いて昼食、その後平和丸??地図には載ってない、白鬚山分岐から白鬚避難小屋に、ここで大事な水を補給です。避難小屋の傍の笹原の中に{水場50m}小さな案内表示で笹原の踏み跡がはっきりとわかります、
地図では水場は小屋より5分下る。となっています。ところがどっこい、(なんじゃい)笹原の踏み跡がなくなり、後はもう適当に急下降足場悪く、ガレの急斜面をどこが水場かわかりません、何とか斜面に水がチョロチョロ出ているところがあり、ヤレヤレ、よく見るとその下の方にも何か所か、それらしき水が出ているところがあります、結局水が出ている個所は状況で変わるみたいです、何とか補給できました30分以上かかっての水の確保です。(何が5分やあ!ええ加減な)(でも補給出来てよかったのです、この後はもっと大変状況になります)一応3Lで出発です。
次のピークは高ノ瀬(1741m)ですが笹原のなかの登山道が続来ますが、笹が生い茂り踏み跡が見ずらいので迷ってしまいそうになります、もちろん周囲は笹原なのでここは何處?にはなりませんが、踏み跡がないところを笹漕ぎ?しながら進みます、よく見るといろんなところを各人が歩くので、踏み跡も至る所に薄―くあります、
笹原を抜けて石立山への分岐を過ぎたあたりでしょうか、久しぶりに前方から単の若い女性と遭遇、時刻はもう17時を回っています大きなカメラを肩にセット、リュックの雰囲気なんかで相当経験のある女性と思われますが、「今から白鬚ですか」「はい、まだ大分かかりますかね~」「そうですね~この先の笹原で、ちょっと踏み跡が不鮮明になっているので気をつけてください、そこを抜けると後は少々暗くなっても大丈夫だと思います」 オヤジだと1700mぐらいのピークがあるので2時間ぐらいかかるかもしれませんが、まああの若さだと大丈夫でしょう「お気をつけて」の挨拶で分かれますが、そうや~あの水場の事をゆうのを忘れたなあ~、暗くなってから絶対無理やな~気にはなりましたが仕方ありません、そのくせ高ノ瀬の水場は案内があるか尋ねているのに(えー加減な、自分だけよかったらええのんかい)登山道に案内がありましたとゆうことです。それより先の次の避難小屋は丸石ですが、水場はありません、元々オヤジは小屋では泊まらないつもりなんで、毎度のビバーク地点を考えながら進みます。
高ノ瀬に着いたのは17時30分ごろでしょうか、実はここが次郎笈までの最後の水場です。ただしピークには女性が行っていた水場の案内はありません、どうやらもう少し先のようです。迷いましたがロケもいいので、何より草のような低い笹が生えている、いかにもツエルト向きの空き地が気に入ったので、リュックを降ろして今夜はここでビバーク~、水は2Lぐらいあるので何とかアルフアー献立食べられそうです。 ツエルトセッティングしながら下に広がる笹原を(水場が気になったので)見ていると、お~えらいでかいクマちゃんが移動中、移動した後の笹原に跡が残るぐらいの、最近ちょくちょく見かけますが、ここまででかいのは珍しいですね~、敬意を表して「お~い、オ~イ、なんか食べるもんあげるで~、こっちまでおいで~」(アホカあ!ホンマに来たらどないすんねん)ラーメン用の鍋と蓋で{ガンガン、}こっちお出で!こっちおいで(来るかあ!)まあ動物園みたいで楽しい事でおマス。(賢明な皆さんは呼ぶのはやめてください、こちらの存在を知らすだけでよいのです)(しょうもないイチビッテ何書いてんねん!)
セッティング終えてリュックの中身掘り込んでドライカレーいただきます~サンセットはイマイチ、月の出もまだみたいです、今日は11時間ぐらいの歩きでしたか、お疲れさん!(だれにゆうてんねん)しかし前回の白山の雪渓の上でのビバークとえらい違い、いや~ぐっすりとおねんね出来ました(気持ち悪い、なにがおねんねや、ホンマホームレスそのままやんけ) は~いおやすみなさい。
【つづく】
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