台高 古ヶ丸山~白倉山 2020年3月25日(洛西オヤジ No.249) |
白倉山 |
2020年 3月25日(水) 洛西オヤジ
アクセス: ・一般道なら 京奈和―奈良市内―橿原古屋南―桜井―大宇陀(R166)-飯高森町からR422-宮川犂谷公園(からすき谷)駐車(前日車中泊) ・高速なら 名神―新名神―伊勢道―紀勢道(大宮大台IC)で宮川に入るのでしょう。 コース: ・犂谷公園駐車場―柁山―清治山―古ヶ丸山―白倉山 (完全往復) 初心者オヤジ最高の登山日和でしたがオヤジ独りの山でした。(又けったいなとこ行ったんちゃうか)。登山口から完全往復の歩きでしたが下山バテ、ホンマにこんなとこ登ってきたんかなあ~情けない歩きになりました。 今日は洛西オヤジです、前回いや前々回か?(どっちでもええのや!)迷岳に行くのに台高の地図を見ていて、そうやな~台高特に三重県側はあまり歩いてないなあ~と思い、もう一丁行くかあ!と思い付き安直な発想で迷岳の南側の稜線、古ヶ丸山とゆう山が目につきノコノコ出かけることになりました。 相も変わらず前日の夜19時ころから大台宮川に向かいます。前回は(スメールまで)当日でもいいかあ~と思いましたがR422は日の出岳大杉コースの取りつきまでの長さが印象強く残っているのでやはり前日からの出発となりました。 22時過ぎ目的地、犂谷公園(登山口です)に着きました。きれいなトイレもあり車中泊にはもってこいのスペースです。すぐに毛布かぶってお休みなさい。(眠剤?どうしたん)いちいちうるさいなあ~、もちろん飲みました。缶チュウーハイボール(は~うそやろが!)冗談やがな、毎回の事やんか。 ■ 25日。 おはようございます。6時まへに起きだしてトイレの水場もあるのでいや~結構結構、猫灰だらけ。(は~)モタモタ準備、朝食は毎度のコンビニモーニングヤマザキパン(いちいち書かんでもええのや!)そのうちになんかもらえるかと(ケ!あほか!)7時過ぎにチンタラ出発です。
目の前が登山道(尾根コース)取りつきです。大きな案内板が建っています。登山開始から尾根筋、柁山までは急登となっています(ほんま半端ではない急登が続来ました)。最初からシンドイこっちゃな~てな冗談はここまで、ホンマにキツイ登りがず~とず~とず~と(わかった!山登りなんやから当たり前やろが!)。
そやけどもうちょっとお愛想でも、例えば展望がちょっと見えるとか、なだらかな尾根があるとか。ない、そんなもんないねん、ただず~と植林帯と見晴らしの効かない尾根を歩きます。そうやね~坊村御殿山コースの取りつきからがず~と続くみたいなもんでしょうか(そんなんわからん人がいやはるで~)。一気に高度を上げるので植林帯のジグがありがたい!そんな気持ちになりました。 ようやく柁山に着きました。取りつきから2時間近くかかってやっと来たあ~(通常コースタイム1時間半)。展望が少し開けて尾根の歩きも緩やかになりヤレヤレですが今度は清治山への登りが始まります。
天気は申し分ないのですがイマイチスキッ!シャキ!と展望利きません。(そんなんどこでもやんか)そうなんですがいかにも中途半端とゆうか見えそうで見えないとゆうか(しょうもないギャグゆうたらあかんでー)はいはい。まあ歩きそのものは楽になって途中アセビの花なども見られ(そーいえばここしばらくの歩きで花はほとんどみなかったなあ~)ルンルンで進みます。 ほどなく清治山とうちゃこ~、南の方少し展望が利きますが地味な山頂です。(そおいえば中学時代の友達に清治君ゆうのがいたなあ~)(関係ないやろ!)。時間は9時ちょっと過ぎ、頑張ってコースタイムに近ずきましたが、まだ本丸の古ヶ丸山までの間にもうひとピーク(1056m)があります。
この辺りからアップダウンの連続で尾根が続来ます。何とかピークをクリアーすぐに林道コースとの分岐が現れます。高原社のマップだと古ヶ丸山山頂直下にも林道コースへの分岐があるはずなんですが、ここは奥芋口と呼ばれている分岐なんでしょう。標識はなかったです。 そしてようやく正面に古ヶ丸山が姿を見せてきました、秀麗な山容です。(えらい小むつかしい事ゆうな~)いえ冊子に書いてあったのです(そやろな~)。山は良いのですが直下から岩場が現れ極端な急登になります。は~又してもシンドイことでおマス。(実は序の口なんですが、この先もっと強烈な奴が)。
何とか10時半ごろに古ヶ丸山山頂に到着、コースタイムより30分ぐらいの遅れはまあ~老いぼれとしては良しとしましょう。しかし静かやなあ~誰もいないなあ~いくら平日とはいえこの天気で普通はだれか馬力のある人がオヤジに追いついて、追い抜いていくのやけんどなあ~。
冊子などでは時間があれば白倉山往復を、となっていますがオヤジはもちろん最初から白倉までは行くつもりです、(おーお粋がってバテテも知らんで~)。すぐに白倉へ急下降して向かいます。ここでも小さいピークを含め二つほど白倉までピークがありますが最大の難関は白倉直下の大熊落しと呼ばれる岩場です。
結構アップダウンがありバテテきているところに最後にキャー参ったあ~となります。大きな岩、右からも巻けるみたいですが、左からのほうが安全と判断しました。もちろんテープもあります。大岩を迂回して上部に出ると展望が開け周囲の山々が見渡せます。最後に尾根では珍しいヒメシャラの群生するところ(盆栽仲間に見せてやりたいですねー)を抜けると1236m白倉山山頂です。まっすぐ北へが大熊谷の頭から迷岳、左(西)へが野江股ノ頭から池木屋山、行ってみたい気もしますが。 古ヶ丸山が比良の武奈とだいたい同じの1211m(武奈は1214m)この標高差25mぐらいの中にアップダウンが2~3か所ありこれが応えました~。12時半ごろ到着古ヶ丸山からコースタイム1時間のところ2時間ほどかかってしまいました。なるほど登山道入り口の案内板にこの間(古ヶ丸~白倉間アップダウンが続き体力を消耗するのでゆっくりと。)と書いてありましたが全くその通り老いぼれオヤジにはきびしかったです。
天気は最高風も無く人影もなく熊も無く(当たり前じゃー)いやウンチはたくさん見かけましたが幸いコンニチワとなりません、ゆっくりラーメン炊いて遅い目の昼食です。朝食6時ごろでそのあと何も食べずに(とゆうか余裕がなかったのですが)来たのでお腹が減りました。
小1時間食事休憩(えらい余裕かまして)そうなんですちょっと下山を甘く考えていました。ちょっと時間が押しています。13時過ぎ半?ぐらいかな又ヨタヨタ戻ります。アップダウンしてきたところはアップダウンして戻らないといけません(当たり前じゃ、しょうもない事かくな!)。ほとんど往路と同じくらいのいやそれ以上かかって下山です。宮川集落が見えます。あそこまで降りるのですね~大変やなあ~(他人事みたいに)。 とにかく岩場の下山は老いぼれれにはキツイです。古ヶ丸山に戻ってきたのはなんと14時を大きく回ってしまいました。往復2時間ほどのコースタイムのところ(小1時間昼食休憩したこともあるのですが)4時間近くかかっています。実際は3時間強ほどでしょうか、まあお彼岸も済んで春の日永ヨタヨタ戻りますか。(戻らなしょうがないのや!)。
清治山から柁山へヨタヨタ、チンタラ、戻りますがアップダウンでだんだん膝がガクガクしんど~い、つかれたあ~俗にゆう下山バテでんな~。(そやしゆうたやろ、無理して白倉まで行かんでもええのんや)ええねん、歩けんようになったらそこで寝たるねん。(は~あほか大層に)。 一番キツかったのは柁山からの下り、ヘロヘロになって登ってきたのですからヘロヘロになって降ります。(しょうもな)愛宕さんの名言(登りで疲れたら引き返せますが登った以上は自力で降りるしかありません)なるほど初心者オヤジ実感です。ようやく対岸の林道が見えだすころにはもう日は陰りカラスはねぐらに戻り狸が人を化かしに現れ鹿は心配そうに(してへん、してへん)こちらを見ています。 は~やっと戻ってきたあ~17時半やんか、10時間以上もかかった。あ~ドテー倒れこむオヤジを見て通りかかった軽四のオッチャン「救急車呼ぼか」とまあ~これは冗談ですが「おつかれさん、今日は天気よかったやろ古ヶ丸までか」「はい白倉まで往復です」「は~そりゃご苦労さん、尾根で行ったんかいな、きつかったやろ、林道からのほうが楽やで」声をかけてもらいました。今日初めての人間との会話です。(ほかに誰と会話するねん)まあ熊とか鹿とか(アホカあ!)ホンマに誰にも遭わなかった一日でした。
しかし人間勝手なもので降りてくるとやっぱり白倉まで行ってよかったなあ~とゆう気分になります。まあ~そのあたりの自己満足感は初心者のオヤジより皆さんのほうがズーとお分かりになっていると思います。(何を今さら山歩きは自己満足の塊、自己満足しかないの。あんたが山登って誰が喜ぶ、世界中誰もあんたが山登っても喜ばんで)まあそういってしまえばそれまでです。 さ~次は温泉ですね~やはりスメールですかね~この前行ったとこやしな~今日は又遅くなりついでに一般道でチンタラ戻るので(又高速代ケチって)だいぶん戻らないといけないのですが、オヤジは以前から通過地点で大宇陀温泉の看板が気になっていまして今日は大宇陀温泉あきののゆだ~。 R166から大分山の中?丘陵地?に入らないといけないのですが介護施設も隣接していますのでおそらく三セクだと思うのですが広い駐車場で何よりサウナが塩と普通のサウナがあり浴槽も露天あり薬草、ジエットバスありスーパー銭湯風とゆうよりスーパー銭湯ですなあ~。まあ秘境温泉ムード派にはご不満かもしれませんが、それこそ今日のロング歩きに比例していつもよりゆっくり浸かって帰りにカーチャンお土産くずもちなどかってチンタラ戻ってきました。 カーチャンゴメン遅くなりました、さすがに22時を回ってしまいました。さてここしばらく台高が続いていますがなかなかマニアックな山が多くまだまだオヤジの踏んでいない山も多くあります。機会があれば挑戦してみたいと思います。最高の登山日和、尾根歩きの楽しさと厳しさを教えてくれた奥大台の峰々に 感謝 感謝。
帰路山奥深い山村の桜にシビレました~大台宮川の薄墨桜かあ!(そこまでゆうたら言い過ぎやー)。
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