鈴鹿 油日岳~那須ヶ原山~唐木岳まで 2021.05.06(洛西オヤジ No.299_2) |
P686付近から見る那須ヶ原山 |
2021年5月6日 洛西オヤジ
アクセス: ・名神―新名神―甲南IC―県道131―油日神社―油日岳登山口の案内に沿って林道終点まで コース: ・(油日神社コース)林道終点―登山口―尾根分岐―油日岳往復―加茂岳―忍者岳―三国岳―那須ヶ原山―三頭山―唐木岳 (往復) 初心者オヤジどうにもなんか忘れ物をしてきたような気分がぬぐえないので連荘で(雨で一日空きましたが)。前回の鈴鹿南部の山域にヨタヨタ出かけてきました。前回の続編報告です。 今日は洛西オヤジです。前回(といっても一昨日ですが)当初の目標那須ヶ原山まで踏まずに唐木岳で引き返したのが帰路の車の中で自分を責めるような気分になり、帰宅まで引きずってしまったのでこりゃ精神衛生上健康に悪いと 思い連荘翌日に行くかあ~と思ったのですがあいにくの雨で本日の再チャレンジとなりました。 どうせ行くなら反対側の鈴鹿山脈最南端の山としての認識が高い油日岳から那須ヶ原までの往復、その時の状況で断念した唐木岳まで伸びるつもりで前回より早く出発しました。 油日岳への取りつきは余野公園からの取り付き、油日神社(油日駅)から林道を詰めていくコースが一般的みたいですが、時間的には林道の終点まで車が入れますのでマイカー派は取り付くのが一番早いみたいです。(駅からタクシーでいかれる人もおられるみたいです)。 今日のルートは前回よりもっと厳しいアップダウンがあるみたいで、気合を入れて走ってきましたので林道終点にはNHK朝のラジオ体操を聞きながら到着、7時出発となりました。(えらい準備に手間取って、ラジオ体操6時半からやろ、まあいつもの事やけど)。 そうなんです、この時期の鈴鹿、しかも雨上がり、もうヒルチャン地獄必死です。(実はそうでもないのですが)対策万全を喫してスプレイかけまくり、ガムテーぐるぐる巻きこれでもかあ~(なんぼやっても来るときは来るで~しかも雨が上がったところやろー)。結論からゆうと全くヒルチャンいませんでした、(ホンマかあ~)まあご説明は別の機会に(フン!どうでもええわ!)。
さてチンタラスタートです。先ずは油日岳(標高698)へ向かいます、案内では45分となっています、大文字山に登る感じでしょうか(フフまあゆうとり)。 しばらく沢を進みますが目の前に〔御手洗い〕の看板が現れます。よく見ると最後の水場となっています。え~こんなところにトイレがあるんかいなあ~そんな形跡ないなあ~水も前日雨が降った割にはほとんど出ていません。そうそう大峰の鳥の水を思い出しました、アレよりもっと少ないです、まあなんだかわかりませんが先にヨタヨタ進みます。
やがて尾根に乗りました、右5分油日岳左三国岳の表示です。とにかく油日岳に向かいます。すぐに祠のある山頂にとうちゃこ~です。地味な山頂で展望全く無し、これがあの大鈴鹿山脈最南端の山なんですね~目の前に余野公園からの案内があります1時間40分となっています、林道終点からが正解でした。 そこでオヤジ(ああそうかあ~)(なんやねん!)祠を見て先のお手洗いの案内の意味が分かりました、油日岳自体がこの祠の神域であそこが神域に入る手洗い場だったのです。そうか~トイレ探してもないわけやー(怒られるで!)。
さあ分岐に戻り先に進みますが、結論から言いますと(なんやねん、もったいぶるなあ!)加茂岳、忍者岳(2006年版マップには載っていませんが)、三国岳、那須ヶ原山となるわけで、アップダウンの連続で小さいものを含めると10ヶ所?以上あります。特に三国岳への登り下りはもう大峰行場を彷彿させる、いやそれ以上かもしれません。 特に難儀なのは鈴鹿特有の花崗岩帯のザレです、油日岳~那須ヶ原山距離の割には高低差は100mもないくらいですから2時間とゆうマップ所要時間が厳しさを物語ります。
何とか三国岳山頂ですが、なんかしっくりと来ません(ぞろぞろ峠への分岐 鳥不越峠ではないのか)。 今度は激下りです、ここが一番オヤジにはきつかったです。すぐに鞍部から又強烈な登攀がありピークから那須ヶ原山が見えます。(ここが三国山と違うのかなあ~帰路私製の標識を見つけました。 岩カガミが厳しいコースの道案内をしてくれているのが慰めです。三国岳を過ぎてやっと展望も見られようになってもまだアップダウンは少しありますがヤレヤレです。
10時15分那須ヶ原山到、油日岳8時出発ですからオヤジにしては出来過ぎです。もう今日は腹をくくって(大層やなあ~)唐木まで伸びます。一旦リュックを降ろして休憩10時30分スタート昼食休憩含めて2時間半~3時間で唐木岳から戻ってくる予定です。 その後またあの三国の強烈なアップダウンが心配ですが、3時間で何とか17時にはデポ地に戻れる予定です。幸いルートはハッキリとしているので万が一暗くなっても歩けるので今日は先に進みます。 分岐に戻り坂下峠案内の方面に向かいます。三頭山に到着、ここもマップには載っているのにはっきりとした案内はありません。ようやく一昨日の雰囲気の展望が現れました、もうすこしです~(はずです)。
唐木岳まで途中大きなアップダウンは三頭山があるぐらいで天気も良く気分の良い尾根歩きで予定通りの1時間ほどで唐木岳に着きましたあ~。シャクナゲが満開のタイミングで迎えてくれます。 (どうも一昨日の続きみたいですが)11時半です、全く一昨日と同じ場所、同じ時間帯にラーメンタイム~となりました。違うのは一昨日はコンビニ魚肉ソーセージとラーメンでしたが今日はお馴染みかおりさんダンゴとラーメンです。(どうでもええのんやあ~)。 今日は天気が良いのに全く誰にも遭いません、ちょっとマイナー過ぎるルートなんでしょうかね~。気分が良いのでついついゆっくりしてしまいました。12時出発のつもりが15分ほど休み過ぎました。さ~又あのいくつ越えたかわからないアップダウンを戻ります。
ここで余談ですが帰路は完全に往復なので、今回オヤジが雨の翌日にも関わらずヒルの被害に遭わなかったのは従来から言われている御在所から南はヒルはいないとゆう噂です。(子供山ヒル研究会)とゆう鈴鹿の麓で自然に親しむ子供を主体にした活動団体があり、鈴鹿のヒルの生態を観察、結果を発表され高い評価を受けておられます。 やはりヒルは花崗岩の土壌は嫌いで(御在所より南は花崗岩帯の山が多いです)石灰岩質の土壌に多く生存しているみたいです。代表的な山として藤原、御池、雨乞、霊仙、など登山した後靴がドタドタになって困る山と言えるでしょうか。まあ絶対とはいえませんが今回はオヤジは被害を受けませんでした。 厳しいアップダウンを戻ります。こんな感じばかりだと楽なんですが。来るときは気が付きませんでしたが、三国岳の表示のピークより一つ那須ヶ原山よりのピーク、三国山の標識をみますが標高も違うし三国山と三国岳は違うのでしょうか。マップだとぞろぞろ峠の分岐は鳥不越峠となっています。
代わりに嫌いなヘビちゃんが歓迎して5匹も顔見世をしてくれました、どうせ出るなら、ギャー怖い~とゆうぐらいの大物が出たらよいのに。細い、まだお若い奴ばっかりで、最初一昨日態度が悪いので一発くらわした奴の敵討ちに出てきたんかなあ~と思いましたが、いずれもマムチャンではなかったので(何をしょうもない事をゴチャゴチャゆうてんねん)はいはいそんなことゆうてんと辛いです。 シンドイ~バテた~強烈な行場を何とかクリアーして油日岳から林道への下降分岐に何とかとうちゃこ~。時刻はもう16時前やはり唐木岳から3時間以上かかっています。 勘違いの{御手洗い}案内標識を思い出し笑いしながら横目にみてデポ地に戻ったのはやはり16時半でした。唐木から4時間以上かかっての帰還です。今日は比較的気合を入れて戻ってきましたが、やはり三国岳への前後は時間がかかりました。特に降りるのがやばかったです、最近のオヤジは激下りヘタレ傾向が顕著です。時間がかかります、そのうちに痛い目に合うでしょう。
今日歩いた山並みを見ながら帰路に着きます。さて今回はなんか訳の分からない自分へのこだわりで連荘鈴鹿南部山域への歩きとなりましたが、初めて踏み込んだ新鮮さは楽しめました。 感謝 感謝。
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