伊吹笹又コース 
2021.08.24(洛西オヤジ No.310)
お前なあ~タケルチャン隠してどないすんねん~スンマヘン~
2021年8月24日 (火)  洛西オヤジ

アクセス:
・名神高速―関ケ原IC―市場―春日―古屋―さざれ石公園―農道終点

コース:
・農道終点駐車場ー笹又登山道入り口ー稜線ー伊吹ドライブウエイ展望ポイント(予定の静馬ヶ原より手前で、ドライブウエイに出てしまいました)ードライブウエイ上部の稜線ー伊吹山頂周回東コースー(ネット沿いに山頂)ー山頂ー西周回コースー山頂駐車場ー北尾根取り付きー静馬ヶ原ー笹又分岐午前中の稜線に合流ー午前中のコースー笹又登山口ー車デポ地





 初心者オヤジお手軽笹又コースで、ルンルン伊吹のお花見だあ~のはずでしたが(なんやねん又かい)かたくなに法順守の挙句とんでもないところを歩き、挙句の果てに又篠笹漕ぎとなりました。(知らん知らん)




 今日は洛西オヤジです。コロナに追い打ちをかける長雨、テンション上がりませんね~、奥の山にも行きたいのですがね~、皆さんもストレスが溜まっているのではと思われますが、この時期よく皆さんが行かれる伊吹ですが、オヤジは炎天下の伊吹に登る度胸はありません。

 ただここしばらくの長雨で本日(24日)は午前中曇り、午後少雨、降水確率30~40%で無理こじですが、チャンスだと判断、まだ取り付いた事が無い笹又から、チョコチョコとお花を見に行くことにしました。

 5時前に出発(えらい早いなあ~)京都からだと裏側?とゆうか北からの取りつきになるので、揖斐川町の方から回り込んでの取りつきになります。前回の国見峠へのアクセスで、時間がかかるのは実感しています。今回は贅沢して?関ケ原まで乗って、さざれ石公園を目指します。国見峠に行くときに案内があったのを覚えていたので、何とか8時過ぎにさざれ石公園に到着しました、やはり3時間以上かかりました。

さざれ石公園とうちゃこ~ この案内なければここから歩くところでした

 ところでオヤジは、てっきり公園からすぐに登山口の取り付きがあると思っていましたが、どうもおかしいのです。登山届があるトイレのところに案内があり、もっと上部の農道まで車で行けるみたいなので、とりあえず下したリュックを又積み込んで上部に向かいます。

ゲートを開けて進みます こんな標高の高いところに立派な農道です

 ゲートくぐり、なるほど10~15分ほど進んだところに駐車のポイントがありました。10台?ほど停められるでしょうか、下からここまで来るとしたら、1時間では無理なのではないかと思われます。モタモタ準備、結局出発は9時前になってしまいました。

 もう一つ農道のゲートをくぐり畑の中を上部へ、こんなところに沢山畑があることに驚きです。しかもちゃんと人の手が入っていると思われるのですが、通常の畑とは違います。帰路に作業をしている人に聞いたのですが、ほとんどが薬草だとの事でした、なるほど普通の農作物なら、動物の餌場みたいなところですものね~、納得です。

ほな今日もボチボチと 先ずはゲートを開けて今度は徒歩で
へ~信長の薬草園があったのかあ~ 水も豊富です
昔は稲作も行われていたのでは
ないでしょうか。

 さて、ようやく笹又登山口のゲートをくぐって登山道に入りました。時刻はちょうど9時、最初は石灰岩の谷筋を登り途中から、陰気な雑木林をジグを切りながら進みます、上部が明るくなると稜線が目に入ってきます、ドライブウエイの車の音も聞こえだします。稜線に乗るとすぐに目の前にピークがあり、ロープが目に入ります。

ようやく登山口です。笹又登山口 上部にドライブウエイが見えています

 オヤジは躊躇なくピークの上部へ、なんとそこはドライブウエイの展望ポイントでした、静馬ヶ原へはピークを巻いてドライブウエイの下を西へ(北尾根に)進むのが正解でした。

先ずは石灰岩ゴロゴロの谷筋を上部へ 稜線が見えてきました
ここまで結構ジグのキツイ登りでした
稜線に乗りました
目の前のピークに向かいますが
手前を右に巻くのが正解でした
うわ~大分手前で
ドライブウエイに出てしまいました

 どうしょうか迷いましたが、まあ北尾根取り付きも見えていることですし、犯罪を少し犯してドライブウエイを歩いていくことにしました(あ~あ逮捕されるわ)目標は北尾根取り付きの少し先にある南側の広い展望ポイントです。そこからドライブウエイ上部の尾根筋にとりついて山頂に向かうつもりです。

下に見えるのが
本来のルート鹿が草を食べています
静馬ヶ原北尾根コースです
中央に笹又への分岐が見えます

 まああちこちに案内がある様に、ドライブウエイは歩行者は通行できません。それより最初にドライブウエイにとりついたところで、女性のバードウオッチャーさんとお話をさせてもらいました、本格的なイヌワシ狙いは女性は珍しいなあ~と思って声をかけさせてもらいました。

 やはりもうカワセミなどは卒業して伊吹に通われているとの事で、最近はアナグマを捕らえたイヌワシの撮影に成功したそうで、カワセミの事を「どぶ川の宝石」と表現されたのはなるほど~そうなんやあ~と感心させられました。まあ全部がそうではないと思いますが、身近に結構いるので面白くないのでしょうね~。今日はガスッてイマイチのコンディションもう少し上部で(駐車場寄りで)昼頃まで粘りますとの事でした。

 よほど駐車場まで乗せてもらえないか頼むかとも思いましたが、今日は上部の尾根筋歩きが目的でもありましたので、遠慮しながら南側の展望ポイントに急ぎます、北尾根とりつきを過ぎてすぐに目的の広場に着きました。

琵琶湖北部です 目的の広場です
正面の斜面に取り付きます
稜線に乗りました
ドライブウエイが伸びているのがみえます
ヤバイやんか蟻の戸渡りや~
(大層にゆうなあ!)
えらい老いぼれには
キツイことでおマス
なんやねんこれは
焼却炉か?そんなわけないやろ

 すぐに目の前の斜面をよじ登り尾根筋に取り付きます、やはり同じ思いの登山者もいると見えて、うっすらと踏み跡らしきものが見られます。所々右にドライブウエイー左に急斜面、どちらも落ちたら救急車では済まないと思いますが、ヨタヨタ石灰岩がゴロゴロの斜面を進みます。

 3ピークほどでしょうか進んだところに何やら鉄柱のようなものがあり、問題はその先が全く通常に歩ける状態ではなく、生い茂った篠竹をかき分けかき分け(は~又今回も藪漕ぎかいな3回ぐらい続いてるなあ~)どうやら周遊道東コースが近く見たいで人の声が聞こえます。

どうでもええけんどどないすんねん
(又藪こぐんのかい!)
ようやく出ました~
遊歩道東コースです
ネットがあるで入れません

 やがて笹漕ぎ地獄から目の前が開けてほどなく東周遊道路に出られました。ヤレヤレですがネットが張り巡らされているので、周遊道に出られません、ネット沿いに山頂に向かいます。(そのまま中に入れへんのちゃうかあ~)まあ大丈夫なんです、山頂まで行けば(補強したりしてなかったら)以前から確認はしてあるのですが(ワルイ奴やなあ~)思惑どうり簡単に入れました。結構定番らしく皆さん利用しているみたいです。(これは内緒のはなしです)(阿保かあ!)

ネットに沿って山頂へ途中の遺跡です 伊吹定番のショットです
ここが三角点です
この傍からようやくネット内に入れました
毎度山頂風景です
売店は一軒だけあいているみたいです

 ちょうど正午を回りましたのでラーメン炊く場所ウロウロ、夏休みなので家族ずれさんが多いです。それなりに展望が利く方面もありますが、定番の展望がない神社と小屋の間でラーメンタイム、山頂の小屋は一軒だけが営業しているみたいです。ゆっくりとお昼ご飯を食べてさ~どないしょう、正面降りるか西に回るか、まああんまり時間的に大差ないので西に回って降りましょう。ちょうど13時です。

西周りコースに向かいます うわ~これぞ伊吹のお花畑デ~ス
(しらこい!)
これも定番ですが
バック一番奥が横山かなあ?
駐車場です~展望台登りません~
(なんでや)ガスっています~
えらい霧が出てきました~
やばいからガードレール外をあるきます
(道路は歩いたらあかんよ!)
北尾根とりつきです

 チンタラ、ヨタヨタ、駐車場に降りてきて、さ~又あの尾根戻るの大変やなあ~ヒッチハイクで戻るかあ~、それとも逮捕されるの覚悟でドライブウエイ歩くかあ~、そうやあ~別にガードレールの外側を歩いて戻ったらええのやあ~(あきません野生の植物保護のためとゆう案内があります)危ないとこだけドライブウエイを歩いて駐車場から15分ぐらいで北尾根取り付きに戻りました。(実は霧が深くなってホンマ、ドライブウエイ歩いていたらヤバイ感じがしたからです)(自分勝手な奴やなあ~撥ねられたら皆さん喜ばはるで~)

静馬ヶ原に下ります
笹又分岐の案内はなくなっています
なかなかうれしいテープです

 さてここからは本来のコース静馬ヶ原からドライブウエイの下の斜面を戻ります。午前中に登ったピークの下を巻いて取り付いた稜線から笹俣へ下ります。40~50分かかって稜線から登山口に降りてきました。

キツイ岩場の斜面です
右上がドライブウエイです
稜線に戻ってきました
笹又への下山分岐です

 時刻はちょうど15時です、畑では結構作業を(4~5人おられたかなあ~)されています。冒頭に書いた通りほとんどが薬草なんですね~、薬草はシカは食べないのかなあ~、聞くのを忘れましたが、畑の中の農道をヨタヨタ、車デポ地に戻ってきましたあ~15時過ぎです。

登山口に戻ってきました~ ヤレヤレ無事に帰還です~

 午後は降られるかなあ~と覚悟していましたが、今のところ大丈夫で何とか雨具着込まず戻ってこられました。実は帰路国道21号線に向かう途中で、ワイパーが利かないほどのゲリラ強雨に逢いました。ラッキーでした。今回はちょっと強引な歩きでしたが、まあ久しぶりに山歩きらしきものが出来たので。     感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】

■ 伊吹山の花々に続く  ⇒⇒⇒