大峰 弥山八経レンゲ観察
2021.07.11(洛西オヤジ No.306) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年のレンゲ、小ぶりな花ばかり5~6?輪でした。残念遅かったあ~ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021年7月11日 (日) 洛西オヤジ
アクセス: ・京奈和―R309―黒滝―川合―行者還りトンネル東口 コース: ・行者還りトンネル東口-一ノ峠登山口-論所ノ尾根出合-奥駆け出合-一ノ峠-トンネル西口登山道出合-弁天の森-聖宝ノ宿跡-弥山-レンゲ保護区-八経-弥山西口登山道で下山 初心者オヤジリハビリ歩きは情けない事になりました。まだまだ山歩きは無理な状態でした。 今日は洛西オヤジです。前回奥駆け聖宝谷でドジって要介護4~5状態でしたが、何とか包帯もとれシップの枚数も減り、近所のコンビニに競馬新聞ぐらいは歩いて買いに行けるようになってきました。 ボチボチリハビリ歩きをしたいのですが、さてどこに行くかですが、この際もう一度レンゲを見に行くことにしたのですが(無理ちゃうかあ~いきなり奥駆けはー)もちろん途中撤退は折り込み済みでチンタラ出かけます。久しぶりの好天気、登山指数Aで日曜日となるとこの時期の混雑は想像できます 案の状西口の駐車場は、まだ7時前だとゆうのに満車状態、今の時期はそれこそタチクラ尾根で取り付けばよいのですが、今のオヤジには無理なので仕方ありません、今日は前から行きたかった東側の論所ノ尾から一ノ峠にとりついて、弥山に向かうことにしました。(どうしても西側の駐車場は、停めたくないのやなあ~)7時ちょうどヨタヨタ出発です。
林道からすぐに登山道入り口らしき取り付きがあり、さ~どうかなあ~とゆっくり進みますが、登りが始まり出すとすぐに先ず背筋のあたりの違和感が気になります、今もシップが取れない所で背筋に力が入らないと登りはキツイですね~。今日は極力リュックを軽くしていますが、やはり約3週間のブランクは厳しいです、何とか論所ノ尾にとりついて(なぜか尾根ではなく尾なんですねー)(どうでもええのんやあ!)ヨタヨタ進みますが、やはり相当キツイです。
どうにか奥駆けに出会ったのは8時半、案内のコースタイムより相当時間がかかっています、そこから約30分どうにかお馴染みの西口からの出会いにたどり着きました、距離もやはり相当長くなっているのでしょう。
さてここからはもう毎度の奥駆け、チンタラ参りましょう。極端に登山者が多くなります、とゆうより誰も一の峠方面からの登山者はいませんでした。しばらく進むと前方に何やらしゃがみこんでいる男性一人女性二人組、近寄るとどうやらショウキランを見つけたらしく、写真を撮っているところでした。
「おー珍しいですね~久しぶりに見ました」とゆうと、何となく迷惑そうに「写真ネットに載せても、場所判らないようにしてくださいよ!」といきなり言われまして、「最近マナーの悪い人が増えたので、すぐに採ってしまったりするので」「はあーもちろんそんなネットなどと大それたことは」撮影のポイントを積極的に空けてもらえる雰囲気ではなかったので、そそくさと遠くから1~2枚シャッタを切って先に進みます。まーねー気持ちはわかりますが、確かにひどい事をする人もおられるのは確かです。(以前師匠と来た時に実感したことがあります) しかしどうやらオヤジがマナーの悪い人種に見られたみたいで(そりゃそうや、分かるわかる)さて気を取り直して理元ちゃんからの急登に挑みます。が、(なんや)早くも足が攣り出しました、同時に背中から脇腹もつって来たので、毎度のツムラ68番を飲みます。ある程度は覚悟していたのですが、やはり要介護4~5からの山歩きはきついです。
ドンドン後から来る人達に先に行ってもらい(出来たらベルトにつかまらせてもらいたい~)(阿保かあ!)どうにかこうか弥山とうちゃこ~となりました。東口から4時間もかかってしまいましたあ~沢山の人が休んでおられます、オヤジもとにかくリュックおろしてドテ~、まあこんなにバテテ弥山とうちゃこ~は珍しいです。(フン前回も同じ体たらくやったで~)今日はラーメン炊く予定もないので、行動食を少し摂ってレンゲに逢いに行きます。もう今日は狼平まで行く体力気力は無いので、リュックをデポっておきます。
登ってくる道すがら降りてくる人にレンゲの状態を聞いていましたが、どうもよくありません、中にはもう終わってほとんど見かけなかったとゆう人や、2~3輪見かけたとゆう人など、あまりテンション上がりません。保護区に入るとなるほどもう終わった花柄があちこちにあり、ほとんどしっかりと咲いている花を見かけるのが困難な状態でした。 やはり第一周でしたかね~雨が多く花も咲ききれなかったのかもしれませんが、今年はレンゲ裏作?だったか、余計テンションが下がってしまい、もう山頂はやめて引き返すか~と思いましたが、習慣で山頂まで足を延ばしました。
八経山頂はこれまた多くの登山者でにぎわっていました。オヤジも行動食を食べて休みます、又足が攣ってきそうな感じなので、68番を加で服用します(大丈夫かそんなに飲んで)弥山に戻って来たのは13時で、気になる雲が正面に現れてきました、すぐに下山にかかります。
今日は予報通りの天気で、今まで来ていますので大丈夫だとは思いますが、奥駆けの天気はわかりません、今まで何度も痛い目にあっています。第二展望台から第一展望台に下山中、ちょうど木道が続くところで、又しても足が攣って来たので、しばらく登山道から外れてやすんでいましたが、何も考えずに又68番をのみました。今日3袋目です、(今まで2袋は飲んだ事がありますが)結局山頂で何気なしに飲んでいたのを忘れていたとゆうか、全く気にしなかったのですが、しばらくすると気分が悪くなってきて、極端に体が重くなり前に進むのもヤバイ状態になりました。
明らかに68番飲み過ぎたな~と意識しましたが、時すでに遅し、もうここでへたり込むわけにはいきませんので、ミミズとカタツムリとが競争している幻影を見ながら(なんや訳わからん~)追い抜いていく人たちも不審そうに(この老いぼれ、えらいばててよるなあ~)と見ながらも声をかけてくれる人もなく、声をかけてもらったら、いきなり抱き着いて、(もうダメです~歩けません~助けて~)と(お前何しょうもない事、書いてんねん!)ゆっくりユックリ、弁天の森へのちょっとした登りがきつかった~。
何とか西口への出会いにたどり着きました、なんともう15時半(どんだけかかっててんねん)いや~まだこれからがキツイ~急降下~降りだした時には、沢コースに向かうつもりでしたが、もうほとんど意識朦朧状態で、分岐を相当過ぎてから気が付きましたが、登り返す気力もなくそのまま這いずる様に激下りの登山道を降りました。何とか登山道の入り口の木橋が見えたときは涙が出ました~(大層な、みなさん又ゆうとるーと思っておられます)しかしいつもならヤレヤレとなりますが、今回はまだトンネルを東まで抜けないといけないのです。
は~どれだけかかるのかなあ~、歩いて抜けたことが無いのでわかりませんが、とりあえず真っ暗なトンネルの中をチンタラと進みます。そうですね~印象としては愛宕、清滝トンネルの5倍ぐらいの長さでしょうか、前方の小さな出口が中々近寄ってきません、絶不調の歩きで30分かかってようやく東口に到着。なんともう17時半を回ってしまいました。弥山から5時間弱、登るより時間がかかってようやくたどり着いたとゆう感じです。何とか後半ぐらいから気分は持ち直してきたので、降りてこられた~とゆう感じです。
隣に停まっている和泉NOの軽四に、女性が前方の林道から戻ってこられるのとほぼ同時でした。珍しいので声をかけて話を聞くと、弥山ではなく同じ論所ノ尾から奥駆けにとりついて、行者還りと七曜岳往復してきたそうで「9時間以上かかりました~疲れましたあ~」との事でした、普通は、もう少し西原寄りの行者還り登山口から取りつくのが本道でしょうが、車が停められないかと思い、今回論所ノ尾周りで行ったとの事でした。 女性の割には、いろいろ変わった歩き方をしておられる方で、話が弾み大川口から行者還りへのルートや鉄山のとりつきなど、いろいろお話をしましたが、ぜひとも行ってみたいとゆうことでした。結局20~30分話し込んだので、携帯がつながる天川、川合に戻って来たのは、もう19時近くなり、又カーチャンに心配かけました。「またひっくり帰ってんのちゃうか心配したがな」と開口一番叱られました。今回は前回の後遺症を引きずり今までで一番きつい奥駆けの歩きでした、やはりもう無理はできませんね~、リハビリは段階を踏んでいかないとダメ!実感しました。今回かろうじて下山できた老いぼれの幸運に。 感謝 感謝。
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