敦賀 野坂岳 2021.02.10 (洛西オヤジ No.288) |
野坂岳 先着の男性に撮ってもらいました |
2021年2月10日 (水) 洛西オヤジ
アクセス: 湖西道路―R161-R8-敦賀―野坂いこいの森―登山口近くの駐車場 コース: ・登山口―トチノキ地蔵―電波塔―一の岳―二の岳―三の岳―山頂 (完全往復) ■ 初心者オヤジ、約10年以上前にバーゲンで買ったスノウシューが押し入れの奥から出てきましたー(バラバラになるのんちゃうか)。昨日のリベンジだあー雪を見に行くぞー 日本海側なら雪あるやろー(敦賀ぐらいではなあ~)。 今日は洛西オヤジです、昨日の三峰が中途半端な感じでした。何を血迷ったか連荘で老いぼれの気まぐれ歩きです。そうそうしまい込んで忘れていたスノウシュウーが出てきたこともあり、もう少し雪のある所に行くかあ!と思い、とにかくお手軽な野坂岳に行くことにしました。 5時ごろから湖西道路に向かいました、スノウシュウはもう10~2年以上前になりますかバーゲンで買った代物で2回ぐらい履いただけ、デカ過ぎて(スキーみたいな代物です)最近はあまり見かけませんね~こんなのは邪魔になったら山の中にほり投げて(おいおい逮捕されるで、ええ加減なやっちゃな)冗談!冗談やがな相変わらずわからんやっちゃなあ~。 本当は荒島に行きたかったのですが大野でまだ70~80センチの積雪とか、山はおそらく1mを超えるところもあるのではと想像できます。まあオヤジでは無理でしょうね~とゆうわけで敦賀市のシンボル市民のアイドル野坂岳登山口に8時ころに到着です。
シビシビと雨が降っています、今日はスタートから雨具着込んでます。今日の登山指数Cですがお昼前後から2時間ほど晴れる予報です、信じていくしかないですね~。8時過ぎからヨタヨタスタートです、傘を差した先行者がおられます。
、先ずはトチノキ地蔵を目指してチンタラですが先行者はアッとゆう間に姿が見えなくなってきました。その後トチノキに着く前に結構年配の男性に追い抜かれトチノキのところでもう一人又男性が追いついてこられました、いずれも皆さん長靴、ノーアイゼン、地元の方ですね~。 オヤジは前回もでしたがトチノキ地蔵でアイゼン装着、対岸に渡り階段を上って急な斜面に取り付きます。地元の方によると「凍てた時のこの斜面が唯一危険なところです」、との事で皆さんアッとゆう間に見えなくなります。 常連さんが多く、オヤジのようにのように登山靴履いてましてや今回はデカイスキー靴みたいなものを背タラって、まあ地元の人にしたら失笑ものでしょう。
それはともかく行くしかないので電波塔からの急斜面をヨタヨタ先行の地元の方がつけてくれたトレースを進みます。毎度のことながらしんどいことでおマス。
20~30分もがいてようやく一の岳の下をトラバース、稜線に乗りました、迷いましたがここでアンチーク(?)スノウシュを履きます。まだ二の岳、三の岳の斜面があるのでどうかなあ~とゆうところですが(斜面はやはりアイゼンだけがいいですね~)まあ何とかヨタヨタ進みます。三の岳付近は樹氷が綺麗です、昨日とまあ同じくらいでしょうか。 そんな時傘をさして先行した方とオヤジをトチノキの手前で追い抜いて行った二人が下山してこられました、挨拶を交わしますがやはり長靴のままです。昨日少し降ったので新雪を見に来たとゆうことでした。まあオヤジが思うにほとんど毎日来ておられるのではと思いますが、後でもっと衝撃的なお話を聞きました。
何とか3時間以上かかって山頂とうちゃこ~11時を回っています。トチノキでオヤジに声をかけてもらった男性が写真を撮っておられました。ちょうどよいのでシャッターを依頼して、天候も予報が当たって青空が見えだしました、360度の展望を楽しみます。 シューを履いているので山頂をウロウロ(フンうれしがり!)まあたまにはいいじゃないですか、おそらくもう履かないと思うので、ちょうど11時半、お昼ご飯にしましょう。避難小屋?野坂権現お社で先行の地元の男性と昼食休憩をします。 その時に先行の男性の顔見知りの方が到着、同じく小屋で昼食を摂られることになりました。まあ広い小屋なんで三密にはならず、相当三人が意識して離れてお話を聞きます。驚いたのは冬季は1時間半から2時間、無雪期は1時間以内に登ってくるとの事で、地元では当たり前との事です。 なかには(若い人ですが)30分ぐらいで登ってくる人もいるとの事、へ~ホンマかいな~ですが後で本当なんだと知ることになります。結局今日は地元の人がえらい少ないなあ~とのことでした。地元の方4人とオヤジの5人だけが登頂したみたいですが(後でもう一人遭うのですが)さて下山ですがお二人さんはワカンを装着して先行下山されました。
オヤジは例によってモタモタリュックを作りゆっくりと下山します。眼下に敦賀の市内を見ながら下りますが、パラグライダーにつかまっている気分だと誰かが書いていました。シューはどうしょうか迷ったのですがそのまま下ることにしました。先行のワカンのトレースが深々と着いていますがなるべくトレースを避けて新雪のところを進みます、そのほうが歩きやすいです。
なれないシューなど履いているので余計にヨタヨタゆっくり、何とか電波塔に戻ってきました。前回同様直進して探鳥路で戻るか迷いましたが先行のトレースがありません。確かにもう一つテレビ塔みたいなところから、くの字にウネウネ、長かったような気がします。 おそらくトチノキから戻るのが早いのでしょう、トレースのないのが物語っています、オヤジも朝のルートで戻ります。
トチノキから少し進んだところでスノウシューを外していると若い30代でしょうか男性が登ってこられました、やはり長靴です。「今からですか」「はーまあそのあたりで引き返すかもしれません、雪が降ったので様子を見に来ました」との事です。 そうですね~地元の方にすれば散歩感覚なんでしょうか、いろいろ話を聞いているとやはりオヤジが衝撃を受けた30分台で登頂するとゆうのは(無雪期)本当で、その若い男性も20台のころは私も40分ぐらいで登っていたとのことです。 ま~おそらくトレラン並み、いやそれ以上で走って登るのでしょうね~、いやはや参りました~。それとは別に80歳代のお婆さんが毎日山頂の権現さんにお参りに行かれているとの事です。最近は冬はどうかわからないとの事ですが、やはり野坂岳とゆうのは地元の人にとっては信仰の山で、トレーニングのジムで又散歩のコースなんですね。 男性と別れてほどなく探鳥路の出会いを過ぎ憩いの森に戻ってきました。15時です地元の方にすれば「大丈夫か、どないしたんやえらいかかったなあ~」でしょうが老いぼれオヤジにはもう限界の歩きでした。
その分まあ十数年ぶりのシューを履き昨日とは雲泥の差の積雪に苦労しながら歩いてこられたのは満足以外ありません。さ~今日も温泉はあきらめ(敦賀市内のスーパー銭湯、マキノの温泉が定番ですが)又高島から湖西道路をチンタラ戻ります。 カーチャンただいまあ~は17時でした。今回は急な思い付きで行くことになった日本海側の山でしたが、天気予報が予想より晴れ間が多く360度の展望、青空の下での樹氷も連荘で見られました。 感謝 感謝。 ■追伸 地元の人に教えてもらいました。野坂岳は夏場は直射日光を比較的に受けずに登れるので涼しくてお勧めだとの事です。ヒルもいないので冬だけではなく又来てくださいと教えてもらいました。又ご来光も最高だとの事です。日の出1時間半前ぐらいから登り出せば大丈夫だそうですが、オヤジでは絶対に間に合いませんね~。
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