京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

荒島岳(カドハラコース)
2022.03.11  報告NO.324

荒島岳 山頂にて


日程:
・2022.03.11 (金) 晴れ   洛西オヤジ 単独



アクセス:
・湖西―R161―敦賀IC―北陸道-福井北IC―中央縦貫道―大野IC―R157―R158―カドハラスキー場跡駐車場

コース:
・スキー場跡―上部リフト終点跡(登山口)―もちが壁(往復ともシャクナゲ平はスルーで)上部稜線―中荒島―山頂(完全往復)


 初心者オヤジ代り映えいたしませんが定番の定期コンサートみたいなものです。(何お!コンサート、そんなええもんかい!老いぼれの雪山遠足やろがあ!)返す言葉がございません。

 今日は洛西オヤジです。北陸や琵琶湖の北部、彦根米原方面の豪雪が何度もテレビで放映されて、前回の霊仙で実感したのですが、さてそうなるとこの時期の定番荒島ですが豪雪荒島がどのような状況かおっかなびっくりで、ある種の期待も込めていくことにしました。



 荒島はいつも前日から出るか迷います。白山日帰りは前日が定番ですが荒島は微妙なんです。まあカーチャンに前の晩からおにぎりを作ってもらい、頑張って3時起き4時出発で毎度の敦賀ICを目指します。早朝なので湖西も坂本や真野の朝停滞もなく2時間弱で敦賀ICに入れました。

 あとは福井北から大好きな無料中央縦貫道で現在の終点大野ICまで行ってR158の西勝原を目指します。大野市内に入るとなるほど今までのこの時期にしては残雪が目につきます。

 中央縦貫道の工事がドンドン進む中驚いたのは中出登山口の案内のある交差点にデカイ道の駅が出来ていました(荒島の郷)とゆう案内が上がっています相当な規模見たいです(今回はコロナ自粛で寄りませんでした)トイレを含めて荒島登山には良い基地が出来ました。

 いつもの駐車場に着いたのは7時半を回っていましたもう停めるるところがないほどの先着の車です。

残雪が多いR157から正面に荒島岳 ほなボチボチと(最初からショボイ感じ)

 一番隅の方に何とか停めてモタモタ準備します。そうしているうちにも先着の人たちがドンドン出発していきます。すごいですね~平日なんですがほとんどが若い人達です。ちょっと他の山とは雰囲気が違います、なんなんでしょうかね~わかりませんがオヤジも何とか身支度をして8時ころにチンタラ出発です。

 毎回書きますがスキー場跡の急斜面が最初からオイデオイデと待ち受けます、クソえらいのでもう帰ろうかなあ~といつも思います。1時間以上かかってとゆうか登山口を通過したのが判らない状況です、いつものリフトの残骸が見当たらなかったので(帰りに注意してみるとほんの少しだけ見えていました)気がついおたら登山道に乗っていたとゆう感じです。

右上部に小荒島が見えてきました

しんど~い帰ろうかなあ~(帰れ!かえれ!)

荒島岳が見えてきましたあ~

 もちろん全面的に積雪で土などは見えません、しっかりとトレースがあり、ありがたい事に全く沈み込むことなく歩けました。最もクソえらいのは変わりがなく何人もの人たちがオヤジを追い抜いていきました、ただなぜか高齢者はいないのです~(そう思てるだけやあ!)それと女性陣が多いのは、なんでやろ?(知るかあ!)。

 ヘロヘロになりながらようやくシャクナゲ平への急登になってきましたが直下100mぐらいのところに左の斜面にしっかりとしたトレースがあります、とゆうかほとんどそちらに行くのが主流になっています、そりゃそうですよね~同じもちが壁に行くならクソえらい斜面登らずに行きたいですものね~。

右シャクナゲ平 左のトラバースへ 佐開コースにトレースなし

 もちろんオヤジもシャクナゲ平はスルーしてもちが壁に向かいます。ここでやっと休んでいるオヤジと同年代かな~と思われる男性に遭遇しました。

もちが壁です

直下のお気に入りの木です

 オヤジもいったんリュックおろして休みここからの急登に備えます。と言いたいところですが(なんやあ!)もちが壁は無雪期よりズーと楽に上部の稜線に乗れました。踏み固まったトレースはあのややこしい岩場や梯子、鎖も関係なく覆ってくれて、直下の取り付きから上部の稜線肩まで10分ぐらいで着けました。

上部の肩に乗りました

 そのあとの稜線歩きももちろん傾斜がきつくシンド~イ、イアヤヤア~ですがむしろ無雪期よりは歩きやすい気がしました。(フン強がりゆうなあ!)いつもの風もそれほど強くなく天気はピーカンの山頂に何とか正午前にとうちゃこ~となりました。老いぼれ何とか今年も来られました。

稜線に向かいます 荒島岳山頂が見えてきました

中荒島への急登です

中荒島岳とうちゃこ~

 山頂には沢山の登山者がおられます、ちょうどいたおねーさんにシャッターをお願いして、「お父さん私たちもお願いします~」と二人ずれのおねーさんにスマホシャッターを依頼されて最近はやりのバックショットを何枚もにやけて撮ります。(おうおううれしいのー)しかしおかしなものが流行りますね~若い人は(特に女の子)は大概何枚かはバックショットを撮っています。

山頂へ稜線です

とうちゃこ~、あの案内板もゆきのした

ランチタイム~今日は鳥なんばん お社が埋まって

 さて肝心の眺望の方ですが残念ながらアルプスの峰々がスッキリとまでは、やはり黄砂でしょうかはっきりと見えませんまあ白山はもちろん見えていますがそれもシャキ!とは写らないのですね~まあーこの時期の宿命とゆうかオヤジの徳の無さとゆうか致し方ありません。

東の方角、アルプス方面は見えません

南方面岐阜の山々は見えています

西の方面です。下に大野の町が

 北側斜面で風を避けてラーメン(今日は和そばです)タイムといたします。ゆっくりと休んでいつもと同じ時間ぐらいでしょうか13時ごろから下山します。上部ではまだそれほど沈み込みもなくヨタヨタと下ります。ドンドンと若い人達があっとゆう間にオヤジを追い抜いていきます。

さ~下山です こわ~3mぐらいありますクサレ穴

 オヤジは最近とみに下りがきつくなってきています。膝の関係もありますがやはり加齢から来るバランス感覚の衰えが顕著になってきました。もう本格的な岩場は無理かもしれません。(無理に決まってるやろ!何を今さらどこへ行くつもりやあ!)。

 ヨタヨタ、チンタラ、もちろん下りもシャクナゲ平はスルーして冒頭にいじられた通り遠足感覚で下ります。

もちが壁を降りてきました。ヤレヤレ

正面今回は踏まなかったシャクナゲ平

 どれぐらい降りてきたかポイントは覚えて」いないのですが山頂でシャッター交換下女性が一人で降りてこられて、「連れの赤い服着た娘みませんでしたかー」と聞かれました。「いや見ませんでしたが、ご一緒ではなかったのですか」「いや私だけ先に進んでいたので小荒島に行ってきたのですが」。

 どうやら最初からのお連れではなくあの山頂で知り合ったみたいです。そういえばオヤジが食事をしている上の斜面で同じく食事をしながら、今まで行った山の話をお互いにされていました。まあ自慢話とゆうか(行ったよーしんどかった)とゆう話で盛り上がっておられましたが「いや~そうですかお元気ですね~小荒島往復してもうここまで降りてこられたのですか、すごいですね~所で中出の方面のトレースはありましたか」。

 最初は何を聞かれているのかわからなかったみたいですが「いや~わからないのですがなかったように思います、そちらのコースもあるのですね」「そうですね~中出、佐開(さびらき)一番新しいのは下山からみたいです」(なに講釈たれてんねん!)話が終わり、アッとゆう間に姿が見えなくなりました、少しの急登を避けてシャクナゲ平をトラバースする老いぼれとシャクナゲ平から小荒島往復してオヤジを追い越して下山する若いパワーをうらやましく思いながらヨタヨタと老いぼれペースで下ります。

シャクナゲ平スルーしてチンタラ リフト終点跡に降りてきました

 15時を回ってスキー場上部に降りてきましたが、さすがに温度が上がり(4月中旬ぐらいまであがったみたいです)リフト最上部の登山口からはモグラたたき状態でへっぴり腰でヨタヨタが余計ヘロヨタになって降りてきました。

 16時前でしょうかいつものオヤジタイムです。もちろんあれほど停まっていた車は無くなり西に傾いた日が(おつかれさん)と慰めてくれました。

ゲレンデ上部に戻ってきました お疲れさんでしたあ~

 帰路も毎度の敦賀ICで降りて高島から湖西で戻ります。新しくできた道の駅荒島の郷には寄ってみたかったのですが、まあここで自宅から登山口までのポリシーを崩してはいけないと又今度寄ることにしてチンタラ戻ってきました。

 「カーチャンただいまあ~」は20時頃になりました。お風呂沸かして御飯食べずに待っていてくれました。いつもながら    感謝 感謝。


【 記:洛西オヤジ 】








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