京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比良 武奈ヶ岳 2022.06.05
親父の山歩き報告 NO.336

武奈ケ岳 山頂とうちゃこ~


日程:
・2022年6月5日 (日)    洛西オヤジ単独

アクセス:
・湖西道路―イン谷口ワンゲル登山口付近

コース:
・車デポ地の前の斜面を適当に登るーダンノ坊遺跡(ここで早くも間違えました)―正面谷と並行した北側斜面―途中から北側の斜面を登りP591へーカモシカ台―ダケ道(通常登山道)―北比良峠下降点―北比良峠―八雲ヶ原―イブルキのコバーコヤマの分岐―武奈ヶ岳山頂―下山はパラダイスコースで八雲ヶ原―天功摩崖仏―北比良峠広場―北比良峠登山口取り付きへ直下降―神璽の谷―イン谷車デポ地


 初心者オヤジ、又日曜日の山行しかも比良武奈となると、おいぼれ歩きで停滞迷惑をかけるは必定、全行程とはいきませんが、なるべく皆さんが歩かないところをヨタヨタと歩いてきました。



 今日は洛西オヤジです。くやしいじゃないですか!(なにがや)バイト中はズート好天が続き休みになると、雨予報が並んでしまいました。(まあ日頃の行いやなあ~、それと前回体調不良でひどい事になったので、しばらく山は自重せいとゆうことや)。

 仕方ないので午後から天候が不安定になる予報ですが、かろうじて比良は行けそうなので、以前から気になっていた二つのルート、ダンノ坊遺跡からカモシカ台への登り(一度だけ下ったことはあるのですが)それといつも眺めては思案していた、北比良峠からカラ岳(釈迦岳)分岐までの稜線(?)から、北比良峠神璽谷取りつき部への直下降です。まあどちらもあまり皆さん歩かれていないので、ちょっとはご迷惑ないならないかとゆう思いです。今回は久しぶりに近場なのでバイト先の鉢物に水やりなどをして(えらい余裕カマしてるやんけ)6時前ごろ出発です。

 イン谷には7時頃に到着となりました。今回は神璽谷から降りてくる予定なので、ワンゲル登山口前の広場に駐車しました。思ったより駐車している車が少なく、まだ10台もありません、やはり天候が影響しているのでしょうか、正面谷に向かう人、旧駅舎に向かう人ワンゲルに川を渡る人、オヤジは適当に目の前の斜面に取り付きます(どこ行くねん!)

ワンゲル登山道前広場。思ったより少ない ほな今日もボチボチ

 7時を少し回っていますが、先ずはダンノ坊遺跡に向かいます、(本当は赤いペンキが塗られた石が、チョコンと置いてあるところから取り付くと良いらしいのですが?)ヨタヨタ進むと正面谷入り口から来る本来のコースに出て、すぐに{ダンノ坊遺跡と屋敷跡、庭園跡}の分岐に着きました、実はオヤジ下山してきたときは、右の屋敷跡、庭園跡、の方から降りてきて、ダンノ坊遺跡まで進んで見学して戻ったのですが、今日はそのままダンノ坊遺跡に向かいました。

目の前の斜面に取り付きます 適当に進みます

 これが失敗で(あ~あ初っ端から相変わらずようやるの~)この分岐と同じ案内を上部で見かけたので、どちらに行っても同じだと思っていたのですが、ダンノ坊遺跡を過ぎて進んでも、前回見た案内の標識に出ません、おかしいなあ~と思いながら、あまりにもしっかりとした踏み跡ボロボロになっていますが、整備された落下止めの杭などがあり、なんの疑いもなくヨタヨタ進みます。

ここで右に進めば簡単に行けたのですが ダンダ坊遺跡

 そのうちにだんだん踏み跡もおかしくなってきて、どうも(おかしいなあーおかしいなあー)正面谷の左岸側を林道と並行して進んで来たみたいで、はは~んどうやらダンノ遺跡のところから間違っていたみたいやなあ~、まあ迷い慣れしているオヤジは気が付きます(阿保かあ!自慢になるかあ!)見てもわからないマップなど取り出し(わからんのやったら見るなあ!)まあそれなりに気休めの参考には(どうでもええねんどうすんねん、戻るんかい)

奥へ進みますが間違ってしまいました こんな立派な柵が、疑いもなく進みます

 いや唯一の目安P591とゆう表示がある、おそらく北側の稜線沿いのピークがあるみたいなので、斜面を適当によじ登って行ったらたどり着けるのではないかと、初心者オヤジは思ったわけでございます。(何開き直ってんねん!)しかし斜面をよじ登るといっても、まあしんどい事でございます。この頃こんなことばっかりしています。若杉につかまり斜面に這いつくばる様に登ること小1時間?ぐらいかなあ~、ようやく見覚えのある稜線に出てP591に着きました。ヤレヤレしかしなんやねん、あの親切な遊歩道みたいなコースは何處へ行く?コースやねん。

適当に斜面をよじ登りますがしんど~い P591に着きました~

堂満が左手上部に見えます 尾根をドガチャカ進みます

 さて見覚えのある稜線沿いをカモシカ台にドガチャカですが、下にダケ道が見えてもカモシカ台までは降りずに進みます。(えらい意固地になってからに)そうやいったん決めたからには俺も(わかった、分かった、男なんやろ、マドロスなんやろ、)そんなわけでクソえらい急登をカモシカ台に向かいます。何とか9時半ごろに到着、2時間ほどかかりました。

見覚えのあるロープです カモシカ台とうちゃこ~

 通常大山口からだと1時間ちょっとでしょうか、なにしているのやら、まあこの先は通常のルートをヨタヨタと、北比良峠から八雲を経てイブルキ経由で山頂に向かいます。めったに登りには歩かないダケ道ですが、ボランティアで整備いただいているおかげで、のぼりは(下り以上に)本当に以前に比べて楽に歩けるようになりました、感謝、感謝。

ダケ道をヨタヨタと 北比良のお地蔵様に挨拶をして

なんや咲いてる~ 北比良峠とうちゃこ~

曇って琵琶湖がかろうじて見えるだけ 八雲湿原で

同じくです 八雲ヶ原

イブルキノコバから取り付きます なんや咲いてる~

コヤマノ分岐です なんや咲いてる~冬道で

 通常の登山道に入ってからは何人もの登山者と行き交いますが、思ったよりは少ないかな~とゆう感じですが、ちょうど正午ごろ山頂に着くと、やはり沢山の登山者がおられました。風がちょっと冷たいですが、薄曇りですので適当に座り込んで、今日は焼きそばタイムです。前回にこりて今日は結構水分補給と、リュックを降ろしての休憩をしながらきました。前回のような気分が悪くなるようなこともなく、食後もゆっくりと13時頃から下山にかかります。

今日は焼きそばで~す。 下山しま~す

 今日はもう一つの北比良峠からの激下りが(のはず)控えているので、定番パノラマコースで八雲から北比良の稜線に向かいます。

パノラマコース定番 なんや咲いてる~

八雲ゲレンデ上部 このテープで左の斜面に降りましたが

 以前から気になっていた崩れかけた稜線のところにあるテープですが、どうやら下降ポイントの案内だと思われます。少し降りてみましたが、あまりにも急角度の、しかも花崗岩のザレでビビッテしまい引き返しました。もう少し先の天功摩崖仏の案内看板のところにもテープがありますので、入ってみますと、しっかりとした踏み跡があり進んでいくと、なんと立派な石碑があり大きな岩場の下に出て行き止まりとなりました。強硬に先に進むとどうなるか、行けたような気もしますが、又戻って北比良の広場に着きました。

戻って次はこの看板の左に入ります 思いがけないところに着きました

巨岩にはめ込まれた石標 下から見上げます

 一番北の端にテープなどはありませんが、薄い踏み跡のようなものが見られるので(よし行くかあ!と腹をくくって下ります)しばらく下ると古いテープが現れました、ただしその先はとにかく急なザレの斜面で、周りの木をつかみながら下ります、とゆうか滑りおります。やがて右に北比良峠下降点からの斜面がみえます、まあ何とかこのまま落ちれば目標の取りつきに出られそうです。結局広場から30分ほどかかって、毎度の登山口に降りてこられました。

又戻ってこの広場の北の端から下ります 古いテープが現れました

激下り~怖かったあ~ やっと沢に降りてきました~

おなじみの北比良峠取りつき部 神璽谷をヨタヨタもう暗くなってきました

 まあ別に特別花があるわけでもなく(通常のルートの方がズーと花は多いです)イチビッテいるだけとゆう感じでしょうか、ヤバイ印象だけが残るルートです。お勧めできません(当たり前じゃ誰が行くかあ!)さて時刻はもう15時を回りました、北比良の稜線であっちウロウロこっちウロウロしているうちに、時間がたってしまいました。通常の神璽谷ルートで戻りますが、毎度のコースになってしまうと、オヤジのヨタヨタ歩きがひどくなり(ホンマ極端すぎる、アカンで危ないで最後まで緊張感をもってんと)そうなんですよね~、わかってはいるのですが、さてイン谷に戻って来たのはもう17時近くなりました。

ヤレヤレお疲れさんでした~

 今回はまあイチビッタルートを歩いて何とか気を紛らしましたが、天候に恵まれないとゆう不運にめげないように、頑張りなさいとゆう皆さんの励ましを(だれが励ますかあ!勝手にしんどがれ!勝手に落ち込め!)わかりました、ジーと一人で耐えます。日々徳を積みながら  感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】









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