京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

2022年7月17日 比良 武奈ヶ岳
親父の山歩き報告 NO.342

山頂とうちゃこ~


日程:
・2022.07.17 (日)   洛西オヤジ 単独

アクセス:
・帰路の事を考えれば大原からの方がマシかな~と思い坊村へ

コース:
・坊村―御殿山コースー武奈ヶ岳山頂―コヤマノ岳―シャクシノコバ頭―南尾根―奥の深谷右岸ルートー口の深谷下降点分岐(明王林道分岐)熊檻尾根(勝手につけてる)明王林道口の深谷取り付き―坊村登山者用駐車場


 初心者オヤジ、足慣らしのはずが結局10時間の(祇園囃子になりました)(なんやあ!)(コンチキチン)(しょうもない事書くなあ!)。



 今日は洛西オヤジです。梅雨明けが宣言され、よし行くかあとリュック作ること2~3回、天候悪化、何が梅雨明けじゃ~ええ加減などうしてくれるんや!。このままでは、近所のコンビニにも歩いていくのがシンドクなりそうなので(知らんがな)足慣らしと言えば比良、とゆう訳で何とかかろうじて行けそうな17日、日曜日ですが、朝早い目にわざと烏丸通りを上り祇園祭の鉾を横目にチンタラ、大原から毎度の坊村とゆうことになりました。

 予想通り駐車場には沢山の車が停まっています。ほとんどが登山者でしょうか、いやいやこの時期は鮎釣りの人の車も多いですが、到着してモタモタと準備、何とか歩き出したとき、役場のすごいサイレンが鳴り響きました。7時のサイレンでしょうか、それにしてもお腹に響くような凄い音です。周辺の山で仕事をしている人に聞こえるようになんでしょうね~、歩いている時に何度も聞いたことがあります。確か正午と夕方17時?だったかなあ~(後で確かめることになります。)

 赤橋を渡ってヨタヨタ、ここから先はもう説明する必要はないでしょう、とにかく久しぶりの山歩きはシンドイものです。前後沢山の登山者、皆さん祇園祭見物と間違えておられるのでは?(阿保か!)ドンドン先に行ってもらいます、すみませんね~。

ほな今日もボチボチと 赤橋渡ってヨタヨタと

 老いぼれが邪魔をして、何度も、何度も、リュックおろして休み、休み、ようやく御殿山に着いたのはもう10時前になりました。御殿山まで2時間、武奈ヶ岳まで3時間のコースタイムは今はもう遥か昔の誰かの話で、下手したら山頂まで6時間ぐらいかかるかもしれないなあ~と、ペットボトル早くも2本目に手を付ける老いぼれであります。

シンドイので途中の写真無し、夏冬分岐 御殿山写真スルーワサビ峠

 西南陵に花は無く(あんたが、見つけられへんだけや!)ヘロヨタで10時半ごろに山頂とうちゃこ~となりました。沢山の登山者がおられます「すいません、冥途の土産に記念写真のシャッターお願いいたします、すいませんね~葬儀映えするようにお願いいたします」「ハイハイ、じゃもう一枚縦向きに顔をアップに、南無阿弥陀仏、ア~メン、(パチリ)」なかなか面白い方がおられます。

西南陵をヘロヨタ花見る余裕なし~ しばし休憩~沢山登っておられます~

 さ~下りはどうしょうか迷ったのですが、しばらく通行止めで歩いていない明王林道で降りたいなあ~と思い、小川新道か?イヤイヤ久しぶりにシャクシノコバ頭から熊檻尾根に(どこや?)降りるかー(やめたほうがええのんちゃうか、このまま御殿山へ戻り来た所を降りたほうが)ええねん久し振りやんかーと、やめりゃ良いのにコヤマノ岳に向かいます。

コヤマノ岳とうちゃこ~ クラウン様に敬意を表してご挨拶

 途中冬道で下山中、若いおにーちゃんが迷って(?迷うわけないやろ)いやいや夏道上の行き止まりのところで「すみません下山はどちらでしょうか」「あ~まあーどこからでも同じです、適当に下に向かえば、イブルキ分岐に着きます」(え~加減な)ちょうどイブルキの分岐で一緒になったので「どちらへ降りるの?」聞くと中峠から金糞峠に降りたいとの事でした。「あ~じゃ~このまま、まっすぐコヤマノ岳を越えて中峠に向っていけばOK」です。(もうちょっと親切に教えられんか)

 案の状、コヤマノ岳からしばらく進むと先ほどのおにーちゃんが「間違えました、と戻ってきました」「いや、いやこのままでいいよ~」「いや、どうも来た時と違うみたいで」ありゃ~オヤジも間違っているのやんか、南陵に入っているやんか、トホホ面目ない「あ~違います、私もついこちらに来てしまいました」以前はあまり南陵への取り付き口もわからなったのですが、今ではこちらが主流になっているみたいですね~(フンなに言い訳してるねん)

 お互いに連れ添って中峠へ、お兄ちゃんは伊吹の麓、上野から来られているみたいで「へ~おひざ元やなあ~伊吹はもう飽きたんか」「いやそうでもないですが、ここしばらくはあちらこちらの山に行っています」聞くと最近は白山や南の鳳凰、に行ったとか、暫し北や南の話をしながら中峠まで降りてきました。オヤジも何とか、最近では北アルプスや南アルプスの大概の山の話も出来るようになりました。いや逆に懐かしく聞かせてもらえるようになったとゆうのが本当のところでしょうか、ふっとまた行きたいなあ~とゆう気分になってしまいます。(もう無理、無理、)

 さておにーちゃんと中峠で分かれて、オヤジはシャクシノコバの急登に向かいます、ピーク到着がちょうど正午となりました、お昼御飯にしましょう、今日はカップ?なんや?うどんで~す。貴重な水を使ってコーヒも沸かして、シリカリガリガリ?(なんや?)まあカロリーメイトみたいな食べてる本人が判っていない、ドラッグストアーのワゴン商品を食べて(どうでもええ説明するなあ!)

中峠とうちゃこ~ シャクシノコバ頭でお昼にします

今日のお昼御飯で~す 南尾根に下ります

 食後又ヨタヨタと目の前の尾根に進みます、ここも以前は、ほとんどバリで取り付きがわかりにくかったですが、今は結構わかる踏み跡が出来ています。尾根をドガチャカですが、ものの10分ぐらいでしょうか、今までどんよりとしていましたが、ついに降り出してきました。邪魔くさがりのオヤジが雨具を(上だけ)着込むぐらいですから、結構な雨足です。

いきなり降り出してきましたあ~ 古いテープですが最初は頼りました

この石組が目印だったのですが アカン此処は又あかんがな
(なんやねん)

 まあ予報通りですが、久し振りです雨具を着込むのは、武奈山頂は大変でしょう、まだオヤジが歩いているところは、上部に木があります。やがて杉の植林帯に入り(ここでもまたチョンボ)踏み跡らしきものにすっかり気を許し(雨に気おとられてしまったこともありますが)又やらかしました~。

 右の斜面に入るポイントを過ぎてそのままドガチャカ、途中でアカンがなこのままやったらまたあの大牧からの深谷右岸コースに出てしまうがな、(もう遅い)雨は物の15~20分ぐらいで止みましたが、問題は下山ルートの修正ですが、結局そのまま又深谷右岸コースに降りました、それはそれで仕方ないのですが、問題は最近ほとんど歩く人がいないみたいで斜面の踏み跡が消えているところが多く、何より何か所も(4~5か所)ある沢筋の渡渉がもう大変な状況になっています。

結局又4恐怖の右岸コース
こんなロープでやばすぎです
ようやく深谷降り口鞍部
本来は上部から降りてくる予定でした
1時間半以上のロス

案内標識もえらい事になっています 右に落ちると口の深谷です
赤いテープが見られます

 以前から厳しい状況でしたが、ザレの斜面にロープがぶら下がっているだけとゆう状態で、益々厳しい状況になっています。これは通行禁止にしたほうが良いのではとゆう状況です、最もあまり歩かれないのか、忘れられたコースになっているのでしょうね~(自己責任で行けばあ~)とゆう感じでしょうか。

 老いぼれオヤジ必死のパッチで悪戦苦闘、口の深谷下降出会いの鞍部にたどり着くまでシャクシノコバから3時間もかかりました(前回の倍以上かかった~)間違わなければ1時間ちょっとで降りてこられたはずなんですが、まあそれよりも無事にたどり着けただけでも良しとしましょう(お前、いつもそんな事ゆうてるなあ~)後は久しぶりにクマサン檻やちょっと寄るのが躊躇われる小屋を横目に明王谷林道に降りてきました。

懐かしいクマサン檻 この雰囲気で寄るのは勇気がいりますね~

明王林道に降りてきました ヨタヨタと坊村へ戻ります

伊藤新道取り付き
今度久しぶりに行くかあ~
右の上部からトラバースしてきました

 少し先が牛コバですが、長い事踏んでいませんね~、今度行ってもいいかなあ~と思いながら、チンタラ、チンタラ、明王谷林道を戻ります。最後のUカーブでいつものエスケープで神社の詣内に降りて、いつもの側溝流れで靴、ストックジャブジャブ。明王院の方で修験者さんたちが集まっていますが、何かあったのかな~。

なんかやったはる~ この時期の風物詩ですね~

 後は葛川対面の駐車場にヨタヨタ戻ります、橋を渡っている時に又あのお腹に響くサイレンが鳴りました~、17時とゆうことはちょうど10時間歩いてきたとゆうことですか、(ようやるのー、山頂往復5~6時間のはずやろが!)まあ致し方ございません、

 車に戻って手袋外した途端、ウワ~うわ~(なんやねん!)真っ赤かですがな、そりゃ雨上がりの斜面這いつくばって歩いていたらヒルかて(こんな老いぼれの血吸いとうないけどなあ~)と思いながらも吸いやがって!まあ久しぶりの献血でした。

ヤレヤレお疲れさんでした~

 しかし最近はイン谷の方からが多かったので、久しぶりに明王林道は懐かしかったです、次は何處かへ林道から取り付いていきますか~久しぶりの山歩きドジッてばっかりでしたが、無事に歩いてこられました。  感謝 感謝

■ 追記
あまり歩かれなくなった奥の深谷の右岸大牧ルートは本当にヤバイことになっています、OKAOKAでは一番最近では長岡山人さんが報告されていたと思いますが、もう一段荒れ方がひどくなっています、オヤジが初めて踏み入った時は案内板もしっかりと立って、コースのあちこちに手作りながら補強などがありましたが、ただ今のところやたらぶら下がっているロープはかろうじて頼れるのが救いです。(かろうじてかい!)頼らないと非常に困難を極めます。アドベンチャー好みの方はどうぞ、責任は持ちません。(だれが行くかあ~)

【 記:洛西オヤジ 】







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