京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

台高山脈薊岳~千石山 2022.06.27
親父の山歩き報告NO340

明神平上部です


日程:
・2022.6.27 (月)    洛西オヤジ

アクセス:
・京奈和―南―桜井―(R166.R165)―大宇陀―東吉野―大又林道登山者用駐車場。(前日車中泊)

コース:
・大又林道登山者用駐車場―薊岳登山口(鉄階段)―上部稜線―リュックデポって薊岳往復―前山―明神岳―笹ヶ峰―瀬戸越―千石山から撤退―同じルートで明神平に戻るーテン泊のつもりでしたが天候悪化の為そのまま下山。



 初心者オヤジ何とも中途半端な歩きで一番の核心部に足を踏み入れることなく撤退。報告するのがお恥ずかしい。




 今日は洛西オヤジです。久しぶりに奈良方面へ、やはりこの時期オオヤマレンゲですかね~、でもひねくれ老いぼれは今年の目標台高山脈に向かいます。できれば明神から池木屋山まで往復をとゆう思いで、もちろんテン泊(いやツエルトか)を考慮して前日のうちに毎度おなじみ大又林道の駐車場に入ります。

 今回は明神平からではなく先ずはいったん頭の上の薊岳を目指してそのあと明神岳から稜線を歩く予定でした。薊岳は以前(何年前?)笹野神社から取りついた事がありますがそれ以来です。5時前ごろからゴソゴソ準備もちろん着替えからですので時間がかかります。

 出発は6時半ごろになりました。その時オヤジの車の隣に一台車が停まってソロの男性とワンチャンがさっさと準備をして先行していかれました。いやその手際のよい事、オヤジのモタモタ準備とえらい違いです。

 先ずは林道を200mぐらい先の鉄階段(案内はないです)薊岳への取りつきに向かいます。ここはなぜか以前取りついた反対側の国見への稜線取りつきといい案内が全くないです。それはともかくリュック久しぶりのテン泊用、水が悩ましいところで4,5Lをリュックにぶち込みましたがさすがに15Kを越えてしまいました。

約200mぐらいでしょうか薊岳登山口 朝一からしんどい事でおマス

挨拶しながら励まされ キツイーリュック重い~

 もう最近では20Kは無理です。朝一いきなりから上部の稜線への急登は予想はしていましたがキツイ~。ヘロヨタで何とか稜線に乗れたのは2時間半もかかった9時過ぎとなりました。少し薊岳より前山寄りにヨッコラショとゆう事になるので一応薊岳に敬意を表しにクソ思いリュックをデポッて往復します。

何とか稜線に着きました~

お久しぶりです。奈良の山に神出鬼没 リュックデポって薊岳へ

山頂直下です 西の方角に奈良の南部

薊岳とうちゃこ~

 少し進んだところであの駐車場で先発したワンチャンずれのソロの男性と遭遇。もう明神平から回ってこられたみたいで薊岳まで行って戻ってくるそうです。いや~ワンチャンも頑張っていますね~早いですー。案の状オヤジが前山でヘタレているともう薊岳から戻ってこられました。

戻って前山に向かいます 前山にとうちゃこ~

 ワンチャン大好きオヤジは記念写真をワンチャンとツーショット、犬種はイマイチわかりませんが10歳ぐらいの男の子(もう子じゃないなあ~)でした。予定ではこの後桧奥峰に行くつもりだったそうですがあまりの高温でワンチャンに早く水遊びをさせたいので明神平に降りていかれました。そうなんですね~とにかく暑いです。

ワンチャンと記念写真 本日唯一花と言えます

明神岳とうちゃこ~
今回の予定のコースで最高峰なんですが
ここから先は未踏です。千石山へ

 その後オヤジはヘロヨタで明神岳11時半ごろ、笹ヶ峰12時と進みラーメンタイムとしますが、問題は水ですね~やはり相当飲みます。飲まないとヤバイです。

注意しないと迷います。テープしっかりと 先ずは笹ヶ峰です

 昼食を終えた時点で3Lの水ですが池木屋山付近での水の状況がわかりませんもちろん時間かけて沢に降りれば確保できるのでしょうが情報がありません、不安を抱えたまま、瀬戸越から千石山に着きました。時刻は14時です。

瀬戸越とうちゃこ~

お~懐かしい 千石山への登りです

千石山とうちゃこ~

 さて一応予定通りですが(池木屋山付近でビバークの予定でした)ここから池木山までオヤジ歩きだと3時間半から4時間かかるはずです。問題は水が確保できるかですが緻密な情報がオヤジには無くこの暑さだともし確保できなければヤバイです。

 (どうすんねん!)(今日は出てこんなあ~と思っていたらやっぱり一番迷うところで出てくるんやあ)、暫し迷う~よしここまで~撤退~(フンヘタレ!)きっかけは遠くで雷の音がしました。西の方角の大峰の峰々の上に暗雲が見られます。(自分の都合のええ時ようにゆうとるな~)。

水の心配がなければ進めるのですが 戻ります

なんだか曇行きが怪しく遠雷も えらいガスッてきました

 明神平に戻るオヤジの頭上にゴロゴロ音がしだして冷たい風が稜線を吹き抜けます。暑さから解放されましたがドバ!と降り出すかなあ~と覚悟しながら(邪魔くさいのでリュックカバーも準備せずに)老いぼれ精一杯頑張って(知れてるわなあ~)ちょうど亀が水槽から拾い上げられて地面に置かれた時みたいな、(ようわからん~)急ぎヨタヨタで明神平に戻ってきました。

 明神平ではツエルトが一張りはられていました、まだ何とかひどい降りにはなっていません、休憩舎のところに若い男性が休んでいます、どうやらテン泊の楊ですがこの天候でセッティングをためらっているようです。

明神平に戻ってきました
ツエルトが一張り
休憩舎の中からいつもの山荘小屋

 オヤジも降りてくるときはツエルト泊するつもりでしたが、なんだか邪魔くさくなってエ~イもう下山してまうかあ!。時刻はちょうど16時です、2時間かかっても暗くはならないでしょう、若い男性に「降りるわあ!」と告げて老いぼれ急ぎのヨタヘロで下ります。

 水場のところで思い切り飲んで500mぺット1本に補填、持っていた水およそ3Lほどを全部流して下ります。3K軽くなるとゆうことはこんなに楽なんやあ~思えばテン泊もせんとクソ思い15Kからのリュック担いで今日1日歩いていたんやあ~。

 あほらしなって来たあ~(すべてあんた自身の不徳の致すところです、もう一回言わせてもらうと、フンヘタレ!)雨は何とかリュックを少し濡らす程度で(雷や風の状況ではもっと降られると思って覚悟しましたが)助かりました。

水場です。500mペット一本にします 谷筋の沢ではこんな暗さです

ヤレヤレ天気は何とかもってくれまし 戻ってきました

 駐車場に戻ったのは17時30分、まだ十分明るく降りてきて正解でした。さて(なんやねん)この後どうするか、先ずは定番のやはた温泉に浸かってその後予定変更したことですし、大滝の道の駅に向かい車中泊して明日レンゲを見に行くかあ~と(ホンマあんたはいきあたりバッタリやなあ~計画性とゆうのが感じられんなあ~)。

お疲れさんでした~

 そんなことを考えながらやはた温泉でいつもの貸し切り状態の湯船につかっていたら、もうええわあ~帰ろ~(一体どうするねん!ゆうてることがメチャクチャやんけ)。温泉に入る前にはカーチャンに「明日帰ります~」とゆうていたのが温泉から出てきて「今晩帰ります~」カーチャン「好きにしたらー、どうでもええけど車運転は気おつけんとあかんで~」「ハ~イ」、そんなわけで恥ずかしながら洛西オヤジ生き恥さらして22時ころ帰宅となりました。

 今回の反省、もう15K以上担ぐのは無理です。したがってテン泊の場合、水の確保が大事で水情報が特に夏場は大事ですね~(今更何を初心者ぶってからに、イヤイヤそうかあ~あんたいつまで経ってもホンマに初心者オヤジなんや、なるほどなるほど)。

 今回はまあ何とも気乗りのしない歩き、お恥ずかしい報告、ただやはた温泉のおねーちゃんに聞いたところ16時から17時かけてしっかりとした夕立があったとの事で明神平付近でズブ濡れになっていてもおかしくない状況だったのは確か見たいです。     感謝  感謝

【 記:洛西オヤジ 】










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