京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

藤原岳大貝戸(表登山道) 2022.03.24
親父の山歩き報告NO326

避難小屋から藤原岳山頂方面を望む


日程:
・2022.03.24 (水) 晴れ   洛西オヤジ 単独

アクセス:
・名神―新名神―東海環状大安(現在の終点)
・いつも迷います、菰野で降りてもあまり変わらないと思うのですが、つい癖で最後まで乗りました。
コース:
・大貝戸表登山口―8合目から冬道―9合目―藤原山荘―藤原岳山頂―下山も冬道で完全往復


 初心者オヤジ鈴鹿の愛宕表参道に行ってきましたあ~(なんや分からん)雰囲気がそっくりな登山道でコースタイムも同じぐらいです(ちょっと言い過ぎ)。



 今日は洛西オヤジです。ボチボチと鈴鹿も積雪が減ってきたかな~。調べもせずに自分勝手な思惑でまたしてもマンネリの福寿草詣での報告です。近年とみに登山道では姿を見せないようになってしまいました。

 早春の福寿草は藤原岳の代名詞でしたが、今回も孫太尾根で行くほうがご対面の確率は多いように思うのですが。残雪の具合も気になりますのでお手軽表登山道で行くことになりました、(お前この頃お手軽ばっかりやなあ~)。

大安IC付近からの伊吹です 306この交差点から左に大貝戸へ

 以前は裏(聖宝寺道)で登り表で降りてくるのが定番でしたがもう飽きたとゆうか表道は取り付きに車を停められるので老いぼれに向いています。そんなわけで大貝戸の登山口駐車場に7時ころ着きました。

ほな今日もボチボチと(ワンパタ~ンやなあ)

 もう上の駐車場はほぼ満車です、平日ですがなかなかの人気です、福寿草人気?どうもそれだけとは思えないのですが、オヤジも適当にモタモタ準備7時過ぎに半ごろか?スタートしました。

とりつきの神社神武神社です 二合目お不動さん。コンニチハ~

 グループさんが多く皆さんドガチャカドガチャカ出発していかれます。なんの変哲もない本当に愛宕の表参道を登っているような錯覚に陥ります。二合目にお不動さんがあり、三~五~八合目裏道との合流地点まで鈴鹿名物の案内に導かれてしんどい事でおます。

5合目通過~しんどい 名残の残雪を横目に

ようやく8合目に着きましたあ~

 さてここから(ここまでほとんど残雪らしきものは無し)ですが以前は夏道で(右)に九合目に向かうのが普通でしたが冬道の急斜面に向かいます(なんでやあ)もちろん福ちゃんに逢いに行くのです、(気持ち悪いやっちゃな~)。

右夏道、左の急斜面に向かいます(冬道)

 コベンケイソウの新芽は至る所に顔を出していますが、気おつけないと踏んでしまいそうになるぐらいです、が福ちゃんはなかなか顔を見せてくれません。

急斜面できょろきょろ、無いなあ~ ヤマネコノメソウ

 九合目の分岐が見える少し手前の岩場にやっと少しだけ咲いていてくれていました。どこででも見られる福寿草ですがこの状況で見られたあ~とゆう満足感だけでしょうかね~、しかし去年よりもまた少なくなっているような、これからなんでしょうか、花オンチのオヤジにはよくわかりません。

 オヤジがリュックおろしてへたくそ写真を撮っている時も何人かの登山者が頭の上を通っていきます。誰もとゆうか見ていてもあまり気にせず通過していきます、そうかーあまりその人たちにとっては福寿草がどうのこうのは関係ないのでしょうね~

フクジュソウ

フクジュソウ

 さ~もう今日の目的はほぼ終わったので帰ろうかなあ~(え~おまえそりゃなんぼ何でも)そやかてこの先しんどい急登やでおまけにアイゼン履かんとアカンみたいやしな~。

9合目合流です 員弁方面駿河湾は見えません~

 (ゴチャゴチャゆうてんと行かんかい!イヤヤなら山に来るなあ!)しぶしぶチエン装着やあ~。積雪が緩んで歩きにくい斜面をヨタヨタ小屋に向かいます。

この先の急登がいややねん~チエーン装着~

は~何とか避難小屋とうちゃこ~

 10時半ごろに避難小屋とうちゃこ~、トイレだけ済ませて山頂に向かいます。さ~正面に向かいましょう~ホンマはどうでもいいのですがまあ朝の歯磨きみたいなもんで、(なんや?)やらんと(行かんと)なんか落ち着かんとゆうか気持ち悪いとゆうか。

 もちろんチエーンはそのままですが積雪が少なくなってくるとご存じチエーンアイゼンダンゴで歩きにくい~!。山頂直下の急登が一番きつかった~ダンゴの野郎コンチクショウ~(知らん人見てたらなんのこっちゃわからんで~)写真見てくださいーチエ~ンアイゼンは積雪がある程度あればよいのですが泥が混じると極端にダンゴが高下駄状態になります。(わかったわかった!)

山頂到着~何にもみえへ~ん

 30分近く掛かって山頂とうちゃこ~又展望あらへん~(もうあきらめてる~オヤジが来たら絶谷(最高の展望です~)などゆうコメントは無いです、ハイ!絶たい無いです!(威張るなあ!しょうもない事で、日頃の徳を積んでから登ってこい!)相変わらず風強く寒いのでそそくさと小屋に戻ります。

北東の方面 南東かな?

西の方面いずれも遠くまで見えない チエ~ンダンゴです~あるかれへん

 11時30分ぐらいでしょうか小屋の中は結構密状態、グループさんがワイワイ、オヤジは迷いましたが2階に登ります、幸い誰もいません貸し切りです。(土足厳禁やぞ!アカンやろ!バカタッッタレ!)すぐにこの後脱ぎましたあ~すみません~(ホンマか!)ホンマです~神様に誓います~。

 2回は土足厳禁なんで邪魔くさいので敬遠されるみたいです。オヤジは入り口の見えるところにリュックを置いておきます)こうすると後から来た人はあーもう二階もいっぱいなんやと思うみたいであきらめて登ってきません(お前そりゃアカンやろ、優しさが無いやんか、自分だけよければええとゆう考えは山では絶対アカンやろ!)。

 いつもこの小屋はそうなんです、早いもの勝ちとゆうか知ってるもの勝ちとゆうか(お前はもう山に登る資格なし!除名!抹殺!)ユックリと貸し切り状態でラーメンタイムとします。

 さて正午回ってゆっくりと下山です、毎回この時期九合目あたりまで下るのに難儀します。

避難小屋2階です さ~下山です。~温泉、温泉

 とにかく雪と粘土質の泥とが混じりへっぴり腰でもちろん登りよりも時間は倍ぐらいかかるのではないでしょうか、前方の方で何人かしりもちをついてズボンのお尻を泥だらけにしている人が見られます。

 そんなモタモタしているオヤジをいかにもオリャ~ベテランじゃあ~とゆう雰囲気のおっちゃんがカッコよく追い抜いて(おりゃ~こんなもん大丈夫じゃあ~なんじゃいこんなくだりは~雪あらへんじゃあろがい)の雰囲気でしたが、ドテーうわ~うわ=大丈夫ですか~泥田スキー状態4~5m滑り転がり、尻からリュックから泥まみれ、あ~あ、まあ汚れるだけで大事には至りませんが、そのあとは懲りたのかヨタヨタ降りていかれました。

 何となく気分がスーとしましたが(オイオイ、そんな事書くなあ!)オヤジも同じことになるのはいやなのでなほもゆっくり9合目に降りてきました、迷いましたがもう一度指名したカワイイ娘に鼻の下を延ばしたオッサンは逢いに行くことにしてチップを弾みそっと手を握り、(は~ええ歳こいて何してんねん)冗談やがな、その後そのまま冬道で8合目に降りました。

ドタドタの泥田斜面、時間かかるかかる

8合目までヨタヨタ降りてきました

 8合目で一瞬裏道の方に目をやりましたが(行くわけないやろが!)そうなんです、もうオヤジ今回気持ちは温泉、おんせん、です、やっと全国的にマンボウー(魚かあ!)解除されたので今回は絶対に下山したら寄るつもりで(今回の山行の目的の大部分を占めています。)(難儀なやっちゃなあ~)。

 珍しく下山で3~4人抜いて(え~最近下りも登りと同じ時間かかるんちやうのんかい)いや今日は温泉温泉ドガチャカドガチャカです(なんや分からへん~)。

 ところで6合目ぐらいで、下から大きなリュックを背負った高校生ぐらいの団体さんが登ってこられました総勢20名ぐらいでしょうか(後でわかりましたが19名だそうです)どうやら小屋付近でテン泊みたいです、元気に挨拶をしてくれました、いいですね~涙が出てきます、若者をみていると、早く成人して年金オヤジの面倒を見てくれよー(何心配してるのや)いや年金生活の財源です。(阿保かあ!)。

ケルンもう一つありました 総勢19名の高校生グループです

 何處の学校か聞き忘れたのですが、そのあとしばらく下ったところで高齢の男性と大きなリュックを背負った女性が休んでおられました。男性がカメラを持っておられたので「福寿草ですか^」とお聞きしたところ「まあそのようなものですが」とゆうことでオヤジが冬道に咲いていましたとゆうと、よくご存じで、なんと先の高校生の引率の先生みたいです。

 先週は孫太尾根で花の状況を見に行かれたとゆうことで地元の大変なベテランさんでした、冬道に咲いていたなどえらそうにお恥ずかしい事言いました。赤面。「昔は小屋のまわりにもいっぱい咲いていました最近は本当にもうほとんど見かけなくなりました」と嘆いておられました。

 先週も孫太尾根の方が花目当ての登山者は多く、例のお墓の前の駐車場は満車状態だったみたいです。近年やはりネット情報で花目当ての人は孫太尾根がメインになってきているみたいです。もうオヤジなどには行けるわけないですがキムケンさん今年も挑戦楽しみにしていますよ~。

無事に降りてきました~ お疲れさんでしたあ~ほな温泉へ

 さて14時過ぎに珍しくまだほとんど満車状態の駐車場に降りてきました。(ホンマ現金な奴やで~)もちろん久しぶりに湯の山温泉定宿(嘘つけ!ホテルが迷惑するわあ!)グリーンホテルの日帰入湯にいそいそと車を走らせました。

 此処は本物のかけ流しで湯量が半端でないのが気に入っています。風情的にはイマイチですがシンプルで大きな浴槽が露店も含めていくつもあるのでゆっくりと混雑気にせず入れます。

 帰路はいつもはスカイラインを経由して土山へ出て帰るのですが、まだ冬季閉鎖中で開通していませんので菰野ICから帰ってきました。

 カーチャンただいまあ~は19時過ぎでした。まあ見ていただいている方にはまことに申し訳ないマンネリ定期公演でコースもお手軽ハイキング愛宕山みたいなものでしたすみません。しばらく諸般の事情で再冬眠に入ってしまいます。次の目覚めがいつになりますやら。  先ずは無事に歩いてこられたことに 感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】








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