京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

御在所岳 北西尾根周回
2022.06.08 親父の山歩き報告 NO.337

山頂定番位置から自動シャッター


日程:
・2022.06.08 (水)   洛西オヤジ

アクセス:
・名神―新名神―甲賀土山IC―県道9号―青戸ダムーR477鈴鹿スカイラインー武兵峠登山者用駐車場

コース:
・登山者用駐車場―いっぷく峠登山口―いっぷく峠―沢谷峠―御嶽大権現(郡界尾根とゆうらしいのですが?)―望湖台―地獄谷―上水晶谷―北西尾根取り付きー北西尾根(P1066)―御在所西峯―県境モニュメントー通常武兵峠下山口―武兵峠―登山者用駐車場


 ◆冒頭にお詫びと訂正をさせていただきます。報告NO.334とNO.335(いずれも御在所岳報告です)文中南西尾根と書き込んでいるのは、北西尾根の間違いでございます。西峯あたりで遭遇した方の言葉を(聞き間違えたかもしれません)そのまま信じて書き込みました、すみませんでした。初心者オヤジ、思いがけないてんくらA評価に、秋まで休むつもりだった御在所ピクニックに、イソイソと出かけてきました。冒頭のお詫びに関係ありますが、信じられない偶然の出会いがありました。




 今日は洛西オヤジです。今週は平日は天候がイマイチで、山行は無理だろうなあ~と思っていたところ、急にてんくら予報で行けそうな感じになって、特に安定しているのが、又御在所方面となるのでマンネリ感は否めませんが、ヨタヨタと歩いてきました。

 通常少し早い人なら半日で回られるかもしれないルートですが、例によって老いぼれ歩きでわかっているポイントになると、極端にヨタヨタと甘えた歩きになり、結局7~8時間のいつもの歩きとなりました。目的はもう一度地獄谷の再リベンジ(今回は下ってみたい)と、北西尾根(前回まで、南西尾根と思っていました)上水晶谷から取り付いてみたい思いで、ヨタヨタと6時ころから自宅を出発です。

今日も青戸ダムの朝景を見ながら ほな今日もボチボチと
(又冬衣装になったなあ~)

 それほど混まずに市内を抜けて、毎度のパタ~ン、でR477の登山者用駐車場に着きました、さすがに平日誰も停まっていません。これほど違うのですね~、モタモタ準備をしていると車が一台入ってきました、同じくらいに駐車場を出発、そのソロの男性はトンネルの方に向かわれました。オヤジは最近のトレンド(フンしらこい)雨量計登山口からいっぷく峠に向います。

スカイラインをヨタヨタ戻ります 雨量計いっぷく峠登山口

よく見ると案内が?ありました まずすぐにこちらの沢を渡ります

よたよた朝一からしんどい事でおます いっぷく峠とうちゃこ~

 今日は沢谷峠から御岳大権現に初めて登ります。途中で若い男女3人組が上から降りてこられました。聞くと武兵峠から通常登山道で山頂に行き、大権現社から降りて来たとの事。この後、沢谷峠から東雨乞、雨乞岳に向かうとの事、なるほどね~、何も国見峠から水晶谷に入らなくてもいいわけです~、皆さんいろいろなルート設計で歩かれます。オヤジのような思い込みばかりの歩きは、もう時代遅れです。最近御在所通いをしてつくずく思います。

5分で沢谷峠です ドガチャカ登ります
後で聞いた郡界尾根

この岩が見えるともうすぐです 御岳大権現お社とうちゃこ~

 さて何とか御嶽大権現に着きました、すぐに山頂に向かいます。もちろんそのまま望湖台に進んで、今日の第一目標地獄谷に落ちます。前回のあまりの体調不良で地獄めぐりも(何をしゃらくさい)十分楽しめなかったので、今回は慎重にルートを確認しながら進みます。

四日市方面 直ぐに望湖台へ

下から見上げる展望台の大岩 左の谷筋が地獄谷みたいです

 テープは上部のややこしい所にはほとんどありません、ただすぐに小さな沢が現れました、それに沿って(急斜面で簡単ではありませんが)下るとよくハンバーグ岩として(見えないこともありません大岩)有名なポイントに出ました、前回はここで間違って左に(下から見て)入ってしまったのです。右が正解でした、なるほどキツかったはずです(バリに右も左もありませんが)。

慎重に下ります。テープはありません 下流から見るハンバーグ岩です

なんや咲いてる~ 水晶谷が見えてきました~

 分かってみるとナンヤあ~ですが、なかなかオヤジのような初心者には難しいです、ましてあの体調では判断力も(そんなんあんたにはナイナイ)後は慎重に水晶谷の出合いに落ちていきます。出合いに出て次は北西尾根の取りつきです。前回に大体の目星はつけていますので、まあ焦らず時刻もいつの間にやら正午になっています。

地獄谷出合、ここしばらくで3回目です お昼御飯(おまえ日清の回し者かあ!)

 根の平分分岐付近でお昼ご飯を頂きます~。ゆっくりと休んでしかし平日とゆうのはほとんど登山者に会いませんね~。皆さんどこを歩いているのですかね~、さて食事を終えてゆっくりと午後の部スタートです。

上水晶谷分岐でお昼飯飯 以前はこんな渡渉ワクワクでした
今は怖い~

北西尾根とりつきの目印、案内はなし ユウレイの子供の学校見たいです

 目星をつけていたテープのところから、急斜面をヨタヨタです。やはり一番上部の稜線ピークに出るまではテープはないのですが、何とかピーク1066の案内表示があるピークに着きました。ここでオヤジは大ショックを受けます。

ひたすら我慢のヨタヨタです え~南西違うの~北西!ショック

 案内は{御在所北西尾根P1066}となっています、え~南西やないの!北西尾根なんや、しかしちょっと方向が山頂からすると北西?かなあ~、むしろ南西のような気がするけどなあ~(あんたの方向オンチは極め付きやから、北も南もわからへんのや~)確かにあの名古屋のグループさん「南西尾根を登ってきました~」と言われた気がしたのやけんど、聞き間違ったのかなあ~、半信半疑先に進みます。【尾根の方位は山頂から山麓にかけての方位、御在所南西尾根とはいっぷく峠方面へ下る尾根】

ひたすら稜線を進みます 展望が開けました

西峯です。ここでも青赤横線の案内 東の方面が前に開けています

 稜線その先は今度はめったやたらとテープが現れます。なんじゃいなこれはです、一番最初に津の男性と地獄谷で間違って急登して取り付いたポイントも、すぐに現れ後はもう見覚えのある尾根筋をヨタヨタと進みます。何か所か下の地獄谷から登ってくるポイントらしきテープもこうして落ち着いて歩くと何となくわかります。

 おそらくオヤジが取り付いたポイント以外に、2か所はあると思われます。又秋にでも挑戦しますか(無理無理、もう老いぼれています)半年でかいな、そりゃちょっと寂しいやんか、あほな事ゆうてるうちに西峯を過ぎて県境のモニュメント広場に着きました。

なんや咲いています~ 県境モニュメント広場に着きました

記念写真は自動でチーズ(しょうもない!書くな)

 さすがに此処は登山者?観光?そこそこ人が見られます。リュックおろしてゆっくりと乾パン(古いなあ~戦時食かい)など食べてさ~、又どこから戻るか、久しぶりに通常の武兵峠コースで降りますか~(好きにしたらええがな)ヨタヨタと通常の武兵峠コースから下り出しましたが、ちょうど最初の巨岩群の岩場のところで、何やら男性が作業をされています。

 見ると{天指岩}とゆう案内標識を取り付けておられます、目の前に天を指さすような巨岩が立って、なるほど良いネーミングです、どうやら御在所付近の案内板はこの男性が相当設置されているみたいで、特徴は赤と青の上下の横線で今日も今まで北尾根ピークや西峯、沢谷峠などで見かけてきました。

久しぶりに通常登山道で武兵峠に この案内標識をつけておられました

 挨拶をして少しお話を聞かせてもらいます、青と赤の横線が入った案内はこの男性の掲げたものです。とゆうことで早速北西尾根の件を聞いてみます。「あの案内は私がつけたもので、そのあとの西峯もそうです。北西尾根とゆうのはもう定着とゆうか、昔からそう呼ばれています」とゆうことです、「南西はむしろ、御嶽大権現から沢谷峠への尾根の方が、南西に近いと思います」とゆうことで、因みに御嶽大権現から沢谷峠-いっぷく峠、三人山―東雨乞の稜線は、郡界尾根と呼ばれていたそうです。

天指岩とゆう銘々、なるほど、なるほど こちらはいつもながら岩場が多い登山道

 ついでにオヤジ「あの~三人山への途中にもう一つの沢谷峠とゆう案内を見たのですが、どちらが沢谷峠の本籍?なんでしょうか」「ああわかります、テープに書いてあるやつでしょう、私にもわかりません、あちらが本物と言えばいえますし、ただ県の案内板と私の案内とは、いっぷく峠の下になります。」なるほどここしばらくの疑問、今日初めて知った疑問が、この男性に偶然にも遭遇したことで(あるんですね~こんなことが)一挙に解決しました。

 お礼を言って武兵峠に下りました、こちらの方がワイルドですね~時間がかかります、何とかトンネルの上から武兵峠に降りて、チンタラR477に降り立ちました。車はもう少し先の駐車場です。

武兵峠とうちゃこ~ 定番トンネルの上からのショット

 そういえば武兵峠から鎌もしばらく行っていませんね~、朝出発時点では早く戻れたら鎌も行くかあ~(いつも思うだけ、無理、無理、風呂屋の釜、ゆう(湯だけ)だけ)すんませんチンタラ、チンタラ、16時過ぎに帰還できました。

お疲れさんでした~

 しかしあの案内板を設置している男性に出会ったのにはびっくりしました、前回同様いっぷく峠、雨量計登山口に入っていれば、会えなかったのですから、モヤモヤした気分が晴れました。 感謝 感謝

【 記:洛西オヤジ 】








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