京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

白山 2022.06.13
親父の山歩き報告 NO.338

いつものポーズいつものアングル


日程:
・2022.06.13 (月)   洛西オヤジ 単独

アクセス:
・北陸道武生IC―和紙の里卯立の工芸館―R157―勝山から白峰―市ノ瀬―別当出合(車中泊)
コース:
・別当出会いー砂防新道ー往復―下山時エコーラインに回りましたが、これがまたとんでもない事に(あ~ああんたのとんでもないことはもう聞き飽きたわ)


 初心者オヤジ久しぶりの車中泊山行ですが、名山まだ花は早し登山道も規制がかかり、お決まりのお手軽霊峰参拝登山でした。なほ番外ではありますが、12日福井和紙の里山野草と水石のコラボ展示も、チョット報告させていただきます。2022年 6月12日(日)越前和紙の里 卯立の工芸館 山野草と水石展{写真別添}



 今日は洛西オヤジです。福井の武生の方で石友達の展示会があり、見に寄ったついでに、今年初めての白山に行くことにしました。もちろん夜になってから、別当出合に入り車中泊です。日曜日ですが、夕方からは許してもらえるでしょう、本当は久しぶりに、平瀬の大白川ダム公園線に行きたかったのですが、相変わらず規制で、ナンヤややこしい解除の日にちが案内されていますが、読むのも邪魔くさいとゆう感じです。ホンマやる気あんのかあ~といつも思います、毎年のことですものね~。

 さて12日夕方18時ごろに、もう別当出合登山者用駐車場に着いてしまいました。来る前に温泉にでも入ってくるか~とも思いましたが、それもなんだか邪魔くさいので白峰通過、さすがにもう皆さん下山したみたいで(日曜日なので、一般マイカーは入れないはずですから)上部の駐車場にオヤジの車だけ留めて、ソロキャンプ状態車の周りに荷物出し散らかして優雅にディナーです。(怒られるわ)

 ただ水場とトイレがないのが難儀ですが(あほか!)(別当出会いにはあります)ゆっくりと晩御飯をいただいて、20時前に車に潜り込んで寝ます。そのうちにボチボチ車中泊の車が入ってきます。極め付きは、たまたまオヤジが目が覚めた時に入って来て、オヤジの車の5~6台先に停めた車のソロ男性、時刻は日付け変わった24時過ぎでしょうか、ヘッデン点けてそのまま上部の登山口入り口に向かって闇に消えていきました。

 は~今からだとご来光に間に合うかあ?、まあ大変な人がいます。オヤジはもうひと眠りして、4時頃ゴソゴソ起きだして準備をします。着替えからするので時間がかかります。老いぼれの支度はなおさら、若い人が見てたらイライラするでしょうね~、結局、出発は車中泊定番5時過ぎになりました。

ほな今日もボチボチとですが
寒い~めちゃ寒い~
駐車場から見上げる吊り橋

 さて先ずは吊り橋前の広場までヨタヨタ、結構平日でも登山者は多いです。オヤジはまだ今日はかおり御大の真似をして観光で登るかあ~とも(無理無理)思っていたのですが、観光新道入り口にロープが張られています。なになに6月29日まで通行止めやてかい、何じゃ~釈迦もここ数年アウト、裏の平瀬は相変わらず登山口まで入れない(歩いたら行けるで~10Kほど)

別当出合に先ずは登ります ありゃ~観光新道アウト見たい

 まあ仕方がない砂防しか行けません~、皆さんゾロゾロ(よかったやんけ!かおり御大のまねせんでも)そーゆう問題やなくって下山も砂防になるやんけ、(それでええやんか、別山超えるか?一里野へ下るか?)まあ代り映へしませんが、砂防新道ヨタヨタです、おなじみすぎますので適当に写真でお付き合いください。

いつものパタ~ン吊り橋を渡って ここからしばらく準備運動強烈登攀

中飯場の状況
皆さん朝早くからワイワイガヤガヤ
中飯場建物裏に群生

別当覗です 正面が観光新道の稜線です

 ただ甚之助で休んでいる時に登って来たソロの女性が「白山見えていますか~」と聞かれました。「いえここからは見えませんが、あの上に見えている大きな岩のある所まで行くと見えます、因みにクロボク岩と言います、」とオヤジは知ったかぶりをして説明、女性は札幌から来られているとゆうことで「へ~すごいですね~」

 イヤイヤなんと、西日本の100名山を5月から回っておられるとの事です。九州、四国、山陰の大山からこちらに回ってこられたみたいで昨日は荒島だったそうです。すごいですね~、白山が最後でいったん名古屋からフエリーで戻られるそうですが、もうおそらく50歳は越して(間違っていたらすみません!)おられると思いますが、女一人、車で100名山挑戦ですか、エライ世の中になったものです。

ボチボチ残雪が現れます 甚之助小屋で暫しヘタレて

上部にクロボコ岩が見えています 残雪をヨタヨタです
チエ~ンアイゼン装着

 さてオヤジは持ってきたチエーンアイゼン履いて、毎度の分岐に向かいます、ここまでも残雪があらわれてきていましたが、何とか進んでこられました、この先はクロボコ岩直下の雪渓が一番キツイと思われますので、先行準備でヨタヨタと進みます。

 すぐに追いついてこられた札幌の女性に敬意を表して先行してもらいますが、クロボコ直下で足が止まり又オヤジが先行することになりました。クロボコでシャッター交換をして弥陀ヶ原へ進みます、そうそうクロボクでは、当然観光への取りつきにロープが張られていますが、崩落個所が表示されていました。

クロボコ、南竜、エコーライン分岐 黒ボコがちかずいてきました
一番キツイところです

 どうやら大分下の方で、別当出合から稜線に出たあたり見たいです、花好きの方なら馬の背のお花畑が気になるところでしょうが、残念ながら対面の別当睨みから見る範囲では、まだ残雪に覆われていました。したがってウマノセまで往復しても花にはおそらく逢えないと思います。

 さて珍しく4時間ぐらいで(9時前)クロボコに着きました、すぐにチンタラチンタラ雪原の弥陀ヶ原を通り室堂へヨタヨタ(いつもの事ながら、これがけっこうキツイ、なんでかなあ~)(知るかあ!)

クロボコとうちゃこ~

せっかくですが、出ていません 二人の世界~

 10時前に室堂とうちゃこ~。そうかあ~サブリュック忘れたなあ~、まあええかあ~、貴重品だけウエストポーチに入れて山頂に向かいます。(水は!雨具は!)まあ~どのみち御池巡りは、あの急下降残雪で無理やろう~、往復だけなら手軽にルンルンやあ!。

阿弥陀ヶ原に入ります。 室堂とうちゃこ~

山頂遥拝二礼二拍一礼 お花畑雪原を進んで

高天ヶ原で約半分 振り返れば別山が存在感ありますね~

 そやけんど手ぶらでもしんどいなあ~、以前は40分かからと山頂~ご来光バンザ~イやったけんど、今は小1時間かかってやっとこさ、ヘロヘロとうちゃこ~やもんなあ~(老いぼれてきたのを思い知らされるやろ、ええこっちゃ~己の老いぼれ加減を思い知れ!)

山頂奥の宮とうちゃこ~ヘロヘロ~

北ア正面槍です 少し北に降ると劔、奥に白馬

どんと南に降ると御嶽です 北側を覗くと池巡りに降りる人が

 ここでも札幌の女性が、追いついてこられてシャッター交換します、女性は昼食を山頂で楽しまれるみたいで、オヤジは下に(室堂に)降りてからゆっくりとお昼ご飯を頂きます。お花畑は完全に残雪の下、登ってくる登山道でも限られた花しか咲いていませんでした、オヤジが花が無いと寂しいとゆうとフン、シラコイいつも花見てもわからへ~んばっかりで、どうでもええのんやろと言われますが、やはり白山に来てお花畑を見られないのは寂しいですね~。

室堂に下りお花畑は残雪の下です 戻ってきました

 さてゆっくりと食事をしてボチボチ戻りましょうか、弥陀ヶ原に降りるところで、今日何度か顔を見かけるご夫婦からお声を掛けていただきました。オヤジが京都からです、とゆうと私たちは「西宮からなんですよ。金沢に娘がおりまして、「なるほど昨晩はそちらで泊まって、いいですね~大分違いますものね~」「朝早く京都出発で、日帰り山頂往復はちょっと厳しいです、どうしても車中泊になります」

 ご夫婦はそのまままっすぐにクロボク分岐に向かわれました、オヤジはどうしょうか迷ったのですが、観光も降りられないのなら、せめてちょっと寄り道してエコーラインで降りるか~と、雪原を一人南に向かいます、(これがとんでもない事に)(あ~あ又かい)雪原ですので、適当に見覚えのポイントへ一直線です。

下山です。弥陀ヶ原に降りてすぐ左に 見覚えのある木道です

 なじみの木道、なじみの登山道がところどころ見えています、どんどん雪原を歩いているうちはよかったのです、が突然目の前から雪原が無くなりました、そうか~南竜分岐からエコーラインにとりついて、すぐはキツイジグの急登でした。

 そこが全部残雪に覆われているのですから、そりゃ目の前に雪原は無くなり、代わりにとんでもない急斜面の雪渓が現れました~こりゃ12本歯のアイゼンでも厳しいで、チエ~ンだけでは何とも、なんじゃいな、平蔵かはたまた長次郎か(何いちびってるねん、どうすんねん、戻るんかい!)(なんや前回も、このセリフ書き込んだ気がするのやけんどな~)雪渓外れて下れるかですが。

 こちらは笹原急斜面で厳しい感じです。仕方がないので、雪渓と笹原の境を笹や灌木につかまりながら下ること300m以上はあったでしょうか、なんと1時間以上もかかりました(あ~あいつものイチびりお遊びしてからに、阿保が又やっとるわ、まあ勝手に好きでやってんのやろ、)

南竜が見えるが雪原消えました 下の登山道から見上げる
こりゃチエーンでは無理

南竜道に降りました
約1時間以上写真撮る余裕なし!
クロボコ、南竜分岐

 ハイハイそんなわけでクロボコ、南竜分岐に戻って来たのはもう14時を大きくまわってしまいました。一緒に降りだした登山者はもうとっくに降りてしまっています、あの札幌の女性も降りてしまったはずです、本当は100名山の武勇伝をもう少し聞きたかったのですが、別にオヤジが山頂から室堂に降りてきたときに、ちょうど山頂に向かったお父さんと小学生と思われる男の子ふたりの三人が、分岐から少し先を降りていました。

砂防でこの辺りが花が一番多い ようやく中飯場まで降りてきました

バージンロード。(阿保かあ!) 吊り橋見えるといつもヤレヤレ

 元気にワイワイと降りていきます。いいですね~疲れたとゆう感じがないです。甚之助小屋で一緒になりましたが、先に出発していきました、それ以後はオヤジのチンタラ歩きでは追いつくことなく、又オヤジに追いつく登山者もなく誰にも遭わずに別当吊り橋に降りてきました~。

別当出合に人影はありません
もう16時半です
駐車場に戻ってきました

 駐車場に戻ったのは16時を回っています、やはり今回も12時間ほどかかりました、いつもは観光で降りますが、今回は砂防往復で時間的には早く降りられるはずでが、途中イチびりお遊びが(ホンマはめちゃ緊張した~)ありこんな時間になりました。先ずはカーチャン連絡(別当はつながります)もうゆっくりといつもの温泉に入ってから帰ります~御前様になります~先にオヤスミください~

定番総湯で暫し温泉治療してから帰宅です

 カーチャンにはほぼ2日間、盆栽の水やり、メダカの餌やり、インコの世話と迷惑かけています。亀はもういません。(迷惑かけすぎやあ!)すんませんいつものことながら。   感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】

 白山6月の花。 別添写真。

シャク マイヅルソウ

タカネザクラ ニリンソウ

ミヤマガラシ リュウキンカ

ハクサンハタザオ イワカガミ

イワイチョウ ミヤマキンポウゲ

ショウジョウバカマ

ミツバツツジ タニウツギ

サンカヨウ ツボスミレ

【 記:洛西オヤジ 】







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