京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比良周回 音羽池・夫婦滝・比良岳・摺鉢山
2022.07.24

音羽池から夫婦滝へ下る


日程:
・2022.7.24 (日) 晴れ   洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO343

アクセス:
・八瀬大原から坊村登山者用駐車場

コース:
・坊村地主神社上部尾根―北山―オトワ池―夫婦滝―比良岳―葛川越へー烏谷山―擂鉢山―深谷左岸―牛コバー明王林道―坊村

注意:
・坊村地主神社裏尾根から北山を経て音羽滝への尾根に道はありません。初心者だけで出かけないようお願いします。



 今週も又サンデイ比良となりました、前半は未踏のルート後半は久しぶりのお馴染みルート、どちらも楽しく歩いてきました。

 実は前日の23日八瀬まで走ったところ思ったより雨の降り方が多く戦闘意欲喪失、24日再度ヨタヨタ車を坊村まで走らせて今回の報告をさせていただいております。





 今日は洛西オヤジです。もうこの歳になると(何じゃいこんな雨涼しくてちょうどええやんかあ!)とはいきません、老いぼれるとゆうことはそおゆうことです。(わかった、わかった、老いぼれ講釈は聞き飽きた、ところで今回は又けったいなところを歩いてなんやねん!)

 以前明王林道を歩き出してすぐに前方の登山者が右の林道に入っていくのをみて、何處へ行くのかなあ~と思っていたのですが、どうやらそのまま明王林道に沿った(途中まででした)上部の稜線をオトワ池まで行くルートがあるみたいなんで、前回次は伊藤新道かな?とほざいていたのですが同じことなら未踏のルートで行くかあ~となりました。

ほなボチボチ役場サイレンに送られて

 オトワ池(長池)までは随分と昔OKAOKAさんの報告を見て中村から取りついたことがありますが今回は坊村から直登ルートとゆうのでしょうかねー?まー取り付いてみないとわかりません。お馴染み7時の役場サイレンを聞きながらヨタヨタスタートです。

 お馴染みの地主神社からトラバース上部の林道ですが林道に乗るところの正面に踏み跡がしっかりとある尾根が見られます。以前から気になっていたのですがどうやらそのまま取り付くとオヤジが今回取り付いたポイントに出るみたいですが今回は以前に前方を歩いていた登山者が取り付いた林道から行くことにしました。

すいません通らせていただきます 正面の斜面をヨタヨタよじ登ります

 林道はすぐに細くなり先の方はわかりませんがとにかく適当に左の斜面に取り付きます、訳の分からない斜面を登っていくうちに左前方にしっかりとした尾根筋が現れ結局その尾根が明王林道上部に沿って伸びているみたいです。

正面に登ってきました すぐに右に現れる林道に入りま

適当に左の斜面をよじ登っていくと
この尾根筋乗りました

 一番接近するのは二の滝の護摩堂付近でしょうか、そこからは次第に南に離れて北山に着きます。もちろんほとんどしっかりとした踏み跡はなく、テープも北山まではありませんが北山からはなぜか踏み跡らしきものがうっすらと見られテープも忘れたころに現れます。

何を立てるのかなあ~【地すべり調査?】 ガイドテープ?植林伐採テープ?

 ほとんど陰気な植林帯で、強烈な日差しからは何とか逃れらえていますが急登続きで、えらいとこ来てしもたなあ~と後悔先に立たず、ヘロヨタで這いつくばる様に登るしかありません。

地図で見るだけ、初めて踏みます こんな感じでズート登っていきます

 9時を回ったころからようやく上部に明るさが見られ左の方に白滝山が見られだして、なほも30分以上でしょうかオトワ池の水面が見えました、ヤレヤレもう10時です。は~シンドかった~普通に伊藤新道で白滝山経由で来たほうが早かった気がします。

ようやく白滝山付近らしい雰囲気です

オトワ池とうちゃこ~ヤレヤレ

 老いぼれが歩くルートではないですね~(毎回ゆうてるなあ~自分で選んできてるのやろが)。まあね~久しぶりにオトワ池を見てどうするか、長池から関電巡視路、打見かイヤイヤやはり夫婦滝に降りてから考えましょう、相変わらず歩きにくい道ですが夫婦滝に下ります。

夫婦滝に下ります、相変わらず歩きにく~

お堂に降りてきました

 お堂に着いてリュックデポり滝に向かいます、久しぶりです、途中倒木がありちょっと以前より難儀な事になっていますが何とか滝口付近の赤白ショウマも見られて納得して戻ります。付近のワサビ大滝も迫力ありますがやはりこちらの二状滝の迫力はお堂から少し面倒くさいですが降りてくる価値はあります。

白も滝傍に咲いています 今は無き明王橋跡を対岸へ

 お堂に戻る途中初めてご高齢のご夫婦と思われる登山者さんと遭遇、牛コバからこられたみたいです、オヤジはお堂に戻りさ~どうするか時刻はもう11時打見に向かうか、いや今日は夏休み最初の日曜日、最近の琵琶湖テラスはどえらい事になっていると思われるので頭の上の尾根で比良岳にスルーすることにしましょう。

相変わらずキツイ登りです 左前方比良岳が見えてきました

 又しばらくシンドイ思いをしなければなりませんが、しばらく歩いていないルートを懐かしく思い出しながらヨタヨタ、バテバテ、ヨタヨタ、何とかP?mやったかのピークに着きました。

 打見のゴンドラの音も懐かしく聞きながら正午ちょうどに比良岳とうちゃこ~となりました。ゆっくりとラーメン炊いてカーチャンオニギリ1っ個、つい買ってしまった7新発売鈴ボール2~3個(食べすぎやあ!ゆうのに)ゆっくりと休んで(バテテダウン状態なんやろが!)。

(師匠すんません)ピーク***とうちゃこ~【P1020】

比良岳とうちゃこ~ラーメンタイム

 13時前にヨッコラショとスタートです、縦走路に出て葛川越えに落ちてもう一つ難儀な烏谷山への登りがあります。稜線でもう少し風があるかと期待しましたが、無いんですね~、暑い~しんどい~死ぬ~などと叫びながら(阿保かあ!ヒンシュク買うで、山に来るなあ!)冗談やがな。

食後ヨタヨタ久しぶりの縦走路合流 葛川越えに降りてきました~

比良岳、縦走路定番大岩展望ポイント

 そんな時前方に大きなリュックを担いだオヤジと同じか?いやもう少し上かな。男性がヨタヨタ烏谷山への急登を登っておられます、珍しくオヤジが追いついて「テン泊ですか、重そうですね~」「二泊予定なんで」「今日は八雲ぐらいですか」「いや手前の金糞の下のテン場で」「なるほど、水も豊富ですしいいですね」それにしても重そうで、なんか身につまされますね~。

 もう何年前でしょうかオヤジも平から権現山にとりついて高島リトル比良から音羽までテント担いで縦走したのが思い出されました。あの当時は今みたいにツエルトとゆう認識がなかったのでクソ重いリュック担いで、今はもう古い昔の夢物語です。(何イチビッテ回顧してるねん、老いぼれは是やからいやがられるねん)はいはい。

 何とか烏谷山とうちゃこ~時刻はもう13時半回ってる~。久しぶりに北比良峠から大橋に回るかとも思っていたのですが(無理、むり、烏谷山でバテテいるようでは)そうですね~お馴染み摺鉢山へのトラバースルートで牛コバへ戻りましょう~摺鉢山経由はほとんどアップダウンがなく下りがほとんどで、擂鉢山への登りと言っても家の2階に上がるよりも楽な感じですのでオヤジ好みです。

烏谷山とうちゃこ~

びわこバレイ(今はテラスか)大人気やろなあ~

 しかしこのルートオヤジが一番最初取り付いたのはOKAOKAおばさん山歩き隊のTさんの紹介で取り付いたのですが、その時はテープも少なく踏み跡も薄く半信半疑で心細い思いをしながら歩いたのが思い出されます(又老いぼれ回顧かい!)。

赤丸ペンキに導かれて摺鉢山へ 縦走路よりはっきりとしています

 今は踏み跡もしっかりして(縦走路よりしっかりついています)(そりゃ言い過ぎやろ)赤いペンキのマーカーが続き心配なく歩けます、何とかコースタイムの50分ぐらいで牛コバに降りてきました。

摺鉢山とうちゃこ~相変わらず案内はありません~

奥ノ深谷左岸ルートに降りてきました

 いつもの定番ポイントで顔を洗いここからは極端にヘロヨタ、通常は45分ぐらいで坊村とうちゃこ~でしょうが(早い人は30分だそうですが)。

久しぶりの牛コバです 定番顔洗い場へ

 チンタラ、チンタラ、ヘロヨタ歩きで1時間以上かかって坊村に戻ってきました。もちろん帰りも地主神社の上部からトラバースです。

 車に戻るとえらいまともに車に日が当たっているので陰に車を移し着替えなどします。満車状態から皆さんもう帰路につかれてガラガラ状態ですからなんとでもなります。

帰りも地主神社詣内に降りてきました ヤレヤレお疲れさんでした~暑い~

 親父がヘタレて遅くなったこともありますが人気の比良のピーカン日曜日の割にはほとんど登山者とも遭わず静かな歩きが出来ました。今回は久しぶりに歩く懐かしいポイントもあり又前半は未踏のルートで緊張感もあり楽しい一日でした。  感謝、感謝。

【 記:洛西オヤジ 】










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