いつもながら気合が入ります 伊吹山6合目付近から
今日は洛西オヤジです。冬眠療養中リハビリ歩き第二弾ですが、例年恒例になっているこの時期の伊吹の雪渓登りをしてみようとヨタヨタ出かけてきました。
天気は土曜が最高でしたが3連休で相当混雑が見込まれるので躊躇ったのですが、もし行ったなら「かおり御大とバッタリ」とゆうことになっていたかもしれませんし、ご一緒していたらあまりのヘタレ具合でご迷惑をかけていたと思われます。
この時期毎度の上野登山口からですが(ちょっと他のルートは度胸がありませんので)定宿(泊まるわけではないのですが)(みことや)の駐車場は雪かきもしていないのでオバちゃんが亡くなってからやっておられないみたいです。
神社の周りの駐車場は平日ですが8時前にはもう満車状態でした、かろうじて最後のスペースに潜り込んで停めます。おばちゃんがお元気だったころが懐かしいです。上部の情報が聞けて、封筒に入った落花生もらって出発したものです。
いつもとちょっと違ったポイントから | ほなボチボチ行きまひょか |
さてモタモタ準備して8時ころからスタートです。今回一番悩んだのは例の10年以上前のスノウシューを初めて持っていくかどうかです。今までワカンしか持ってきたことがありませんし、それもあまり使った記憶がないのですが登りはともかく下りでゲレンデ跡や上部の雪渓で履いて歩いてみたいなあ~との思いがあり思い切って持参しました。
これが全くの誤算でクソえらい歩きに輪をかける破目になりました。(イチびり過ぎなんや!)途中でよっぽどほり出てしまおうかと思いました(そんなことしたら不法投棄やんかー)。冗談やがな!一応1合目の山荘のところまではノーアイゼンで頑張りますが積雪は相当に多そうです。
30分以上かかってもうはやヘロヘロになって一合目トイレでアイゼン装着です。伊吹はトイレがここしかないのが欠点ですね~、3合目も山頂も閉鎖になっています。もう少し老人の事考えてください~といつも思います。
結構雪が多いなあ~ | 1合目トイレ前でアイゼン装着 |
さ~ウオーミングアップは終わったのでボチボチ行きますか~。久しぶりの積雪量です、しかもしっかりと締まっていますのでアイゼン良く利いて歩きやすいです。
いつもの登山道に沿ったコースとりは全く関係なくほぼ直線的にトレースが付いています、まあ距離は短縮されますがしんどい事でおます。まして今回はデカイ荷物がリュックにぶら下がっているのでなおさらです。
やがていつもの薬山(なんやあ~そんな名称ちゃうやろ)(ええねん自分だけわかれば)帰りは良いチャンスやし薬山登ったろ、などと思いながら3合目へ、ここまで来ると眼前に伊吹の雪渓が目に入ってきます。蟻の子のように先行の登山者が見えています。
正面に薬山~下山時に行くかあ~ |
悠然と100名山伊吹の山容が現れます |
ヨタヨタオヤジも上部へ、4合目からいつもは右の方へ行きますが今日は直登です。何年ぶりかな最近は冬季は右に迂回して6合目避難小屋の手前に出るのが多かったけど。
3合目通過 | 4合目から5合目へ いつもは右の方へ行きますが今日は直登 |
あれ~5合目の避難小屋の屋根が壊れて中に雪が入っているな~雪崩かな~、それとも雪の重さで屋根が抜けたのかな~。
5合目避難小屋ですが(あれ~えらい事に) | 5合目付近で洛西オヤジです |
ヨタヨタやがて6合目避難小屋を見ながら、いよいよ正念場(ロッキーのテーマが流れるのやろー)(今日はちゃうねん!津軽じょんがら節やねん)(なんや訳わからん!どうでもええのんやあ!ロッキーでも津軽でも)そうです、もうヘロヘロ。
6合目避難小屋付近 |
ようやく稜線が近ずいてきました~ |
稜線に乗りましたあ~は~しんど |
ヨレヨレ1時間以上もがいて(途中スノウシュウーなんぼほったろかと思ったか)正午前ようやく尾根に乗りましたあ~は~シンド~毎度のことながら、もうイヤヤあ~(ほな来るなあ!)。
山頂 |
定番タケルチャンの前でシャッター依頼していざ周りを見ますがかおる御大と全然ちがう展望です、曇って霊仙さえもボンヤリ、御岳、白山、かろうじて、まあええねん。八代亜紀の舟歌や。(なんのこっちゃサッパリわからん)(灯りはボンヤリ見えりゃいい~)(阿保かあ!しょうもないさっさと昼飯食え!)。
ほとんど風はありませんがいつもの定位置お社と売店の間のところでラーメン(ちゃう前日近所のスーパーで特売の¥88のマルちゃん焼きそばや)タイムです。
雪があるのにわざわざ水まで持ってきて、阿保やなあ~それでなくともいつもより余分に3K(スノーシュウー)持つて来てるのに、これが初心者たる所以です。
一応定番タケルチャンとツーショット | お昼御飯。特売のマルチャン焼きそば |
さて食事をゆっくりと終えて、アイゼンからスノーシュウーに履き替えてウロウロ歩き回ります。(イチビッテからに)。三角点や琵琶湖展望台方面に行きますが依然として展望はイマイチです。
山頂付近ウロウロ(フンいちびってからに) |
もうシュー遊びもにも飽きたので下山しますが、問題の尾根から8合目までの激下り誰しもへっぴり腰で体を斜めにしながらの下りです、教科書通り踵をけり込みながら体は立ててなどとはいきません。
最初オヤジはシューのまま下りに入りましたがあまりにもストッパーの爪やピンが少なく(古いタイプです。今はもう少し多く確実なストッパーが多く着いています。やばすぎてすぐに斜面で又アイゼンに履き替えです。時間がかかります。
傍をドンドン下山者が(何してんねん?)とゆう軽蔑の視線をオヤジにくれながら降りていきますが二人連続して滑落、とはいきませんが体をコントロールできない状況で滑り落ちていきました。ザマー見ろ!(あほそんな事書いたらアカン!)はいそうでした~大丈夫ですかあ~(しらこい!)まあこれぐらいの雪渓では大事にはならないでしょうが人に激突するのはヤバイですね~。
さ~激下り~ |
オヤジは又3K担いでアイゼンに履き替えへっぴり腰で下ります。傾斜がきつい所ではもうこのままアイゼンで下山するつもりでしたが傾斜が緩くなると又、やめりゃいいのにシューに履き替え(何イチビッテ時間ばっかりかけてんねん)もちろんアイゼンだけの方が歩きやすく(めったに沈み込みは誰もしていませんでした)気が付くと周りにはオヤジだけとなりました。
傾斜が緩くなると又シューに | 5合目付近から |
5合目から3合目やめりゃいいのにホテルの跡の斜面に行ったり、来るときに思いついた薬山も今回はチャンスですから向かいます。テッペン写真忘れたあ~。
3合目に降りてきました |
薬山も今回はチャンスだと向かいます |
はたまた傾斜がきつくなるとアイゼンに履き替えること、まだそれからも2度ほどしながらチンタラチンタラそして最後にゲレンデ跡のノントレースの斜面中央を1合目まで(やってみたかったんやあ~)降りてきました~。
今回唯一の写真らしい一枚です |
念願のゲレンデ跡中央突破 |
先ほど知ったのですが御大と同じく山荘のおばちゃんが「お帰り~偉いユックリやったんやね~」と迎えてくれました。ワンチャンも相当お年を召していましたが元気に出迎えてくれました。
おばちゃんとみことやのオバちゃんの思い出話をしたり、今年あった6合目付近の雪崩の事なんかも話して30分ぐらい話していたかなあ~「早々今年は京都の人が良く来られているわあ~」と言ってたのはかおり御大の事があったからでしょうか。
「もう今日はおたくが最後みたいやなあ~、気おつけて後15分がんばりなさんかい」「いやいやとても15分では無理です。」「まあちょっと日も長くなったので大丈夫じゃあ」オヤジはリュックを作り直してチンタラ下ります。
やはり20分以上30分近くかかって何とか登山口に戻ってきましたもう薄暗くさすがにオヤジの車だけでしたが、何台か遠くに見えるのはおそらく地元の人の車だと思います。
降りてきました~もう薄暗く | 「お帰り」といつも迎えてくれたみことや |
時刻はもう17時半を回っています10時間近く掛かって降りてきました、かおり御大の8時間とはえらい違いですが、まあリハビリを目的の今回の山行ですからお許しください。(誰にあやまってんねん)。
さ~又帰路はいつもながら高速を使わず長浜から湖岸街道で琵琶湖大橋まで、大橋を渡って湖西道路でチンタラ戻ります。カーチャン連絡「遅くなるので夕食は先に済ませて下さい。」「居眠りしたらあかんで~」「は~い」。
何とか無事に帰宅出来ましたが、さて今回ほとんど写真載せていません、かおりと山のあなたの空遠くとゆうプログで写真の方はお楽しみください(人のふんどしで相撲取る、とゆうやっちゃなあ~許可もらっているのかい)まあ何とかお許しいただけるものと思います。さて冬眠療養の身にはちょっとハードでな状況でしたが(スノーシュウーが余分でした)が今のところ膝の方は痛みが出ていませんのでヤレヤレ。 感謝感謝でございます。
【 記:洛西オヤジ 】 |