愛宕山・砥石谷(2)
(月輪寺道から地蔵辻)2023.05.16
苔むした岩々が連なる谷
日程:
・2023.5.16 (火) 快晴 長岡山人
コース:
・月輪寺道12:00~第二分岐12:10~調査(30)第一分岐12:50~谷を渡る13:00~一般登山道出合13:50~地蔵辻13:55
月輪寺道のH=750m地点に、砥石谷への入口がある。電柱は「水尾230番」が建ち、木にはテープが巻かれているのですぐにわかるであろう。
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月輪寺道からの入口 |
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砥石谷に降りる目印テープ |
入ったすぐの場所に倒木があるので、その上部をまくようにして進む。道は広く立派である。目印の標柱もある。
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広く立派な道 |
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目印の標柱 |
アセビの木が生え込んでいるところを通り、前回報告の、第二分岐点を過ぎて降りていく。このあたり、尾根地形でなく平地状なので、踏み跡を探さなければならない。
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第二分岐点のロープ |
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目立たないがヤカンも |
次いで、第一分岐点まで降りてくる。この前後は尾根地形なので、道は明瞭である。そのロープが張られているところを迂回して、道を進んでいく。この道も立派である。
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第一分岐点 |
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第一分岐点から進む |
道を進んでいくと、谷を渡る地点がある。その谷は、上下に、苔むした岩々が並ぶ谷で、疎林が影を作っている。苔むした岩々は、まるで西芳寺上段庭園の、苔むした枯山水庭園(夢窓疎石作)を思い起こさせる。
谷に道はないが、岩々の横を登れるようになっており、最後は、前回報告で書いた、第二分岐からのトラバース道の巨石に登り付く。
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西芳寺を連想する立派な岩々 |
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苔岩の横は登っていけそう |
その谷から小尾根を乗り越し、進む。その先にまた小さな谷があり、それを横切って、少しずつ登っていくが、ほぼ、横道といってもいいくらいの歩きやすい道である。
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歩きやすい道が続く |
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道は谷に向かう |
道は、H=690m地点で、谷に突き当たる。一瞬迷うが、谷の向こうに、緩やかに登っていく道が発見できる。道は細く、崩れやすいので、注意して登っていく。
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谷渡渉点から来た道を振り返る |
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谷から登っていく細い道 |
尾根の先端をまいて、H=700m地点まで登ると、道はヘアピンカーブ状にターンする。赤テープとミニケルンが置かれ、目印となっている。
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砥石谷への指示テープ |
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道は折り返し、登っていく |
ターンしたのちは、尾根の中心部をひたすら登っていく。
わずかにジグザグを交えるが、ほぼ直登といってもよい道である。斜めの踏み跡に惑わされず、ペースを乱さないよう、愚直に登るのである。
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尾根中央を登っていく |
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途中の確認ケルン |
H=810mまで登ると、水平道に登り付く。かつて砥石掘りに使われた作業道である。
道を下りに使う時、水平道から尾根を下るポイントが解るよう、赤テープを巻いた目印がある。
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尾根を降りる目印 |
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稜線直下のジグザグ道 |
水平道はジグザグに登っていき、作業小屋の横を通り、サカサマ峠から地蔵の辻を結ぶ一般登山道に出合う。電柱「水尾312番」があるので目印にする。
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一般登山道に出合う |
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辻の地蔵にお礼 |
最初に書いたように、この道は下りに使うほうがはるかに楽である。逆行するようにお読みいただければベターであろう。
また、高度表示には、10m程度の誤差があること、ご留意を。
【長岡山人 記】