京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

荒島岳(下山コース)
2023.06.06

荒島岳 とうちゃこ~雪のない山頂ひさしぶり~


日程:
・2023.6.6 (火) 曇り  洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO370

アクセス:
・湖西ー敦賀ICー福井北ー中央縦貫道ー勝原ICー九頭竜線越前下山駅前登山者用駐車場

コース:
・下山駅前登山口から山頂完全往復



 今日は 洛西おやじです。前回西穂からの帰路白鳥から福井周りで帰る途中、そうかあ~荒島でまだ踏んでないコース(下山コース)があるのを思い出してR158九頭竜川を対岸に渡り下山の駅前で登山口の確認をしてきました。

 荒島は勝原、中出、佐開、そして下山が代表的なコースとして有名ですが、オヤジが持っている2006年版山と高原社のマップでは下山コースは(未整備危険個所あり)となっていて破線すらも載せられておりませんが、結論からゆうと勝原コースと何ら変わらずしっかりと踏み込まれたコースでした。

 (クソえらさは倍ほど違いましたが)(そら17~8年前のマップではなあ~)最近何度も紹介しております中央縦貫道が勝原まで伸びたので荒島岳は本当にとりつきやすくなってきました。

中央縦貫道大野ICから先、前方荒島岳です 勝原ICです
勝原コースの登山口まで1~2分です

 とゆうわけでどうしても気のゆるみから出発が5時を回ってしまいました。(何言い訳しとんねん!)下山駅前の駐車場に着いたのはもう9時を回ってしまいました。コースタイムはおよそ8時間ほどでしょうかオヤジなら10時間は覚悟しないと(お前19時回るぞ~)そうですね~久しぶりにヘッデン歩きになるかも~いつもよりバタついて支度をしてヨタヨタ登山口の入り口に立ったのはもう9時半を回っていました。

下山駅前駐車場からほな今日もボチボチと 下山コース登山口

案内板やはり往復8時間ほどかかりそう 小アジサイがお見送りをしてくれます

 (まあ~またヘタレテ途中撤退やなー)チンタラ、ヨタヨタ、急登が始まりしんど~い、やがてロープ現れ激登に、年寄りいじめてうれしいんかい!(ブツクサゆうなら、帰れ!無理無理!)救いは登山口の定番小アジサイから始まってなにがしかの花がオヤジを応援してくれて何とかヨタヨタ登っていくことができます~。

 (フ~ンエライ珍しい、あんたが花の応援?信じられんわ、どんな花が咲いてんねん)(知らん、なんやしらんいっぱい咲いている~)(ハアーまたズボラかましてからに)いつも思うのですがOKAOKAのメンバーさんならこんな時はおそらく山頂たどりつけないのでは、(そんなことない、しっかり写真も撮って目的通りの山行をされます、ヘタレテのはあんただけや)。

最初は穏やかなんですがね~

急登から

激登に(大層にゆうなあ!)

鎖も出てきましたで~

 必死のパッチで何とかP1312を通過しばらく進むとようやく急登も収まって低灌木や笹の稜線になり展望も開けてきました。天気は予報通り曇り、稜線上部では寒くウインドウブレーカー着込みます。

 正午を回ってなほもヨタヨタしばらく進みましたが、山頂直下の登山道に座り込んでお昼ご飯にします。時間がないのでおにぎりと菓子パン(なんやらステック)ゆうのを2本、(お前登山道座り込んだらアカンやろ)ええねん誰も来ておられません、いや少し前に勝原から縦走してきましたーとゆうソロの男性がおられましたが本日の遭遇した登山者はその方だけでした。

展望が開けて登りも緩やかになってきました

稜線が前方に伸びています
荒島山頂はまだ見えていません

このあたりの登山道にへたり込んで
おにぎりパクパク

ようやく前方のピークが山頂のはず?

 登山道の真ん中にヘタレ混んでおにぎり食べていたら目の前を今年初めての蛇チャンがお通りです。結構気温低いのに頑張っているなあ~あいさつ代わりにストックでゴンゴン、(アカンやろ!蛇かて自然の中に生きている動物やろが!)そやけど嫌いやねん、ヘビと注射と、違反キップ切りよるポリ公は(そんな事ゆうたらアカンお巡りさんかて仕事なんや)そやろか~(つい最近切られたとこなんで腹立っています)。

 てなことはさておいてお昼ご飯を食べてヨタヨタ小1時間?ぐらいかな、ようやく山頂がみえてきましたあ~時間も遅かったからでしょうか山頂には誰もいません、雪のない山頂は久しぶり?うん?ひょっとしたら初めて?いや中出から来た時以来?(どうでもええノンやあ!)時刻はもう14時前やはり相当かかりました、寒いし展望もイマイチ、白山も雲の中、サッサと下山します~。

積雪時は見えない案内板です

北アルプス方面ですがこの状況ではね~

さ~下山に下山しま~す、ややこしいなあ~

 しかし簡単に下山シマ~スと書きましたがこれがまあ~なかなか、激ノボリしてきたのですから当然激下り、ロープにしがみついて、よくロープや鎖に頼るなあ!と言われますがそんな事ゆうていられません。

登ってくるときは気が付きませんでした

P1312のポイント

激下りとゆうよりアスレチックの世界です

途中にある案内看板

おかえりなさいーと出迎えてくれました

戻ってきました~ お疲れさんでした~

 登るのと同じくらいロープや鎖の区間は時間がかかりました、ヘロヨタになって、ようやく下に中央縦貫道の工事の音が聞こえて登山口に降り立ったのは17時を回っていました。何とかヘッデン点けてまでには至りませんでしたが長~い、ホンマ噂には聞いておりましたが長~い、キツ~イ、オヤジのような老いぼれには優しくないコースでした。

 折角ですので九頭竜線越前下山のホームに、参考までに時刻表。福井方面からだと10時37分着ですか~帰りは18時40分発~微妙~オヤジは無理かなあ~です。急ぐとあの激下りは危険ですものね~。

折角ですので九頭竜線越前下山のホームに

本当はこんな在来線で登山口に来たいのですがね
かおりさんの世界ですね~

参考までに時刻表、オヤジは無理かなあ~です

 下山には九頭竜温泉、平成の湯があります、何度かオヤジは立ち寄っていますが平日山行派オヤジ、毎度のことながら火曜日が定休日とゆうことで残念。また「カーチャン温泉入らず帰りま~す、よろしくお願いいシマ~ス」。カーチャン「ただいまあ~」は22時でした。

 さて今回は本来なら昨日5日の方が天気は良かったのですが文中にも書いた、交通違反でキップを切られたため高齢者臨時認知機能検査を受けるために山行できませんでした、(そんな事書き込むなよ、関係ないやろが!)。

 (い~や言わせて腹が立つねん!年寄りいじめやがって、しょうもない15分ぐらいの試験に¥1050もとりよるねん罰金も払ってるのやで~)(わかった!わかった!そやけど違反するあんたが悪いのやろがあ!)。

 ハイハイそれはさておき、下山中予報通り少しだけ雨が降ってきましたが雨具着込むほどでもなく何とか梅雨の合間の山行ができました。長時間の歩きとなりましたが何とか歩き通せてヤレヤレでした。 感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】





  『  蛇逃げて我を見し眼の草に残る  高浜虚子  』

  「  荒島岳下山コース初夏の花  」





 ■ 急ぎ足だが目に付きました花です 

イワカガミ ヤマボウシ

バイケイソウ ナルコユリ

オオチゴユリ ギンリョウソウ

ユキザサ









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