京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

奈良奥駆け行者還岳 大川口から尾根ルート
2023.04.27

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山頂とうちゃこ~ 行者還岳

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日程:
・2023.4.27 (木) 晴れ   洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO366

アクセス:
・京奈和-間違って五条ICーR168西吉野県道49でR309に迂回ー天川川合ーR309大川口ー車デポ

コース:
・大川口ー最初の吊り橋で対岸に渡り尾根ルートで行者還避難小屋(天川辻)を目指すも行者還岳直下の斜面で登山道消滅、斜面に古いテープ見えるも通過は危険と判断上部の斜面にとりつき前回同様行者還岳北西側オオソボ尾根ー山頂ー奥駆け道出合いー行者還り避難小屋ー天川辻ー谷ルートで小坪谷出合いー布引谷合流点釣り橋ーR309ー大川口



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 初心者オヤジ前回寝坊していけなかった奈良の奥駆けにリベンジです。ここしばらく老いぼれいたわりバージョンの歩きをさせていただいておりましたが今回はなかなか厳しいことになりました。。


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 今日は洛西オヤジです。前回予定していた奈良の山にリベンジとゆうことで今回は携帯アラームタイマーかけて頑張って起きて予定通り5時に出発となりましたが(なんやねん)ボーと京奈和走っていたら前回の余韻冷めやらず(なにしょうもない寝てたんやろ!)五条ICまで行ってしまいました。(本来は御所ICで降りないといけないのですが)あ~あ仕方ありません戻るのも芸がないので(あほか!そんな問題ちやうやろ!)。

 西吉野から県道49で天川川合に向かいます、ま~30分~50分のロスかも?ですが西吉野の古い集落を走り日本の山村の現状を考察しながら(何を!頭殴って目覚ましたろかあ!)すみません冗談やがな、ほんますぐに興奮するのやから、天川川合からR309のトンネル西までの通行止めの案内がありません。

 どうやら西原までいける?ネットではまだ大川口までとなっていたと思うのですが、前々回の能郷白山の時もそうでしたがあまりネット情報とゆうのも信用できませんね~(何を信用するねん、どうすんねん)まあ天川村役場ですかね~親切ですよ。

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霧に包まれる西吉野村の集落

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R309正面に見えるのは鉄山かな? ほな今日もボチボチ

 さて大川口についたのは8時過ぎでしたが案の定昨日の雨で渡渉できません、一応吊り橋を回避して前回は下の瀬を渡渉したのですが、仕方りません橋を渡ることにして(え~大丈夫か)いけると思います、根拠は橋にかけてある板止めのビスがすべて新しくなっているからです。(そんなあやふやな事で大丈夫かあ)。

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大川口の吊り橋

 一応通行禁止なんで内緒ですが(内緒になっていないやんか)8時45分無事橋を渡り対岸につきました。(ウクライナの戦況みたいにゆうとるなあ~)さ~あとはひたすら頭の上の尾根筋を目指してヨタヨタです。

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対岸にとりつきまずは急登です しっかりとした木の梯子が昔を偲ばせます

 驚いたのは前回よりテープが増えまた新しくなっています。(のような気がします)昔の山と高原社のマップでは破線ルートになっていますが最新版では知りません。前回も書きましたが昔は行者還りへのアタックルートとしてよく歩かれていたのでしょうね~ところどころ出てくる頑丈な木の梯子がそれを証明しているとおもわれます。

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尾根筋に乗りヨタヨタシンド~イ 右手に正面 弥山が見えます

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引っ張ってみました、何とか弥山小屋がみえます

 まあそれはともかくテープや踏み跡を頼りにヨタヨタ老いぼれ必死の頑張りで何とか尾根筋に乗り進んでいきます。何年前に来たか覚えていませんが何とか行者還り切り立った岸壁が見えてきました。

 前回はここから左の尾根筋に取りついて山頂を目指しました、今回は何としても避難小屋(天川辻)にいきたいのですが(なんや)それまでしっかりとしていた登山道が急斜面で削られ消えてしまいました。ルートの間違いはありません相変わらずテープは続き前方に踏み跡らしきものも見えます、斜面の先に崩れた木の梯子のようなものも見えますがいかんせん斜面のザレが足をしっかり受け付けない状況です。

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正面に行者還岳が見えてきました ここが問題の登山道が消えた斜面です

 まあ滑り落ちても命には別条ないとは思いますが、(あほなことゆうてんとどないすんねん)約50mほどでしょうか迂回するにも急斜面ザレが厳しくかえってヤバイ!仕方ありませんそのまま頭の上の斜面に草や木の根っこつかみ必死の登攀、久しぶりに今回はピッケル風老いぼれ杖が役に立ちました。

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頭の上へ斜面を必死でよじ登ります

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前回も通った尾根筋に取りつけました コノポイントは覚えています

 何とか前回も登ったオオソボ尾根に出てヤレヤレそのままヘロヨタで行者還りの北西オオソボ尾根で山頂に向かいますが(なんやねん)難儀なシャクナゲジャングルが待ち構えています。比良ではもう開花の報告が見られますがこちらはまだ蕾固く開花には程遠い状況です。

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山頂北西のオオソボ尾根にのりました シャクナゲジャングル(蕾固し)

 シャクナゲジャングル通過に時間がかかり山頂とうちゃこ~は12時大きく回り12時半でした。まあ天川辻まで進み通常の登山道で奥駆け分岐から来たらどうかわかりませんが時間掛かり過ぎています。(何をいまさら老いぼれがゆうてんねん)。

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奥駆け道前方奥に八経ヶ岳

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奥駆けに向かう途中、大普賢4つコブ

 毎度のことながら山頂そのものは展望イマイチです(当り前じゃ台風で木が倒されるか山火事でもない限り変わるかあ!)エライ今日は機嫌悪いなあ~記念撮影そこそこにすぐに避難小屋に降ります。

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奥駆け道出合い 大事な大事な水場です

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修験の道です まだ咲いています

 行者還り避難小屋に降りてきたのはもう13時、お腹減りましたあ~。小屋の中に入ってまた賞味期限の切れた今日は大盛焼きそばをいただきま~す。そうそう奥駆けに入れば登山者に遭うかなあ~と思っていましたがまったく姿は見えず今日はここまで登山者の姿は一人もみかけませんでした。(あんたがいじけたルートを歩いているさかいや)

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行者還小屋です 小屋の中で遅くなったおひるご飯を
いただきます

 そやろかなあーもうこの時期修験の人たちもボチボチ来られていてもおかしくないのですが、まあそれはともかくお腹も膨れたので下山します。天川辻から谷ルートで小坪谷出合いに降ります。こちらが最近では一般ルートになっているみたいです。

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頭の上に行者還りの岩壁がせまります さ~天川辻から下山です

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一気に谷筋に落ちます 足元にそれなりに

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これは感動しました。色が鮮やかでロケも最高でした

 以前はこちらも破線ルートになっていましたが今はそんなことはないと思います、それが証拠にテープが迷うことなく案内してくれて斜面には真新しいロープが張られてオヤジのような老いぼれにはありがたいことです(上部の尾根ルートにもこれぐらいあればあの斜面通過できたのに)。ここも前回の金剛山のようになるかも(なるかあ!)冗談やがな、ホンマ今日は機嫌悪いなあ~。

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真新しいロープが斜面いたるところに ここで急転回右下に

 そうそうこの谷筋にはシャクヤクがこの時期咲くのですが残念ながらまだこちらもシャクナゲ同様まだ蕾でした。(あんたにはシャクナゲもシャクヤクも見られとうないのんや、見られてたまるかあ!シャクシャク同盟じゃあ~)なんやねん~同盟組んでオヤジいじめせんといてくれへんか。

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谷ルートここが一番慎重を期するポイントでした

 さてさてヨタヨタ小坪谷に出て下流へ約10分ぐらい布引谷合流点の吊り橋が見えてきましたあ~もう16時半~(え~どんだけかかってるねん)いや、実はそのうー(なんやねん、はっきりせ~またなんかやらかしたなあー)チョット地殻変動の観察を(何お!ややこしい、なんで登山中に鉱物学やねん)いやまあ~以前から気になっていたんでウロウロ石を見てました。すみません。

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やれやれ小坪谷の渓流が見えてきました

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布引谷合流点の吊り橋とうちゃこ~で

 そんなわけで遅くなりましたがR309のアスフアルト道をチンタラ、チンタラ歩き大川口に戻ってきたのはもう17時になりました。

 大川口の工事中の橋の上でようやく写真を撮っておられたワンチャン連れのご夫婦と思われる方にお会いしました~久しぶりに人間に出合えて感動しました~(あのなあーおまえ何処に行ったつもりなんやアマゾンの奥地か北極圏にでも行ったつもりかあ!)へッヘッ冗談やがなほんまそれぐらい今日は人恋しくなるほど誰にも会いませんでした。

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R309で戻る途中道端の斜面に
お馴染みさん
もうじきズラ~と並んで
お見送りしてくれます

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スタート地点の吊り橋に戻ってきましたー は~お疲れさんでした~
今日もありがとうございました

 さて帰路は、もうこの時間からではどこの温泉も開いていませんのでまた自宅まで直帰となりました。比較的に奈良市内の混雑もひどくなく20時頃にカーちゃんただいまあ~となりました。

 今回の山行はまず以前はよく歩かれていたであろう大川口から尾根を歩いて天川辻へのルートの確認(残念ながら行者還り直下の斜面で断念)山頂付近のシャクナゲ(まだ蕾固し)天川辻から谷ルートで下山中のシャクヤク(こちらも1週間ほどはやかったかな)及び地殻変動に伴う鉱物の観察?が目的でしたがどれもこれも満足のいく結果は得られませんでした。

 ただ鉱物の観察は予想よりも良い結果を得られました、再度鉱物観察に特化した時間を取りたいと思います。それはともかく奥駆けの修験でだらけ切った老体に気合を入れていただき久しぶりに味わった緊張感からの心地よい解放感に。 感謝 感謝。


ロゴ
【 記:洛西オヤジ 】


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 『 そこらぢゆうこごみなりしよこの谷は 小林文彦 』

 そこらぢゆう芍薬なりしよこの谷は (咲いていてくれればよかったのですがね~)。



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