いつものアングル~ 白山
日程:
・2023年6月19日 白山 (月) 洛西オヤジ 親父の山歩き報告 NO 371
アクセス:
・湖西ー敦賀ICー福井北ICー中央縦貫道ー勝山ICー恐竜博物館前から長山町交差点ーR157ー白峰ー市之瀬ビジターセンター別当出合駐車場
コース:
・別当出合ー砂防コースー黒ボコ岩コースー室堂ー山頂往復ー下山は観光新道で別当出合
初心者オヤジ荒島岳に行くと白山が呼んでいるような気がして(呼んでへん呼んでへん)マンネリですが荒島の後は白山とゆうことで、久しぶりに観光で下山(オヤジ歩き)12時間の歩きとなりました。
洛西オヤジです。登山道の分岐で迷っている若い女性がいたので、アドバイスするつもりで近寄って行ったら無視されました。あとから来た若い男性に「すみません~山頂へはどちらから行けばいいのでしょうかー」そんなことくらい俺に聞けよ!洛西オヤジです。(お前冒頭から何をヒロシやってるねん!)
改めて今日は洛西オヤジです。冒頭にも書きましたが前回の荒島岳の後はなぜか白山へとゆう毎度のパタ~ンになりまして、前日の夕方からチンタラ出かけることにしました。実は1週間前に福井の越前和紙会館で石の展示会があり、昨年同様そのまま白山に向かうつもりでしたが、天候イマイチで改めて出直しとなりました。毎度おなじみ敦賀ICから福井北ICまで北陸道、あとは中央縦貫道勝山ICまで、そのあともチンタラ市之瀬ビジターセンター前を通過して、別当出合駐車場に着いたのは22時すぎでした。お休みなさ~い。
■19日
昨晩はそれほど停まっていなかったのですが、朝目が覚めると完全に満車状態、え~今日平日(月)やで~オヤジがモタモタ着替えて、昨晩買ったおにぎりなど食べながら見ていると、イソイソと上部の登山口に皆さん向かっています。は~みんな気合入っているのんや~オヤジも頑張って(知れてるわなあ~老いぼれ支度いそいでもおんなじや)。
ほな今日もボチボチと駐車場出発 | まずは上部別当出合へ ヨタヨタしんどいことでおます |
結局別当出合のつり橋を渡ったのは6時15分ぐらい、もちろん砂防新道でチンタラです。(たまにはかおり御大見習って観光で行かんかい!)滅相もないそんなことしたら黒ボコ岩までも日のあるうちに着けません~、とゆうより途中撤退が目に見えています。
まずはいつもの吊り橋渡って砂防新道へ |
ま~さして代わり映えしない登山道をヨタヨタですが、途中工事用アスフアルトの道を横切るように登山道が変えられていました、ま~ね今までも工事用道路はわかってはいたのですが、何か興感は否めませんね~、ヘロヨタで甚之助小屋から南竜分岐黒ボコ岩、年々時間がかかるのが痛いほどわかります。
中飯場とうちゃこ~ | 興ざめですが、仕方ありませんね~ |
いつもポイントから | 観光の稜線に残雪はほとんど見られません |
そうそう途中の別当覗きで対面の観光新道の稜線を見ると、残雪がほとんどなくなっているので、久しぶりに観光で下山するか~などと思いながら、弥陀ヶ原から皆さんが持てあます室堂への段上がり、木道から巨岩ゴロゴロで歩きのリズムが変わるので嫌なんですよね~(知るかあ!皆さんはスイスイやあんただけヘロヨタやんか)
甚之助避難小屋当ちゃこ~ | さ~あの稜線の奥が御前峰です~ |
天気はいいし老いぼれ頑張ってヨタヨタ | 南竜分岐、左の黒ボコ岩へ |
振り返れば別山の峰々 | こんな感じで登山道が続きます |
菜の花が(そんなわけないやろが!) | 頭の上の黒ボコ岩へ |
お花畑斜面残雪期は直登できますが | 毎度のことながら出ていませんね~ |
黒ボコ岩とうちゃこ~ |
弥陀ヶ原最近は雪原の状態が多いのですが |
何とか室堂とうちゃこ~うわ~(なんや~)5時間かかってる~山頂についてんとアカンやろ~(しらんがな、あんたのヨタヘタ、では当たり前やろ)なるほどお馴染みのコースは、自分の老いぼれ加減がよくよくわかるバロメーター、ジーと悲しみをこらえて、鳥居をくぐって山頂へ、(大層なこっちゃの~)同じ砂防を相前後して登ってきたご夫婦の奥さんの方がお花畑付近をウロウロ、どうやらクロユリを探しているみたいですが、「咲いていると聞いてきたんですがね~」
室堂への登り返し、これがきつい~ | 室堂とうちゃこ~ |
クロユリさえ見られたら山頂はもうどうでもいいのです、」と引き返していきました。そうか途中でキヌガサが咲いているのを見て「あとはクロユリ見たら降りよう」とご夫婦で話しておられました。なるほどね~皆さんそれぞれの山歩きとゆうところでしょうか、しばらくオヤジが進むと5~6株クロユリが咲いているが見られました。声をかけようと振り返りましたが、もう鳥居をくぐっておられたので、大声をかけても聞こえません、もうちょっと頑張って登られたら見られたのですがね~。弥陀ヶ原から室堂に到着したポイントで、小さなクロユリを2~3輪見られたといわれていたので満足されているのでは。
奥宮へ |
約半分ぐらいかな高天原 |
さてオヤジは何とかその後もヘロヘロになりながら奥宮にとうちゃこ~、山頂でいつもポーズをシャッター依頼、展望は相変わらずオヤジパタ~ンで雲が沸いてアルプス方面はアカン!~かろうじて御岳ぐらい、近くの別山さえも雲の中~、ハイハイさっさと戻っておひるごはんにしましょう。
奥宮とうちゃこ~ |
大汝峰方面 |
室堂 |
降りてきました~お馴染みのナナカマドの花 |
お腹減りました、以前は降りてきて12時だったんですがね~(わかった、わかって、しつこいのやあ!)ラーメン炊いておにぎり食べてコーヒまで飲んでゆっくりしていたら出発がもう14時を回ってしまいました~(あんたそら余裕かまし過ぎやあ~)結局、黒ボコから観光新道に落ちたのはもう14時半ごろになりました。久しぶりです、ここしばらく残雪が多くビビッて足が遠のいていたのですが、しかし花はやはりダントツにこちらの方が多いです。
弥陀ヶ原を戻り |
黒ボコ岩から久しぶりに右観光新道へ | 相変わらずここに来るとガスが沸いて |
ついつい花オンチの癖に、へたくそシャッター切りながらですので余計に時間がかかります、馬のたてがみのあたりで、下から登ってきたソロ男性と出会いました。オヤジ「こちらから登ってこられるとはなかなか大変でしょう、10人のうち9人は砂防だと思いますよ~」「そうですか~いや~きつい~もう限界です~」と言いながらバンバン登って行かれました。ありゃわかってきておられます。
ま~これぐらいなら何とか |
殿ヶ池避難小屋が見えてきました | 前方に大阪の3人グループが |
それにしてもかおり御大が、こちらが登りのお手内コースなのには驚かされます。オヤジには絶対無理です。さて何とか馬のたてがみの激下りを終えて殿ヶ池避難小屋に降りてきました、大阪から来たとゆう男性1名、女性2名のグループさんが休んでおられました、オヤジがついてしばらくすると「さ~まだまだ長いで~頑張るかあ~」と男性が声をかけて出発していかれました、オヤジもほどなく出発します。
しばらく進んだところで雪渓が残っているので、コースがわかりにくかったのでしょう、立ち止まってスマホを見ている様子です。オヤジは大体わかるので「もう少し斜面側に登山道が見えるはずです」と声を掛けます、すぐに男性が見つけたみたいで手を挙げて降りて行かれました。残雪が多いときはもっと迷うはずなんです、オヤジなんかには無理な状況が続くはずです。以前石徹白登山口から縦走してきたときにひどい目に遭いました。結局、南竜にたどりつけずに雪渓でビバークする羽目になりました。残雪期の白山恐るべしです。とまあそれはともあく何とか岩くぐり、ようやく半分ですもう16時半です。
岩くぐりここでやっと半分 | 後3K長いなあ~ |
花は続くが余裕なくなってきました | 咲いてくれていましたあ~ありがとう |
いつものことながらここから気が焦りだして、もちろん花も少なくなるので、あとはひたすら必死のパッチで(古い表現やな~)ところが以前より登山道がエライ荒れています、老いぼれには厳しい登山道です、改めてこんなとこよう登ってくるなあ~脱帽!
禅定道やっと通れるようになったんや | 別当坂ここもきつい~ |
ようやく別当出合が見えてきました | うわ~図ったように12時間かかりました~く |
ようやく別当出合の鳥居が下に見えてきてやれやれ、図ったように18時15分ピッタリ12時間の老いぼれ歩きでした。下の駐車場に戻りあとはもう総湯に入るのだけが楽しみでぶっ飛ばして(危ないなあ~温泉入る前に冥途に行くことになるで~)白峰の総湯に浸かってほっこり
あれだけ停まっていた車もうみんな | 総湯に浸かってお疲れさんでした |
あとはもう明日の朝までかかろうが明後日になろうが、(バイト休み~)途中で越前名物おろし蕎麦など食べて、ゆっくりとチンタラ戻ってきました~時間が遅いと何処も混まないので思ったより早く、24時前にカーチャンただいまあ~となりました。まあ~マンネリ感は致し方ないところですが、やはり自然の中の花々の魅力は花音痴の老いぼれにも頑張って歩きとおす励みになってくれたのは間違いないところです。 感謝 感謝。
『 黒百合や風の行方に塩見岳 岡田貞峰 』
『 黒百合や風の行方に御前峰 』
【 記:洛西オヤジ 】 |
■ 白山で出合った花の一部です
キバナノコマノツメ | クロユリ |
ゴゼンタチバナ | ニッコウキスゲ |
ササユリ | ツガザクラ |
サンカヨウ | キヌガサソウ |
ハクサンタイゲキ | ウズラバハクサンチドリ |