京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

金剛山 (奈良県側ルート)
2023.04.17

記念写真シャッターお願いする人には困りません


日程:
・2023年4月17日(月)曇り   洛西オヤジ   親父の山歩き報告NO365

アクセス:
京奈和ー五条北ICー小和集落イテグチ駐車場

コース:
小和集落金剛山登山口ー天ヶ滝新道登山口ー天ヶ滝分岐ー天ヶ滝往復ー中の平ートレイル合流ー伏見峠ーちはや遊園地ー葛木神社ー山頂遊園地ー昼食後伏見峠分岐ー石寺跡ルートー石寺跡ー高宮廃寺分岐(林道出合い)ー高宮廃寺往復ー小和集落内で迷い藪漕ぎしてイテグチ駐車場付近に降り立つーイテグチ駐車場



 初心者オヤジ今回もまた思い付きで無計画な山行でした。マップは登山口の案内板。(アカンやろう)。

 こんにちは洛西オヤジです。関西圏はどの地区も天候イマイチなのですが明日歯の治療で痛いことになりそうなので今日中に歩いておくかあ~と久しぶりに奈良の山にいくつもりで準備していたのですが例によって朝寝坊をしてしまいました。

 結局7時前に出発となり行先変更で比良方面にするかあ~と思いながらボーと車を転がしていたら(危ないな~)なぜか京奈和に向かっていました(アカンいよいよ本格的痴ほうや~)。

 もちろん朝のラッシュに巻き込まれ奈良市内通過するのに時間がかかりあ~あどこかで朝風呂入り帰るかあ~と思いながら前方を見ると葛城~金剛の山並みが見えます。

そうやあ~金剛山に行くかあ~ ここやあ~よかったー

 そうやあ~奈良県側から金剛山に行くかあ~(おいおいお前わかってるのかい、マップはないやろしGPSてな高尚なもんもってないやろ)まあ何とかわかるやろ、以前間違えて五条北ICで降りたとき金剛山登山口の案内があったようななかったような(ええ加減な!)。

 そんなわけで五条ICで降りてとにかく山手のほうに車を走らせているとありました~、五条市小和(おわ)付近でした。

 山手の集落内の狭い道をところどころ出てくる案内を頼りに進むとに最終的に結構広い駐車場につきました。(かえって調べるとイテグチ駐車場とゆうらしいです)。

イテグチ駐車場 天ヶ滝登山道取りつき(左)

 これも帰ってから調べたのですが奈良県側からのいくつかある登山口のうち新道天ヶ滝登山道でした。近くにもう一つ石寺跡登山道(小和道)とゆうのもあるみたいですがイマイチわかりませんでした。

シャガが団体でお見送りをしてくれました よく整備された登山道
(ほぼこんな状態でした)

 さ~ようやく出発もう9時半です、見事に咲き誇るシャガに見送られてヨタヨタ出発、歩きやすい登山道とゆうか参詣道?それほどの急登もなくただまったく単調な植林の中をひたすらヨタヨタ、途中でこのコースの由来でしょうか天ヶ滝の分岐(100m)となっているので寄ってみます。

天ヶ滝分岐 天ヶ滝それなりの(なんやねん)
いや名瀑で

 まあそれなりの滝で、周囲に花でも咲いているかと期待したのですがまったくなし、このコースほとんど花は咲いていません。中の平とゆうポイントはもう少しウロウロ丹念に見れば何か咲いている雰囲気でしたがそんな余裕もなく(アカンなあ~それが皆さんと違うのや~気がないのんや)はいはいそうです花にも人にも嫌われるオヤジです(生駒のおね~さん教えて~)。

 (相変わらずイジケタやっちゃ、嫌われて当然や)それにしてもしんどいなあ~金剛山てこんな山頂まで長かったかなあ~ようやく上部におそらくダイヤモンドトレールの標識が見えてきました~。2~3分で見覚えのある伏見峠につきました。オヤジは1度だけ千早赤阪村のほうから山頂経由で来た覚えがあります。

中の平 ようやく上部のトレイル道に合流

伏見峠とうちゃこ~(ここからがまだ長かったあ~)

 やっと着いたあ~と思ったらそこからまだチンタラチンタラ、見覚えのある何とか遊園地、とか大阪府最高点(え~金剛山は山頂大阪ちやうの~)とか本来の山頂葛木神社とか、え~こんな長かったー?。

ちはや遊園地

え~とゆうことは
金剛山山頂は大阪府ちゃうのん
ヘタレテいるオヤジには
心強いはげましです

 ようやく平日なのに登山者?参詣者?でごった返す(土日はUFJ並み?)山頂遊園地につきました、あ~もう正午を回っています~。うわ~比良武奈ヶ岳とおんなじぐらいかかったあ~ドテー(いつでもどこでもおんなじ表現ええ加減に辞めたらー)。

 ほんま金剛山がこんなにしんどいとは思わなんだーサラッといかれる生駒のおねーさんやしーちゃんに改めて脱帽、前回の越前の鬼ヶ嶽に毛が生えたみたいなものかなあ~となめていました。

 すごい観光客(ちゃう!)に遠慮しながら一つだけ空いていた石のベンチに座ってカップ蕎麦を食べます、山行用の物入れの奥のほうから昨年7~8月に賞味期限切れたカップ麺が5~6個出てきました。もったいないから持ってきましたあー(相変わらず貧乏くさい話をするやっちゃなあ~)

葛木神社金剛山最高点 転法倫寺上部から

まだ桜が咲いている~ 曇ってあまり見えません

 夕べからカーちゃんに作っておいてもらったおにぎりと賞味期限切れのカップ蕎麦(わかった!しつこい!)を食べてお腹ポンポン、13時ごろから元来た道を戻ります。

もう一度ご本尊にご挨拶に向かいます 古い標石です。右よしの??左いせ?

 食べてすぐに転法輪寺の階段上ったら吐きそうになりました。(そやし食いすぎや!ゆうのに当り前じゃ~吐け!吐け!自業自得じゃー)そんなボロクソに言わんでも、ヨタヨタ何とか伏見峠まで戻ってきました。

吉野千本桜(そら言い過ぎや)

 少し手前に下に降りる分岐があり{北宇知?伏見道石寺跡?}なんや消えかけて見にくい案内板ですが踏み跡もしっかりとしているのでここから下ることにします。(登ってきた道はあまりにも単調で面白くないので)(知らんで~また痛い目に合うで~大体何にも持たんと下調べもせんと横着や)。

ここから下山しました~JR北宇智駅?どこや

 すぐに伏見道と石寺跡の分岐があり右側の石寺跡に向かいます、どちらかとゆうとこちらの方が朝登った天ヶ滝ルートよりはワイルドな感じです。

伏見道と石寺跡道分岐(右の石寺跡へ) 朝よりはワイルドな雰囲気

なんやわけわからへんけど水場なんや いかにも古道とゆう雰囲気

 小1時間ほどでなんやデカイ石がデ~ンと鎮座しているところに出ました、石寺跡で葛城二十八宿のうちの二十番宿の跡だそうです、どうやらこちらが金剛山への参詣道の古道みたいです。

 10~15分下るとアスフアルトの林道に出ました、高宮廃寺跡への分岐です、少し寄り道になりますが歴史の勉強によって行きます。

お~存在感あります 石寺跡。葛木宿跡

歴史の勉強です

 廃寺跡や城跡などとゆうのはどこも同じで礎石や土塁を見て往時の風景がよみがえってくるとゆうか偲ぶとゆうかそんな研ぎ澄まされた感性をオヤジは持ち合わせていません。チラッとみてはハ~なるほど、なるほど、(わかってんのかい!)すぐに林道を引き返して下ります。

どうやら集落に降りてきたみたいです 雰囲気あります

これぞ里山からの展望

 小和の集落に入ってさ~これからが(なんやねん!)いや元の駐車場に戻るのにわからへん~春の午後の農村ー誰もいない~ひっそり~シ~ン遠くのほうで選挙カーのマイクの音声がかすかに聞こえますが誰もいない~(どうすんねん)。

 いや石寺跡の登山口案内があるはずなんですが、とにかく集落の中を大体の見当つけてうろうろ、近畿自然道の案内を見つけて進むとあれ~この先通行不可、なんでやねん、おまけに{家畜伝染予防のため通行禁止}なんでやねん家畜がいるような建物ないやんけ!自然道違うんけ!とまあぼやいても仕方ないので畑の中を迂回してブッシュの中を藪漕ぎ、なんで最後の最後にこんなことになるのやあ~。

 面白いことに、なんとなく藪漕ぎの先行形跡がありいきなり斜面に沿っている作業道みたいなところに出ました。

なんで~困ったなあ~ ここに出るまで藪漕ぎ奮闘

 なんとオヤジの目の前にイテグチの駐車場が見え、オヤジの車がポツンと1台停まっています。やったあ!行き当たりばったりのやけくそ突破でしたがやるものです。(自己自賛)(まあ~しょっちゅうそんなことやってるからなあ~)30分以上集落の中をウロウロしていましたがもう16時前はあ~結局下りも3時間ほどかかってるのかい、恐るべし金剛山やな~考えを改めます。生駒のおねーさんあんたはすごい!憧れます

ヤッタ~あさの駐車場や

やれやれお疲れさんでした~

 さて帰路はまた五条北ICからですが風呂はどうするか今更西吉野お気に入りの温泉まで行くのも論外ヤシ橿原のスーパー銭湯あんまり気が乗りませんこのまま急いで奈良市内混む前にすっ飛んで帰りましょう~。カーちゃん「ただいまあ~」はおかげさんで18時でした。

 ヤレヤレ寝坊してまた行き当たりばったりの山行で今回は有名な金剛山へ、しかし今から思うに登山道に取りついて伏見峠まで誰にも会わず、そこから先は今日はホンマに平日か?とゆうほどの混雑、また伏見峠から駐車場に戻るまで誰にも会わず(集落の中でも人姿見られず)なんかおかしな山行でした。

 結局奈良県側から登ったのはオヤジだけ?なんかなあ~あまり奈良県側からは皆さんいかないのかなあ~それはともかく寝坊してのやけくそ山行でしたが金剛山への認識を改めさせられることとなりました。      感謝  感謝。

【 記:洛西オヤジ 】





 ---- 高宮廃寺跡にて----

 【 夏草や兵どもが夢の跡 】   芭蕉

 季節(季語)も違い場所的にロケ(芭蕉の句は平泉衣川館戦場跡)も違いますが歴史的な遺跡に立つとこの句が思い浮かびます。










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