京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

上高地から西穂
2023.05.25-26

独標とうちゃこ~


日程:
・2023.5.25-26 (木) 曇り   洛西オヤジ    親父の山歩き報告NO369

アクセス:
・名神ー 一宮JKー東海北陸道ー飛騨清見ICー中央縦貫道高山ICーR158ー平湯安房道路ー入り口(車中泊)ー翌日アガンダナ駐車場に移動
・帰路は東海北陸道白鳥ICから中部縦貫道経由ー北陸道ー敦賀ICー湖西で帰宅

コース:
・25日:アガンダナ駐車場シャトルバスで帝国ホテル前ー田代橋から西穂登山口ー西穂山荘(リュックデポ)ー独標往復ー西穂山荘宿泊
・26日:朝食前に丸山往復ー朝食後上高地へ下山ーバスターミナルまで行きアガンダナ駐車場行のバスに乗車ーアガンダナ駐車場



 2023年5月25日~26日上高地から西穂、初心者オヤジ体力気力衰えマンネリ感は拭えずお恥ずかしい報告です。

 今日は洛西おやじです。この時期になるとなぜか残雪の雪渓が目に浮かび気持ちだけは歩きたくなります。コロナパニックになる前は5月プレオープンされる剣沢小屋の新平さんのところに通うのが慣例になっていました。最近はプレオープンはなくなり劔に行くとなるとテント担いでテン場でベースキャンプとゆうことになります。

 まあ~ね老いぼれには厳しい状況になりました。それでは手ごろなシニアー向け西穂にでも行くかあ~となるわけですか、通年営業の新穂高ロープウエイが8月までリニューアル工事、あ~あまあ一度行くと決めたのですから久しぶりに上高地からヨタヨタとゆうことになりました。



 毎度のパタ~ン前日の夕方からチンタラスタート、平日ですので、余りこまなかったので4時間弱で定番の安房道路料金所前の駐車スペースにつきました。は~いおやすみなさい車中泊で~す。よく、なんでアガンダナ駐車場まで行かへんの?と聞かれますが24時が料金の切り替えなので年金生活者は節約しているのです。

 (いくらやねん)¥600(あほかあ~あさ移動するのが邪魔くさいやろが)本当のところは以前は19時?やったかな~過ぎると入庫できなかったのでまあその時の癖とゆうか慣れた環境の方が心置きなく寝られるじゃないですか。

 定宿ならぬ定車中泊ポイントとゆうわけです。(しょうもない、まあ犬でも猫でもパンダでも寝る場所は決めとるわな)はいはいそんなわけでございます。

 ■ 25日

 5時?ころに起きだして(なんやねん時間ぐらい見ろよ)どうでもええねん、あくびしながら洗顔おはようございます。(誰にゆうてんねん)サンドイッチにコーヒー沸かして、ハムエッグ、ヤサイサラダに(どんだけ食うねん!)冗談やがな、実際は前日の夜買っておいた菓子パン食べながら駐車場に移動。

アカンダナ駐車場

帝国ホテル前で降ります

 5分もかからずに、これもいつも通りのバス到着の一番近いポイントに車を停めてモタモタ準備、何時のバスか知りませんが(30分間隔で出ます)乗り込み上高地へ、まだ早いからかな、それほど混んではいません、ほとんどの人がマスクしています。帝国ホテル前で降りて、何時やねん、と初めて時間を見ると7時前です。

帝国ホテルです。バックに奥穂が見えています

遊歩道をチンタラ

田代橋を渡って

田代橋の上から正面右から前穂吊り尾根奥穂です

 へ~結構早い事起きてきたんや、(何をのんきなことをぬかしてんねん!)チンタラ、チンタラ、田代橋を渡って西穂登山口へ。

西穂登山口建屋前です。ほなボチボチと

最初は樹林帯

 そうですね~思い返せば初めて登山目的で上高地へ入ったのはもう何年前?あの時の新鮮な緊張感、高揚感、は今となっては(何をゴチャゴチャゆうてんねん)ハイハイすみません、すぐに西穂登山口の建屋をくぐりチンタラ、ちんたら、しんどいことでオマす。

いきなり目に入ってきました。鮮やかあ~

1時間半ぐらい登ってきました。残雪があらわれだします

焼岳への分岐です

 ここは丁寧に整備がされているので階段状になっているポイントが多くかえってしんど~いとゆうことになります。(贅沢ゆうな!よーそんだけ文句言えるな、整備してなかったらブツクサゆうくせに)樹林帯に入ってしばらくすると残雪が現れます。まあアイゼンつけるほどでもなく、ヨタヨタ。

 上部からソロの男性が降りてこられました、装備からしてテン泊のようですが「おはようございます、早いですね、テン泊ですか」「はい、夕べ小屋はえらい事でした」「え?」「ボヤがあって大騒ぎでした」「へ~そりゃまた、今晩泊まる予定なんですが」「いや、それは大丈夫だと思います、それほど燃えたわけではないので、ただ売店はおそらく営業していないのでは」。

 「そうですか~それより上の残雪の状況はどうでしょうか」「あ~もう全く夏道です」「はあ?夏道?」「山頂までほとんどないです」「え~山頂まで?」「このあたりが一番多いとゆう感じで上部はほとんどないです」「はあ~ありがとうございます」ホンマかいな、急に気持ちが萎えるとゆうか(そんなん調べとけヨ!聞いとけよ、予約入れたんやろ!)いやちょっとバタバタしたタイミングで、それに予約は小屋直接ではないので、いやはや。

西穂山荘とうちゃこ~

定番正面霞ヶ岳

 そんな時ソロの中年の女性が追いついてこられました、いつも通り先に行ってもらおうとしましたが、なんとなく歩くペースがオヤジと同じになったので珍しく同行するような状態になりました。女性は上高地でアルバイトをされているとのことですが、今日は休みなので西穂に初めてきました、とのことです。

 目標は今年白馬の雪渓を登って山頂に行きたい、出来たら槍温泉にも入りに行きたいとのことですが、まあそんな話をしながらつかず離れず時々会話をしながら結局小屋まで一緒にとうちゃこ~となりました。

いつものアングルになりますね~

昼食を食べてヨタトヨタと上部へ
笠ヶ岳の稜線が正面に見えます

 女性は小屋の売店でラーメンを食べるのを楽しみにしておられたのですが、やはり今日は売店はまだ営業できないとゆうことカップ麺を食べますとゆうことでした。オヤジも同じくカップ麺とおにぎりでちょっと早いですが昼食です。

 受け付けはまだ小屋の方では忙しそうに後かたずけをしているみたいなので、夕食の時間だけを聞いて、リュックをデポって上部に向かいます。小屋まで一緒だった女性は先に出発しています。

丸山付近から前方正面は前穂です

丸山とうちゃこ~定番アングル~
バックは傘ヶ岳稜線です

 オヤジが丸山の手前まで来たときに上部から女性が降りてこられました。「オー早いですね」「はい丸山で引き返してきました」とゆうことでした。まあ今日戻らないといけないので仕方ないところでしょうかでしょうか、「お気をつけて」のあいさつでオヤジは上部へ向かいます。

さ~ヨタヨタ独標、ピラミッドピークを目指します

穏やかに見えますが足元がゴロゴロ石
の登山道で歩きにくい~

振り返れば焼ヶ岳とバックは乗鞍です

だんだん近ずいてきました
右独標左ピラミッドピーク

 描いていた真っ白の斜面はなく全くの夏道、上部の独標、ピラミッド、山頂まで、あの男性の言っていたように白いものは見えません、おまけに天気予報外れではないですがイマイチ、オヤジだんだんテンション下がってもう帰ろうかなあ~(あんたがしんどいさかいにそんな気分になるのやあ!)。

毎度の岩登り、見てくれほど大したことはおまへん

こけおどし鎖場(積雪時はヤバイ)

うわ~ガスッてきた~手前天狗奥が奥穂です

 夕食は18時とゆうことでしたが、まあ山頂往復5時間としていけないことはないでしょうが、まして夏道状態なんですから、ただなんとゆうか気分が乗りません。ピラミッドへの稜線、激下りに見えますが大したことおまへん、ただし積雪時は手ごわいポイントです。ピラミッドで戻るか、と思いながらなんとか独標に乗りましたが、ガスってきました、マスマス気分が落ち込みもう帰ろ!となりました。

ピラミッドへの稜線
激下りに見えますが大したことおまへん

下に岳沢小屋が見えます
上部が重太郎新道です

前方ピラミッドピークの標識ポールが小さく見えます

 降りだすとガスが晴れてきます。吊り尾根が正面に見えます。また行きたいなあ~とゆう気分になります。戻ります、下に上高地の河童橋が見えています

降りだすとガスが晴れてきます
吊り尾根が正面に見えます

下に上高地の河童橋が見えていま

 (いつもやんけ!まともに山頂行ったことあるのんけ!)3~4?回4~5回?しらん~(ええかげんな)どうでもええのんや、帰る~てなわけでちんたらチンタラ15時過ぎに降りてきました。(どないすんねん、晩飯まで)受付済ませて部屋でふて寝(なんじゃそれは)驚くことが(なんじゃい、エライ別嬪と同部屋とか)いえいえ今日の宿泊はオヤジだけみたいです。

 (え~ケーブル動いてなかったらそうなるの?)今夜はテン場3張、同じグループさんで女性一人男性二人の皆さんお若いです、長いロープ携えて上部から降りてこられました。まあ訓練ですかね~よくわかりません、翌日も同じ装備で上部へ向かわれました。

下る途中おショットです。もう初夏ですね~

雲が迫力あります~

降りてきました~お馴染みのケーブルへの分岐です
小屋そばです

お疲れさんでした~
これでは夕日も楽しめません小屋でもう寝ます

 さて夕景を楽しむにも雲多く仕方ありません、「夕食できました~」の声で食堂に行くとなるほどオヤジの分だけポツンとテーブルの上に準備ができてあります。

 一人でボソボソ食べて「ごちそうさまでした~」誰もいない返還窓口、これはこれでまあ~いいか、あ~一人で納得して部屋に戻り窓の外を眺めて。そうやあ~いつのころやったかなあ~布団一枚に3人寝てくださいとゆうとんでもない経験したのもこの小屋でした~ボンヤリ老いぼれ人生を回顧します。

 (ケ!何イチビッテるねん、あんたに人生なんてものは関係ないの!あんたは物干し竿みたいなもんなんやから)「はあ?」(軒下に黙ってぶら下がっているだけの人生なんや!)なるほどうまい事いわはるわ、その通りや、ハイハイ眠剤飲んでさっさと、おやすみなさい~。

 ■ 26日

 4時ごろ目が覚めて、どうしょうかな~ご来光でも見に行くかな~モタモタ起きて窓から外を見るとオヤジ定番曇っています、ご来光見えないでしょうね~。

 まあ朝食まで時間があるのでモタヨタ丸山あたりまで出かけますかー、案の定ご来光は無理です。

おはようございます~ご来光はダメですね~

少し上部に上って

丸山付近から乗鞍です

雲海とはいきませんね~

 丸山からもう少し進んだところから引き返します、まあ天気よければ食後すぐに山頂まで往復、そのまま下山、上高地最終バスまでに戻るかあ~とも(フン行けもせんのにええカッコゆうなあ!)そうですね~痴ほう老人の戯言だとお笑いください。

食堂から笠ヶ岳です

今日も上部へ行くみたいです

さ~ボチボチ老いぼれは下山します~

焼岳へのルートで一瞬行くか~とも思いましたが

おとなしく上高地へヨタヨタ戻ります

焼岳を右手に見ながら下ります

登山口建屋に戻ってきました~
戻ってきましたあ~達成感ゼロ

 結局食後そのまま下山、気分最悪、もう二度と来るかあ!(おいおい別に西穂が悪いわけちゃうで~)わかってるがな、チンタラチンタラ、ボチボチと戻ります。上高地の登山道入り口の建屋に戻ったのは9時すぎです。毎度の観光客ゾロゾロ、「きゃ~かわいい~おサルさん~」。

 サルが可愛いんかい、ほな今度熊もつれてきたるわー、(エライ機嫌悪いなあ~そんなことばっかり書いていたら見てくれる人に悪いやろが!)まあね~仕方ないね~性格がひねくれて歳を重ねる事にひどくなるね~。

 気を取り直してへたくそ写真など撮りながら、そうそうお花も注意してみると結構咲いています。キムケンさんやったらしーちゃんやったらもっと楽しまれるのにな~と思いながら花音痴のオヤジはヨタヨタチンタラチンタラ観光客に混じってバスターミナルに向かいます。

遊歩道でバスターミナルへ、マンネリアングルです

きゃ~カワイイ~どこがやあ!
もう人なれして気にもかけていませんね~

どんより幕が下りていきます
オヤジの歩きもおわりです

 オヤジ以外は観光客ばかりでした、アガンダナ駐車場に戻ったのは11時半ごろでしょうか、あとは定番平湯の森で温泉につかるだけです。車の後ろの芝生に座り込んでまたラーメン炊いておひるごはんとします。

上高地バスターミナル。お疲れさんでしたあ~

 (相変わらずけち臭い事書くなあ~パーと豪華に平湯の森のレストランで豪華に飛騨牛ステーキでも食べんかい!)あのね~何度も書きますが年金生活者なんです。今のご時世贅沢できますかいな、ね~皆さん!(わかった、わかった、また帰りの高速代ケチる算段してるのやろが!)。

 おっしゃる通り定番の温泉から出てまたチンタラ戻りますが今日は白鳥から福井に向かいます。中央縦貫道が荒島まで延長されたのでどうかなあ~と思いまして、(なるほどそれでどうやねん)確かに早く北陸道にスイッチできる気がします。なにより中央縦貫道は無料ですから(わかった!しつこい貧乏たれがあ!)。

 (あ!そんなん差別用語やあ!)ハイハイ毎度の敦賀から高島、湖西道路で戻ってきました。湖西停滞もそれほどひどくなくカーチャンただいま~19時半ごろでした。

 さて今回の報告はなんかボヤいてばかりで見ていただいている方には大変申し訳ございません。まあオヤジ報告もどこに行ってもマンネリです。いよいよ報告のできないところへの遠征が近ずいてきたようです。

マンネリ感あふれる上高地に。 感謝  感謝。



 上高地登山道入り口や遊歩道付近の花々。花の名前ガイドブックあるやつばかりですがよくわかりません(ゆうてることがわかりません)載せろよ!すみません!

ツバメオモト マイズルソウの中に咲くスミレ

シロバナエンレイソウ

シロバナヘビイチゴ

ラショウモンカズラ

ニリンソウ


【 記:洛西オヤジ 】



   『 雪残る項一つ国境  子規 』









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