京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

霊仙山(今畑~近江展望台~汗拭き峠)
2023.1.19

山頂からお猿岩方面へ北西斜面直下降


日程:
・2023.1.19 (木) 曇り   洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO356

アクセス:
・名神―彦根IC―R306―河内風穴―今畑登山口
コース:
・今畑登山口―廃村今畑―笹峠―近江展望台―最高点―霊仙山頂―北西斜面直下降―お猿岩直下ー泥田登山道―汗拭き峠―落合―車デポ地



 初心者オヤジ今回はアイゼンリュックにぶら下げたまま、福寿草にはまだ早く、山頂稜線はオヤジが着くとガスが湧き(他の登山者に悪い気がします)先週伊吹から向かいの霊仙見ていると招かれている気がしたのになあ~(なんで来るねん!ゆうてるで)。




 今日は洛西オヤジです。最近定番になっている伊吹の後は霊仙とゆうことで又ヨタヨタと出かけてきました。別にこだわっているわけではないのですが新しい山に出かける気力も体力もなくマンネリ報告の誹りを受けるのは承知でございますがお付き合いください。

 いつもよりゆっくりと6時過ぎ出発、やはり東ICに着くまで時間かかります。名神も車が極端に多くなって登山口に着いたのは8時を回ってしまいました。

 予想はしていましたが積雪は全くなくアイゼン置いとくかあ!(阿保かあ!甘すぎるのじゃ!)(おー体調良くなったんか?イッチョ噛みオヤジ)(うるさい!わしが文句言わんと皆さんストレスが溜まるのやあ!)ハイハイ8時半回っていますがチンタラ毎度の登山口から廃村今畑へ向かいます。

多賀SAから霊仙見て闘志を(湧くかあ!) 先ずは河内風穴へ

ほな今日もボチボチと あれ~新しくなっている~
(記入したやろなあー)もちろんです

 いつもながら集落で生活しておられたころ、この坂を行き来するのは大変やったろなあ~と思いながら早速ヘロヨタになるオヤジです。廃村今畑集落に到着、念のために福寿草を見に行きますがもちろんまだ姿は見られません。

廃村今畑 福寿草~咲いてるわけないかー

 (当たり前じゃ、たとえ少し顔見せててもあんたには見られとうないのんじゃ)はいはいどうせ私は嫌われもので部屋の隅に落ちているヘアーピンみたいなものです。(何ひねくれてんね!)と、しょうもない事言いながらチンタラ、チンタラ、結局積雪もなくアイゼン履くことないのに1時間以上かかって笹峠に到着となりました(通常45分ぐらいで皆さん来られます)。

春山ハイキングのように

いつものアングル近江展望台

いつもは一番積雪の多いところです

笹峠もこんな状況

 さ~いよいよ本日のメインエベント(なんやそれもゆうならメインイベントやろ)ホンマうるさいなあ~。ヨタヨタ、ヘロヘロになりながら第一ステージ、何とか御池や奥の鈴鹿の山もかろうじて見えていますがそこから先、斜面をもがいているうちにまたしてもガスが湧いてきて肝心の近江展望台に着いた頃には周りはガスで展望全く利きません。

さ~本日のメイン急登で~す。雪ありません~

鈴鹿御池。奥の方は藤原?
見えたのはこの時だけでした

 あ~あ何にも日頃悪い事はしていないのになあ~、たまに自販機の下に釣銭落ちていないか、覗いたりしているけど。そうかあ~今日多賀SAで高速乗る前に買ったコーヒカップゴミ箱に捨てたなあ~、あれがあかんかったんかな~(何をしょうもない事ゆうてんねん!根本的に社会に対するひねくれたアンタの日頃の生活態度が問題なんや、思い知って反省せんかい!)。

いよいよ正念場

積雪が無いとかえって此処は歩きにくい~

近江展望台とうちゃこ~

 それはともかくまだアイゼンリュックにぶら下がったままです、とゆうか装着する状況ではないのです。この先は微妙ですが、アイゼンのトレースは全くないのでそのまま西南尾根を進みます、もちろん下とは違いそれなりの積雪はありますが邪魔くさいのでそのままチンタラヨタヨタ進みます。

樹氷は一級です

寒いのでインナー着込んで

 気温下がってきたのでインナーを変えて老いぼれが荒涼とした雪原を歩く姿をご想像ください。(するかあ!なに一人でイチビッタ事ゆうてんねん!)何とか最高点にとうちゃこ~うわ~もう正午や~寒い~とにかく山頂へ。

緊張のモグラたたき(なんのこっちゃ

最高点に向かいます。アイゼン履きません

ここの樹氷が一番痺れましたあ~

 そうそう人気のある有名な若い女性登山家ユーチューバーが最高点から避難小屋に向かって霊仙登頂と言ってましたがよく勘違いするのですよね~、オヤジも一番最初感狂いました。(そんな事どうでもええのんや!それよりまだアイゼン履かんでええのんかい!)いや履くとかえってよくない状況です。

最高点とうちゃこ~寒い~

経塚山、避難小屋分岐

 山頂とうちゃこ~オヤジが一人シャッターで撮影していると若い男性が到着、続いてもう一人どちらも今畑からだそうですが「うわ~何にも見えませんね~」休むことなく引き返していきました。

山頂とうちゃこ~ガスって寒くて、すぐに下山

伊吹のホワイトアウト状態よりはマシか!

 なんか申し訳ない気分です。前回の伊吹といい、オヤジに山の神様はピーカンの展望見せたくないのかなあ~(そうや、決まってるやろが!他の人の報告見てみんかい、皆さん素晴らしい展望を報告されているやろがあ!)オヤジもそそくさとお猿岩下降点に向かいます。

通常登山道に降りてきました~

 定番のラーメンポイントで13時、少し遅くなったラーメンタイムとします。このポイントは大概風がなく冬この時期のオヤジのお気に入りです。ゆっくりとコーヒも飲んで13時半いや45分?ごろから(どうでもええやろが、どのみち下りはまともに歩けへんのやろが!)。

 今回はお猿岩に上がらずにそのまま前の斜面に進みます、以前よりトレースがしっかりついているのとロープやテープも新しくあるみたいなのでちょうど目の前に男性がリュックを降ろして休んでいました(アイゼン外していた?)下っていくとゆうことで、何處からあらわれたのか?ちょっとわかりませんがいきなりでしたのでちょっとびっくり、お互いにひどい泥田の中を慎重に下りますがもちろん男性はドンドンオヤジを引き離して姿が見えなくなりました。

オヤジ専用ラーメンテラス?(ようわからん)

お猿岩に登らずまっすぐそのまま谷筋をくだります

 しかしまあ~有名な泥田ポイントですが積雪がほとんどないので今回は一段と厳しい~、真剣にアイゼン履くかあ~と思いました。それより途中登山道の真ん中に標識が立っています。お猿岩方面に登らずオヤジが降りて来たラーメンポイントに山頂の案内がされています。そうか~それで今までよりトレースが多くなっていたのかーと納得しました。危険個所があるためと案内のテープが張られています。

あれ~以前のルート通行禁止になっている~

名物泥田登山道

 悪戦苦闘15分以上でしょうか何とか泥田地獄から解放されてヤレヤレその先はもちろんもう積雪は全くなくチンタラチンタラ、毎度の汗拭き峠から激下りで大洞谷へ下り落合集落に戻ります。

何とか汗拭き峠に降りてきました

落合集落からすぐの案内
オヤジでは無理な所用時間が
落合集落入り口
こんな頑丈な橋が通行禁止なんで?

 ここでもなぜか大きな橋が通行止めのテープが張られて、なんでかなあ?頑丈な鉄の橋で車も通れる橋なんですが(いろいろ気を使ってくれたはるのや、しょうもない心配せんとさっさと戻らんかい)ハイハイ結局15時ちょうどに車まで戻ってきました。

は~いお疲れさんでした~

 結局アイゼンは最後までリュックにぶら下がったままでした。今は1月(わかってるわい!いちいちゆうなあ!)明日は大寒、信じられない霊仙でした。(ま~そんなこともあるわい、よかったやんけ、おかげで足も攣らんと歩い来られて)ハイハイおおきにありがとさん、しかし久しぶりに出てきたらよーしゃべるなあ~。

 さて温泉はこの辺りはあまりオヤジ好みの温泉施設がないのですがスーパー銭湯極楽湯(高いわりにゴチャゴチャして混んでいるしイマイチ好きではないです)(ほな寄るな!)に入って毎度の湖岸道路でチンタラ戻ってきました。

定番湖岸街道からの夕日で~す

 カーチャンただいまは19時前になりました。今回は先週伊吹でお招きされているような気になっての山行でしたが、考えてみれば例年とうりの事が出来ているのですからありがたく。  感謝 感謝。

【 記:洛西オヤジ 】

 ■ 本日大寒なり。

 大寒に まけじと老いの起居(たちい)かな   高浜虚子  










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