京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比良武奈ヶ岳王道コース! 秋の花真っ盛り
2023.10.07

西南稜から蓬莱山 紅葉は月末か!


日程:
・2023.10.7 (土) 晴れ・風強し   ヨネちゃん

コース:
・JR比良駅、イン谷、大山口、青ガレ、金糞峠、ヨキトウゲ谷、中峠、ワサビ平、ワサビ峠、西南稜、武奈ヶ岳、コヤマノ岳ブナ林、パノラマコース、八雲が原、池と湿原、ゲレンデ跡、北比良峠、縦走路、北比良峠、神璽の谷下降口、蟻地獄、神璽の谷フルコース、カマブロ洞、イン谷バス停 (歩行は休憩含め約8時間半)



 私は3連休、日月は雨っぽい、ならば土曜に「秋の花を確認」と「紅葉の下見」も兼ねて久しぶりに武奈ヶ岳王道コース右回りと武奈ヶ岳山頂からは八雲が原経由で神璽の谷フルコースにしました。

 何時ものように朝一で比良駅からスタート、稜線は雲が多しです。比良駅から歩いてイン谷、管理事務所で登山届を提出、大山口で比良駅からスタートして約1時間、昨年より減ったカリガネソウを初見して正面谷を上がります。

比良駅前 コスモス畑の向こうは雲に覆われる

 今の見ごろの花はアケボノソウとダイモンジソウ、フクオウソウですが満足して粛々と金糞峠に、やっとこの辺から青空が広がってきました。

金糞峠 標識 金糞峠 青空が出てくる

 当初は天気次第と花状況では、直接八雲が原も考えていましたが、これなら王道コースは青空予想の西南稜で花巡り可能と見て特にリンドウは陽が無いと開かないので!進みます。ヨキトウゲ谷から中峠、ワサビ平からワサビ峠に向かいます。

ヨキトウゲ谷 連続小滝 中峠 標識

ワサビ平で黄葉が少し!

ワサビ平からの登り支流 ワサビ峠 標識

 これからは西南稜です。ここは何度来てもオールシーズン好きな山域です。紅葉にはまだ早いですが、リンドウ、アキノキリンソウ、センブリを観察しながら武奈ヶ岳山頂へ向かいます。

 途中、下山中のハイカーに聞いたら山頂は帽子が取れるほど強風との事、山頂での色んな気象経験はあるのでどんなもんかと思いつつ最後の南峰が見えるところまで来たらここから強風。。。ホントに帽子が飛ばされました。何とか回収して山頂が見えるところまで来たら、それでも昼食中のハイカーがおられます。

定位置からの西南稜

色ずきかけたホツツジの向こうに北山アルプス

西南稜から武奈山頂を見上げる! 294回目の武奈ヶ岳 山頂

 時間は11時半まえ、山頂は確かに強風で寒いのでいっそ八雲で昼食を考えていたら山頂直下東斜面に良い場所発見多少の風はありますがここで昼食にしました。昼食後は山頂で何時ものように写真を撮り下山開始。

山頂にて 余りの強風のため帽子を取る!

武奈山頂からナガオ尾根方面 左後方蛇谷ヶ峰

 下山はパノラマコースでセンブリ探索して、八雲が原へ。八雲池や湿原、ゲレンデ跡でゆっくり花巡りしてロッジ跡へ。ウメバチソウ、リンドウ、アキノキリンソウ、センブリなどは見頃です。縦走路から、びわ湖方面は鈴鹿山系も見え北比良峠へ。

パノラマコースからリトル比良方面

八雲池 ゲレンデ跡から武奈山頂

秋だと解る北比良峠からびわ湖方面

 ここから下山、ダケ道はまだ紅葉はないので予定通り神璽の谷へ。久しぶりに蟻地獄、谷源頭部から下ります。ここはダイモンジソウが以前と同じく多いのですが、岩肌一杯のアケボノソウは今は全くなく源頭部は急谷を浮き岩が多く気を付けて下ります。

 直に二段の滝、三角岩分岐に着きます。ここからは昨年、咲いていたアケボノソウを確認、一株残っており嬉しい・・・。

神璽の谷へ 通称:蟻地獄 神璽の谷 源流荒れる

二段の滝 神璽の谷 カマブロ洞

 後は花を探しながら降りますがこの時期は殆ど目ぼしい花は無く、バスの時間も気になり神璽の滝は省きカマブロ洞だけ見て時間調整して、3時25分バスに間に合いました。

 最後に比良駅ホームから見て比良の稜線は雲多しでしたが、山中では晴れ間が有り青空もありで良かった1日でした。(今回で武奈ヶ岳登頂294回目、比良山系593回目 これで12月か1月の300回&600回同時記念登山が見えてきました)。

比良駅ホームにて 雲に覆われる比良稜線




 ■ ------------------------- 今日 出合った花です! -----------------------------

アケボノソウ 神璽の谷

アキチョウジ ピークすぎる フクオウソウ 神璽の谷

ダイモンジソウ 神璽の谷 ホツツジ終盤

良いね! リーゼントのカリガネソウ セイタカアワダチソウ





小さめのアキノキリンソウ フクオウソウ 正面谷

何度見てもエイリアン顔
キタヤマブシ
リンドウ 双子

センブリ 西南稜 ツルニンジン1輪

ウメバチソウ 八雲湿原 ヤブマメ

マツムシソウ一凛









トップへ