京都近郊に花散歩に出かけた。ユッキーさん情報で、カリガネソウが咲いているとのこと。ここ数年　植物園を別にして、カリガネソウの自生を見た記憶がない。わくわくしながら歩き始めた。

コアカソ	アカネ

ベニバナボロギク	ヒヨドリバナ

マメ科	オハグロソウ

　道端の草むらに顔を突っ込みなにか咲いてないかなあと物色しながら歩くので、遅々として進まない。次々に小さな花たちを見つけてはシャッターを切る。探し当てたカリガネソウは見事な群落だった。

カリガネソウ	カリガネソウ　アップ

　北海道のラベンダー畑かと見間違うほど。マルハナバチがぶんぶん羽音をさせて飛び交い、黒い毛先に黄色の花粉をいっぱいに付けて蜜吸いに夢中。コーヒーを飲みながら、お花畑をゆっくり眺めて１年分を堪能した。

ここはラベンダー畑か？

立派なカリガネソウ	マルバハナバチが飛び交う

　道中鹿の角を拾った。鹿の餌食になっていなそうなカリガネソウ、鹿は苦手なのかもしれない。咲き始めているアザミは珍しく、いろいろ調べているが名前はまだ同定できていない。

鹿の角	ゲンノショウコ

あざみ　蕾	あざみの花

オニアザミ	ちくちく痛い　アメリカオニアザミ

　３時間ほどのぶらぶら散歩は、楽しかった。けれど、道路の端に動かないシマヘビがいた。暑さでへばったのか、怪我したのか？

マツカゼソウ	センニンソウ

ぐったりシマヘビ

　市街地を外れると風が爽やかでほっとする。でも、ほんまに高温連続の記録更新中の今夏の暑さたるや、しかも京都は猛暑日数日本一というからこれが来年も続くのかと想像すると、気絶しそうだ。熱中症にならないようにと山歩きも慎重になってしまう昨今。早く涼しくならないかなあ。