京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

如意越(逢坂山~長等山~如意ヶ岳~大文字山)
(夏の低山でも補水と休息が大事)

タイトル写真

航空施設(如意ヶ岳は柵の中)

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日程:
・2024年7月21日(日)  森の旅人M

コース:
・京阪上栄町駅~長等公園展望台~逢坂山~長等山~如意ヶ岳(航空施設)~大文字山~地下鉄蹴上駅



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 膝の痛みも改善してきたので久しぶりに山へ出かけようと行き先を検討,まだ登ったことのない如意ヶ岳へ向かうことに決める。大津市側から登ることになるため駅から山への取付きが短いのが一番だとして京津線上栄町駅と分かりスタート位置に決定。

 地下鉄から京阪山科駅で乗り替えて京津線上栄町駅を出る。超ローカル駅風情で駅前は車一台通れるかの細い道。駅をスタートし左へ向かうとすぐにY字分岐となり右手のいきなりの坂道を上って行く。8時過ぎだが晴れて日射は強く蒸し暑い天候のためすぐに汗が出てくる。(この日に近畿地方が梅雨明けと帰宅後知る)。

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京阪上栄町駅

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駅前左の分岐を右へ

 お寺と民家の前を通りこれから向かうのは長等公園展望台,先のY字路を左へ。その先で展望台への道を登って行く。ここから山道となり上がって行くと展望台が見えた。琵琶湖と大津市街が一望できるように作られた展望台である。天気も良く遠くまで見える。始まったばかりだが暑さと運動不足も加わり先がつらく感じる。木陰道を歩くのがせめてもの救いである。

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長等公園展望台

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展望台から大津市街と琵琶湖

 展望台から先は三本分岐となっていてどの道も合流するらしい。真ん中の道を選択。山道は平坦で歩きやすく次に兜山を目指すのだが少し外れた位置にあるのでここは素通り。逢坂山へ向かう道が地理院に乗っていないので心配したが,しっかりとした道で迷うことは無さそう。やがて左の南からの道と合流T字路で右折して長等山へ進む。

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地理院地図にないが明確な道が続く 南側の道と逢坂山のT字分岐)

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逢坂山

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逢坂山からの展望は素晴らしい)

 途中には逢坂山がる。ここからの展望は公園展望台と違い高度が上がり素晴らしい景色が広がる。小関峠へ向かって下り道となる。鉄塔横の脇を通過して赤土の荒れた道を市道へ出る。小関峠に到着。

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鉄塔脇を通過 小関峠に下る

 こんな晴れた真夏に歩く人はいないと思っていると坊越峠で男性三人が休憩中だった。掘り下げられた坂道が現れこれまでと違い悪くなる。三人の内と思われる男性があっという間に追い越してきた。そして二人目の男性にも抜かれ,休憩していると三人目の男性も近くまで来た。再び歩き始めて先ほど抜かれた二人目の男性を抜き返す。

 長等山分岐で男女が見える,直進すると長等山へ到着する。そこには狭い山頂を埋め尽くすハイカー20人以上が休息中,どこかの登山グループのようだ。長居はできず山頂写真を撮って即退散。

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長等山へ向かう

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長等山

 分岐に戻ると先ほどの男女はグループのメンバーと思われる。行き先を尋ねられて答えるとこの先に急坂があるので気をつけて行くようにと言われる。このコース一番の急坂が現れ登って行く,5分程で通過。

 如意越の標識が目立つようになってそれに従い進んで行く。ここでも鉄塔が現れ左脇を進む,シダ道の水平道となりT字分岐で休憩。若い男性がやってきて分岐を上がって行く。休憩後に後を追うように上る,振り返ると見通しがよく山科市街が遠く目に入ってくる。陽の当たる坂道を上がると,ガードレールの間から道路へ出た。

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長等山分岐 鉄塔

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シダ道に変わる

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長等山‐大文字山‐如意ヶ岳分岐

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ガードレールの間から道路へ上がる

 アスファルト舗装の道を左へ歩くと柵に囲まれた施設が真正面に見える。これが航空施設のようだ。残念ながら如意ヶ岳は柵内にあるらしく三角点にはお目に掛かれない。大文字山へ向かうには尾根上にあるこの施設を大きく迂回することになり左回りで柵に沿って一旦下り上り返して施設の西側へ出る。ここには山頂札が掛かっていた。

 時間も11時半となりここで昼食とした。今日は寂しくおかず少しのおにぎりセットともう一つの梅干しおにぎりだけ。少し長めの山行にしてはエネルギー不足を感じる。口に入れるものが少ないので昼食時間も短くなる。晴れていた空が曇って来た。

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航空施設が見えた

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航空施設を南側へ迂回

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航空施設西側には如意ヶ岳の札が掛かっていた

 大文字山へ向かう,ほぼ尾根道となりアップダウンはあるが大きなものは少なく雨社に寄って大文字山手前の分岐へ。大文字山にはこんな暑いさなかでも20人近い登山者で木陰の丸太椅子はほぼ埋まっている。昼食は済ましているので写真撮影と水分補給で蹴上へ下山だ。

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雨社

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大文字山

 四ツ辻の先で若い外人ペアに出会う。「こんにちは」と言うと「コンニチワ」と返ってくる。今日であった外人は3組で全て挨拶が返って来た,山の文化が分かっているため,観光客でなく京都在住の外人ではと思う。

 今日は12Kmを歩く予定で体調も問題なくやって来た。トレイル道を蹴上に戻っていると,急に左足ふくらはぎが痙攣。その場に座り込み痛みの和らぎを待つ。5分程で立ち上がり下り始める。すぐに老年の男性に出会い急ぐことは無いので少し話し込むことになる。先方は毎週大文字山登山をしていると言う。

 トレイル道39番の日向大神宮分岐に来るともうひと踏ん張り。最後の水分補給をして水平コースに入るが日向大神宮になかなか着かない。何度も通っている道なのに苔むした道になる。どこかで間違えたようで戻ると33番‐3で左折のところ直進したことがわかった。注意力が落ちているようだ。その後無事日向大神宮に到着,自動販売機のお茶を一気飲みしてようやく落ち着くことができました。

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トレイル33‐3で直進してしまった

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迂闊にも直進して×へ下っていた

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日向大神宮

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地下鉄蹴上駅

 大津市側から逢坂山,長等山,如意ヶ岳そして大文字山と初めて横断しましたが,分岐も多く注意が必要と思います。汗をかく量は想像以上でもう少し多めにドリンクを持ってくればと反省です。夏の暑さも加わり結構しんどい山行でした。 。。。



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