京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

荒島岳
2024.02.04

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荒島岳山頂から白山を望む

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日程:
・2024年2月4日(日)  荒島岳  親父の山歩き報告NO383

アクセス:
・湖西ー北陸道敦賀ICー福井北ICー中部縦貫道ー荒島IC(車中泊)ー勝原ICー1分でカドハラ登山口登山者用駐車場

コース:
・カドハラコース完全往復(途中シャクナゲ平は登り下りともトラバースしてスルー)


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 初心者オヤジ定番荒島岳は大賑わい、それもそのはずアクセス(車での)めちゃ便利になりました。また当日近場でのテンクラ予報Aは荒島だけでした。

 今日は洛西オヤジです。前回の山行がいつか忘れましたが、引きこもっているばかりではだめだと思い勇気を奮い起こして出かけてきました、ただやっと出かけるには近場の山は何処も天候悪く、荒島だけが午前中曇り正午ごろから晴れでAでしたので迷いましたが、今年初めて前日出発の車中泊で山行とゆうことになりました。

 ただ冒頭にも書きましたが、中部縦貫道が延長され(現在は下山まで開通)カドハラICに降りると登山口は1~2分で到着できます。まあー無理して前日出発しなくても、5時前に出発すれば8時前後には駐車場に着ける気がします。(気がするだけかい!)もちろん敦賀ICまでは一般道、福井北からの中部縦貫道は無料で、オヤジにはもってこいの山になりました。ただシンドイのは変わりありません(当り前じゃ~)

 まあそんなわけで前日3日夕方6時頃食事を済ませてから、チンタラ出発市内結構混んでいましたので、7時過ぎに湖西に入り敦賀ICで北陸道に乗ると1時間もかからないうちに(正確には30~45分)22時前には荒島IC道の駅に到着しました。眠剤飲んでオヤスミなさ~い~。


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 ■ 4日
 5時ごろ目が覚めてみると天気イマイチ。ちょっと白いものが舞っていますが、朝食のおにぎりとパンをかじりながら着替えているうちに止みました。またICに戻りカドハラICまで5~6分降りて右折すると、すぐに登山者用駐車場です、これは便利です今後荒島岳は人気が出るのでは(特に冬山として)と思います。さてもう結構車が停まっています、何とか潜りこませて駐車できました。そこからモタモタ準備(老いぼれは時間掛かります)ほなボチボチ出発となったのはもう8時前でした。

 もちろん最初からアイゼン履いてヨタヨタまずはリフト基地跡の登山口へ、毎度のことながらしんどい事でおマス、約小1時間で登山口とうちゃこー。

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ほな今日もボチボチ、ちょっと曇っています

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毎度のゲレンデ跡をヨタヨタ上部へ

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リフト基地跡に着きましたー

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登山口スタート

 ヨタモタヘロヨタで上部へ進みます。前日の土曜日も天気よかったので登山者が多かったのでしょう、トレースがしっかり、しかも気温低く比較的に締まっているので歩きやすく、無雪期よりも楽かも(そりゃ言い過ぎやろ)と言いながら実際はヘロヨタでどんどん後からくる人たちに道を譲りながら、中にはトレース以外のところをサッサと進み追い抜いていかれます。(邪魔な老いぼれやなあ~)と思われているのはよくわかります。すみませんこれでも死にもの狂いで歩いてはいるのですが、ヨタること2時間弱シャクナゲ平直下、もちろんトラバースしてもちが壁へ向かいます。

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いつもこのあたりでパチリします

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小荒島は見えませんね~

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もちが壁直下から本日初見白山です

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もちが壁上部の稜線に乗りました~
晴れてきました~ヨシヨシ

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荒島劇場の幕が開き始めます

 もちが壁は下山してこられる方、上部へ行く者、お互い譲るポイントが少ないので必死で登ります。もちろん登り優先ですので降りてくる人は待ってくれますが、気が焦ります、息も絶え絶えに何とか上部の稜線に乗り、ヤレヤレ、目の前に全山冠雪して優雅に横たわる白山の峰々が見えてきました。天気予報通りです、ここまで曇って眺望はイマイチでしたが、まるで舞台の幕が上がったような展望が広がり始めました。これぞ荒島岳劇場のオープニングみたいなものです。

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定番白山ショットなんとなく優し気ですが
実際はこの時期は厳しいでしょうね~

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荒島ブルーに向かってヨイショヨイショ

 まあそのあともクソエライアップダウンは続きますが、やはり気分的にテンション上がり気味、ユックリ、ユックリ、進みます。毎度の中荒島直下の壁登り、トレースが階段状になっています、ヨッコラ、ヨッコラ、上部の稜線に乗るとたくさんの人が食事休憩されています、そうなんです、もう正午前、さらにヨタヨタヨタ進む老いぼれ何とか正午に山頂とうちゃこ~。

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稜線、風が厳しく吹くところですが今日はルンルン

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大野方面は雲の下

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中荒島とうちゃこ~

 天気ピーカン、久しぶりに360度大パノラマを見ることができました。思ったよりも積雪少なくお社も埋まることなく全部見えています、もちろん山頂標識も埋まることなく、皆さんの記念撮影のアイテムに大人気。

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山頂とうちゃこ~ちょうど正午で~す

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賑わう山頂。皆さん荒島劇場満喫

 オヤジは遠慮してあっちウロウロこっちウロウロ、久しぶりに荒島劇場型大パノラマを満喫して下山に向かいます。(なんやラーメン炊かへんのかい)ちょっと寒すぎます。食事をしている人はいるにはいますが少なく、なるほど下の中荒島で食事をしている人が多かったのは、わかる気がします。

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本日お気に入りショット、ドローンで撮影
(嘘つけ!)嘘です、でもあの人物はオヤジです

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前回来た(無雪期)下山方面引っ張って
この時期は厳しいやろなあ~

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さ~下山です。チンタラチンタラ

 オヤジも中荒島で食事と思いましたが、なんとなく邪魔くさくなって(えらい珍しい事ゆうとんなあ~)そのままチンタラ、チンタラ、もちが壁の激下りを何とか終えて、下山には寄るかーと思っていたシャクナゲ平はまたしてもスルー、そうなるとあとはヨタって降りるだけなので、余計ゆっくりと食事をするのが面倒くさく、行動食をかじりながら降りてきました。

 ものすごい勢いで下る人、ワイワイ2~3人のグループで降りる人、オヤジに「今日は~」と声をかけてくれた男性3人女性1人のグループさんは、自分たちの会話はおそらく中国語、最近多くなってきましたね~、外国の方たちの登山、持っているカメラや装具、衣装、まですべて高価なものばかりでいやはや恐れ入ります。オヤジのつぎはぎだらけの一番安モンのスパッツが誇らしく、イヤイヤみじめったらしく(どっちやねん!)新しいのほしいのですが買えなくって、(年金もっと上げてくれ!)(お前らの裏金ちょっとだけでもええし、内緒でオヤジだけに回してくれー)(相変わらず自分だけよかったらええのんやー、アカンでいつまでもそんな事ゆうててたら)てなことを考えながらヨタヨタリフト基地に戻ってきましたー。

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リフト基地跡に降りてきましたあ~

 ここから先下のゲレンデ跡まではくの字、くの字で下りますが、以前強者がリフトの跡をそのまま下へ直下降されたのを見ていたので、イチビッテ(やめとけ!やめとけ!)記憶を頼りに行きかけたのですが、思えばまだリフト廃止されて間もないころでちゃんと整備もされた痕跡があったから行けたのでしょうね~。ハイハイ忠告されたことには従います。(ホンマやろな、今後もやぞー)てなわけで通常のコースでチンタラチンタラ。何とか駐車場に戻ってきました~、15時を回っています。例によってあれほど停まっていた車はまばらになっています。

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こんなとこイチビッテ行くな!ハ~イ

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通常ルートで戻ってきましたあ~

 なんか急に腹が減ってきたので(そこはもう少し上品に空腹を感じたので、と言えんかあー)帰り支度を済ませてから車の横でラーメン炊いて遅い昼食をとりました。(能登で車に避難されている方々の気持ちがわかるやろ)(はい、よくよくわかります。レトルト献立やカップめん、冷たいおにぎりばかりではさぞかしお辛いと思います)(一日も早く以前の日常の生活が戻ってくることを願います)(また能登半島一周石拾いの旅に行きたいです~)

 さて帰路ですが、能登半島で苦労されている方々に申し訳ないので温泉には寄らず(ええ加減な自分勝手なあんたが何をしおらしいことゆうてるねん、シラコイのじゃあ!)すみません、高速に乗るのが、こんなに便利だとそのまま一目散に帰宅してしまいます。(ええこっちゃ、早く帰るのに越したことはない)湖西もそれほど混まなかったので結局3時間ほどで「カーチャンただいまあ~」となりました。今回の山行はオヤジにしては珍しく天候が味方(結局オヤジが上部にいる間だけピーカンだったみたいです)久しぶりに荒島劇場を満喫できました。    感謝 感謝


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 追記
帰宅後写真を整理していると気ずいたのですが、すごい積雪や、さすが荒島、と現地では思っていたのですが、以前(10年ぐらい?)この時期の荒島は山頂のお社は屋根の先が少し雪の上に出ているだけ、標識も全く見えなかったこともありました。もちが壁も通常のルートは積雪が深すぎて、左の斜面を這い上ったことが思い出されます、併せて昨年の劔沢の雪渓のあまりにも広範囲にわたる消失を思い起こせば、今更ながら雪の少なさ、温暖化の影響を感じさせられてしまいます。


洛西オヤジ
【 記:洛西オヤジ 】

   【  冬晴れの岳日かげりてより澄みぬ   呉 龍  】



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