京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比良武奈ヶ岳
2024.01.19

okaokaclubです

コヤマノ岳とうちゃこ~風がキツイ~

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日程:
・2024.1.19 (水) 曇り   洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO381

アクセス:・湖西ーイン谷口(正面谷登山者用駐車場)

コース:
・正面谷ー青ガレー金糞峠ー奥の深谷テン場ー四辻(右迂回ルート)ーコヤマノ岳ーイブルギ分岐 ー武奈ヶ岳山頂ーパノラマコースー北比良峠ーダケ道ー大山口ー駐車場


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 初心者オヤジお灸をすえられましたー(なんや寝小便やらかしたんかい!)やはり比良は厳しかったです。(何をいまさら)。

 実は今度の日曜日OKAOKACLUBの懇親会があります、引きこもりのオヤジはほとんど山歩きもできず、懇親会に参加してもハミゴにされるのは必定です、とりあえずカッコつけるために比良に行くことにしました。


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 今日は洛西オヤジです、何年振り?でしょうか正面谷から皆さんがよくいかれる青ガレ、コヤマノ岳一直線ブチかましで行くことにしました。したがってイン谷から正面谷上部の駐車場へ、いつもならこの時期スタッド履いていても厳しい事がありますが残念ながら白いものは全く見ることもなく最上部駐車場までいけました。

 アリャ~ホンマここ最近雪が少ないですね~一応ワカン、12本アイゼン、チエ~ンアイゼンを持ってきたのですが、あ~あ、とりあえずチエ~ンだけもって(初心者の甘い判断です)定番7時ころからヨタヨタスタ~トです。

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駐車場雪あらへ~ん

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大山口雪は何処~

 先行者1名結局山頂まではお定まりのヘロヨタでも追い越されることもなくその先行者のトレースに助けられてとゆうことになりました。(なんじゃい話がちやうやんケ、積雪があったんかい)(お恥ずかしい、ありました、あり過ぎました)。

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第一ルンゼとりつき
これではね~誰も行かないでしょう

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青ガレとうちゃこ~1時間もかかったあ~

 青ガレとりつきで先行の男性が身支度をされていました、冬用スパッツ履いてチエ~ンアイゼン装着されています、リュックには大きなワカンシューを括り付けておられます、初心者オヤジはそうかやはり青ガレはチエ~ンだけでも履かんとアカンのや~と真似をしてチエ~ン装着、また外したらええのやあー思いながら(甘すぎる!結局ほとんど最後の方まで外すことはありませんでした)。

 ヘロヨタで青ガレを登っていきます。こんなクソエライとこ二度と登らんわいと思いながらなんとか金糞峠に乗りました。

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第3ルンゼとりつき。こちらは上部へトレースが
行く人は行くのですね~脱帽

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金糞への途中から一瞬のチャンス

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金糞峠手前はいつものこの時期の状態

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金糞峠とうちゃこ~しんどかった帰ろうかなあ~
(あほかこれからやろが)

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お地蔵様に新年のお参りして
(いつまで正月やってるねん)

 テン場に降りてさ~どうする正面急登で、イヤイヤ無理や、しんどそうやし、迂回しょう(フンヘタレ)それより急に積雪が多くなり、沈むところは膝上あたりまで、ありゃ~こりゃアイゼン、いやワカン必要やったなあ~(フン今更遅いわい)。

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四辻とうちゃこ~ここまでは漕いできました

 なんや前回もそんな事ゆうてたような、とにかく深谷を八雲方面に遡上して分岐に向かいます。トレース全くなく沈むのを警戒しながらヨタヨタ、先行者はどうやら直進したか、ヨキトウゲ谷に向かったか、何とか四辻についてみるとやはり谷の方から見慣れた先行者のトレースがありました。(ご苦労さん、たまには漕ぐのもええやろ~)(他人事みたいにゆうなあ!)

 もちろん姿は見えませんがありがたくトレースに導かれて悪名高き上林新道をヘロヨタ(こんなとこ二度と登らんぞ)(わかった、同じことゆうなあ!)何とか小1時間かかってコヤマノ岳にとうちゃこ~もう積雪はいつも通りの比良の状態、あまりにも下の状況と違いすぎます。

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上林新道は相変わらず厳しおす

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やっぱり比良はすごいです

 トレースたどっても沈むのはいつも通り、やはりワカン持ってきたらよかった~(お前アイゼンも持ってきてないのやろー何考えてんねん!甘すぎるのや!)。

 もうそんなボロクソに言わんといて、後悔してるのやから、何度か沈み込みながらイブルギ分岐から冬コースで山頂へ、稜線の少し手前で先行の男性が降りてこられました。

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イブルギ分岐下山は向かうかー(無理でした)

 ワカンは履かずにチエ~ンだけ履いて、「トレース助けてもらいました」感謝、さすがに山頂では2名ぐらいのソロの男性おられ、そのあと5~6名の団体さんが到着されましたがいずれも坊村からみたいで全員アイゼンをはいておられます。(それが普通なんや)オヤジも滞在することなくすぐに下山します。

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山頂とうちゃこ~なんにもみえへ~ん、寒い~

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お地蔵さん、雪は例年よりやはり少ないのやね

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早々に下山~

 時刻は11時を回って(?前か?)よくわかりませんがとにかくもう少し風のないところまで降りてからお昼ごはんにしましょう(気持ち悪い事書くなあ!)(昼メシ!それでええのんや)。

 ハイハイイブルキ分岐まで来てどうするか、とりあえずイブルキに向かいますがまったくトレースなく当分膝上まであるところを漕がないといけません。しばらく進みましたが引き返してコヤマノ岳向かいます(フンヘタレやのうー)途中若い男性2名、男女2カップルさんと出会いますがいずれもシューを履いてカッコよく来られます。

 オヤジはヨタモタ、と結局パラダイスコースに向かいます、ボチボチお腹も減ってきましたがとりあえず八雲まで頑張ることにします。ただ思ったよりも、いや心配した通りかな、苦戦しました。

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パノラマコースへ向かいます

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パノラマコース上部から

 下りはやはりチエーンでは厳しいものがありますし、ゲレンデの跡の斜面は落とし穴が点在しているのでヨタヨタ、ズボ、モタモタ、ズボを繰り返し八雲に着いたのは13時を回ってしまいました。ようやく青空が見られるようになり(予報通りでした)完全に凍結した池を見ながら遅くなったラーメンタイムとなりました。池は完全凍結やはり寒いのやなあ~ハマったら寒いやろなー(当り前やろ、この時期泳ぐやつがいるかい)

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八雲に降りてきました~もう13時

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池は完全凍結やはり寒いのやなあ~

 食後クマサン道で行くか直登するかここも迷いましたが、ゲレンデ跡を直登で北比良に向かいます。これがなかなか厳しい状況になりましたなぜかトレースはほとんどなく(前日の雨で消えた?)例の雨で削られた溝に時々ズボッとなると脱出するのに手間取ります。

 クマサン道の方が正解やったかなあーと思いながら、ますます削られて戸隠のアリノ戸渡みたいに(そりゃいいすぎちゃうかー)なったポイントを恐々通過して北比良峠にとうちゃこ~となりました。

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北比良峠に向かいますが
ここはますますヤバイ状況に

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北比良峠とうちゃこ~

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ようやく予報通り青空が見えて気分良し

 広場には雪は全く見られず比良の複雑な状況を思い知らされました。あとはもうチンタラ、チンタラ、2時間近くかかって(どんだけかかるのやあ!真面目に歩け!)(しょうがないやんか、かかるのやから)。

 まあーこのあたりが、バスの時間や、比良駅まで歩く方たちと気合の入り方が違うのでしょうね~(関係ない!老いぼれてまともに歩けへんだけ!)結局ダケ道の中間あたりでチエ~ンを外しましたが、その後もところどころで外したのが早かったかなと思われる個所が出てきまた。

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緊張感なくダケ道ヨタヨタ
(そんなときが一番ヤバイ)

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ようやく降りてきました~

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お疲れさんでした~気分は比良トピア温泉へ

 まあ己の経験不測の判断からチエーンだけでの歩きとなりましたが何とか無事に山頂まで行くことができました。まあ引退した身ですので今後この厳しい時期の比良に来ることはないと思いますがもし何かの事情で来ることがあるなら今回のことを反省、万全の態勢で歩きたいと思います。

 帰路は今年初めて比良トピアの温泉に浸かって湖西渋滞を楽しみながら(ハアー?)19時前にカーチャンただいまあ~となりました。

 2024年初めての歩き(かな?覚えてへん)無事に帰還できました。    感謝、感謝。


【 記:洛西オヤジ 】

 (北比良峠にて)
      《  冬山路俄かにぬくきところあり  子規 》。

 ■ 追記
  年頭から厳しい事が続きました。以前石を求めて何回も通った能登半島の輪島、珠洲、狼煙海岸、有磯海岸、テレビで見る風景はあまりにも厳しすぎて地元で優しく接していただいた方々の顔を思い浮かべては心痛む日々でございます。一日も早く以前の日常が戻りますように願うばかりでございます。   合掌。


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