京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

比良武奈ヶ岳(御殿山コース)
2024.03.09

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ワサビ峠久しぶりの積雪ではないでしょうか

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日程:
・2024年3月9日(坊村で撤退)10日(リベンジ)
   洛西オヤジ  親父の山歩き報告NO384

アクセス:
・八瀬大原ー坊村登山者用駐車場

コース:
・坊村から武奈ケ岳御殿山コース(冬季用ルート)完全往復


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 2024年3月9日(坊村で撤退)10日(リベンジ)比良武奈ヶ岳(御殿山コース)初心者オヤジ二日がかりの比良武奈ヶ岳(テン泊でもしたんかい)この時期としては思いがけない降雪はリハビリ歩きには厳しかったです。


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 ■ 3月9日。

 今日は洛西オヤジです、原因不明の(座骨神経痛だとか?)腰から左足にかけての痛みで1ヶ月以上のブランクが開いてしまいました、ようやく1週間ほど前にポンポン山に恐る恐る出かけて何とか回ってこられたので、次のリハビリとしては比良武奈にと安易にあまり天気予報も確認せずに坊村に向けて出発、八瀬大原ではピーカン、ところが途中を過ぎたあたりで様相は一変、除雪車が稼働しています。なんじゃ~ビックリ。

 まあ大体花折れで確かに様相が変わってくるのは定番ですが、あまりの激変におったまげました。何とか到着した坊村はもう完全に吉幾三(なんじゃ~)ザ雪国!(しょうもない)おまけにジャンジャン白いものが降ってきています、戦意喪失!(フンヘタレ)。

 しかし車が2台停まっていて公民館の軒下でレッツゴ―準備をしている人がいます。一瞬オヤジもと思いましたが改めてテンクラ予報確認12時ごろが降雪ピーク。だめだこりゃあ!撤退!(家出るときに確認せんかい!)仕方ないので大原まで戻って久しぶりに石拾いに亀甲谷(キッコウ谷)をウロウロ。

 そのうちに大原でも白いものが降り出してきたので早々に引き上げて、正午過ぎに帰宅となりました。はあ~情けない~。しかしなんか消化不良感は残るので車にリュックや靴などそのままにして明日もう一回行くぞ!とゆうことになりました。

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坊村駐車場

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雪国や~

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まだ降ってきます、撤退!

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亀甲谷で石拾い、ここも降ってきました

 ■ 3月10日。

 結局ガソリン無駄使い、いつもより小1時間遅く坊村駐車場に到着、昨日とえらい違いでたくさんの車が停まっています。皆さんよくご存じですなあ~(あんたがトッポイだけなんや、予報も確認せずに、ホンマ何考えてんねん!)。いつもより少し遅い出発となりました。

 赤橋を渡って、さてアイゼンどうするか、しばらくそのままでヨタヨタですが何分にも一か月以上のブランク、ましてまだ完全には治っていない左足に力が入らず、イヤヤあ~キツイ~帰りたい~。

 御殿山名物いきなりの急登で完全に息切れ、してしまいました。日曜日とゆうこともありあとからくる人、来るグループに道を譲りながらようやくモミジ広場になんと1時間半ほどかかってたどりつきました。

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翌日再びきましたあ~
駐車場からほな今日もボチボチと久しぶりー

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完全に雪国の光景ですね~

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定番赤橋を渡って

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ようやくモミジ広場
ここまで来るだけでもうくたびれ過ぎました~

 チョットリハビリでこの状況は厳しいです~。よほど引き返すか~とも思いましたが、まあ御殿山目標で気をとりなおしてアイゼン装着再び急登にむかいます。アイゼン履いて少しは左足への負担も軽減され何とか夏冬分岐、さすがに夏道へのトレースは全くなく直進の冬道に進みます。

 展望台、うわ~11時回っているやんけー、どんだけかかてるねん、仕方ありませんこうなりゃヘッデン点けてもいったるぞ!(そりゃあんたちょっといいすぎやで、気負い過ぎてまっせ)そこから御殿山まで、へ~こんな長かったかな?ヘロヘロ御殿山とうちゃこ~。

 うわ~もう11時半昼前やんけ!(しょうがない、しょうがない、年寄りの病み上がりなんやから)(エライ優しいやんけ、気持ちわりぃなあ~)前方の西南陵とその先の武奈ヶ岳山頂を見るとやはり引き返すのは辛いです、まあそれこそヘッデン点けて降りるつもりでヨタヨタ足を引きずりながら行きますかあ~まああちょっと大げさですが。

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はあ~ようやく夏冬分岐、もちろん直進冬道へ

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冬道の樹氷林

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展望台にヘロヘロ到着~

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御殿山とうちゃこ~うわ~もう昼前やで

 結局山頂とうちゃこ~は12時半、いや13時前か、天気は予報通りそれなりに晴れてはきたのですが風が冷たく、北側お地蔵さんの前あたりの斜面に潜り込んでパン、行動食、などを食べて(ラーメン炊く余裕なし、寒い~)早々に戻ります、ただ前回のポンポン山でもそうでしたが下りの方が左足への負担が大きく厳しい歩きは続きます。

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西南陵雪景色、名物雪庇も見られました

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山頂とうちゃこ~もう12時半を回っています~

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定番のショット

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定番のショット

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さ~戻りますか~

 ワサビ峠に何とか降りてきましたがここで恐れていたことが。きたあ~足が攣ってイタ~イ、しかも左を用心していたら右がキャイ~ンしばし立ちすくんで激痛に耐えます。スタート前にツムラ68番飲んでおいたのですがもう一服、(お点前かあ!)目の前に御殿山の急登登り返しがおいでおいでイジメたるで~と呼んでいます。

 左は力入らず、右はいつまたキャイン~となるか、わからないのでソロリソロリと登ります。いや~長かった~ようやく御殿山の標識の頭が見えたときにはもうチョモランマ登頂の(あほかゆうことが、ど大層なんやあ!)冗談やがな、まあ何とか帰路の難関をクリア~あとはもうひたすら左の足をかばいながら、右にも気を配り(おうおう大変やのう~まあリハビリやし当り前やなあ~)下山時も何人も人やグループさんに道を譲りヨタモタヨタモタ降りてきました~。

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何とか死に物狂いで御殿山に戻ってきました

 赤橋に降りてきたときにはもう明王院の門は締まり、戻った駐車場には2~3台の車しか停まっていませんでした。いやはや8時間ほどかかって御殿山コース何とか歩いてこられました、いや~厳しかったです~特に足が攣った後の下山はもう側から見ていてもチンケな格好で歩いていたと思います。

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ヤレヤレ戻ってきました
下山特に御殿山から写真撮る余裕全くありませんでした

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お疲れさんでした~あれだけあった車御覧の通り
もう16時を大きく回っています

 なんでこんな時期に大雪に、自分ながら笑いますわ、リハビリ歩き初っ端でこの積雪、よくぞ頑張ったと老いぼれは涙にくれるわけでございます。まあこんな冗談言えていることに今更ながら   感謝  感謝。

洛西オヤジ
【 記:洛西オヤジ 】


 この天候少し遅めの比良八荒とでもゆうのでしょうか、それに因み

   《  ひたすらに漕ぐ舟のあり比良八荒  中井富佐女  》

 作者の句意とは違い私見だけかもしれませんが、けなげな娘心を言い伝える比良八荒伝説を思い起こす好きな句です。



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御殿山から武奈ケ岳



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