京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

能郷白山
2024.05.25

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能郷白山  小さくバンザ~イ!

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日程:
・2024年5月25日(土)能郷白山  親父の 山歩き報告NO387

アクセス:
・湖西ー敦賀ICー福井北JCー中央縦貫道ー大野ICーR157ー温見峠登山口。
・帰路:R157ー本巣市(温泉に入って)ー東海環状自動車道おおのICー名神大垣ICー京都南IC



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 初心者オヤジやけくそ山行は途中撤退覚悟でしたが何とか山頂往復できました。最もスタート温見峠からですので大文字山みたいなものですが。


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 今日は洛西オヤジです、約ひと月ぶりの山行ですが前回の比良行からしばらくしてまた座骨神経痛が厳しい状態になりました。コンビニにいくにも車で行く(車イスかい)状況でもちろん日々のウオーキングもできず、メタボ進行、血糖値最悪、二階の部屋に行くにも息が切れる状態です。

 いよいよお迎えが来たのかなあ~と思うことがしばしば、どうせ倒れるなら山や川原、はたまた湖のほとりで朽ち果てるのが(迷惑やあ!やめてくれ!どうせなら火山の河口に飛び込んで消えてしまえ!)そこまで言わんでもええやんか。そんなわけで死に場所(おいおい本気にする人いてたらどうすんねん)(いや本気です)。

 今年4月のいつだったか忘れたのですが能郷白山のカタクリを見に行くつもりで出かけたのですが(まだR157は規制中)老いぼれ痴呆がのんきにノーマルに変えたのを忘れて行ったものですから途中残雪に阻まれ(50mぐらいだったのですが)断念して戻ってきました、その時のリベンジに行くことにしました。

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越前大野の日本の風景100選を走り

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酷道157の麻那姫湖

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悲しい伝説が秘められた麻那姫像
(お前好きやねー悲しい伝説ゆうのが)

 なんで?体調絶不調やのに、まあ温見峠標高1000mぐらいい?能郷白山は1611mかな?ちょうど600mほどの登りになるので京都の大文字山かポンポン山みたいなものです?(ちょっと違うと思うけどなあ~)。

 登山口にたどりつくのがなかなか大変なんですが、さりとて能郷口からは今のオヤジには厳しすぎるので福井県側から酷道で有名なR157で向かいます。

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温見峠登山口、ほな今日は命がけで(あほかあ!)

 途中何台も山菜採りの車が見受けられます、この時期多いですね~熊さんに気おつけてくださいね。朝5時半ごろ出発しましたがさすがに温見峠には9時を回って着きました。白山別当出合と、いやそれ以上かかったかな?。

 着いてびっくり車がズラーと並んでいます、え~こんなに人気あったかな~、簡易トイレも設置されています。岐阜県側は親切です、福井県は山の整備はケチです(そんなことゆうたらあかん)冗談やがな、さてモタモタ準備、9時半ごろからヨタヨタナメクジカメカメ歩きで取りつきます。

 いつ引き返すか、そればっかり考えながら、とにかく足は動かず息が上がり、胸は痛くなるし(危ないなあ~)ニトロなめながら(アカンで!)ええねんここで倒れるねん、(シラコイ!)。

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最初は飴を舐らせてもらいながらヨタヨタ

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厳しい~こんなとこ無理やあ!(帰れ!)

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お迎えは
どうせならきれいなおねーさんがええけどなあー

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花花オジンになりながら

 さて温見コースはとにかく半分の5合目とは言わず2/4の標識があるポイントまでが正念場でロープと梯子にしがみついて死に物狂いで(もう大層すぎるんや)いや通常ならそこまでも言いませんが、今回はとにかく病院から抜け出してきたようなものですから(大層なこっちゃなあ)何とか稜線に乗って展望が開けてヤレヤレ辛うじてこのまま行けそうです。

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ようやく稜線に乗りました~
白山はまだ冠雪しています

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ご親切なアドバイス、戻ろうかなあ~

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前方に山頂がみえてきました~頑張ろう

 諦めていた花もチラホラ珍しく花のオジさんになって、そうでもせんと息が続かん。やがて毎度のダケカンバの林?とまではいかんやろ、くぐって乗り越え、やがて第1峰にとうちゃこ~何組もすれ違い、ここでもたくさんの登山者がおられます。

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余裕かまして花のご紹介ピンボケカカガミ

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ここだけ際立って群生

 時刻はもう正午を回っています通常早い人なら1時間半~2時間オヤジはそれでもよく頑張りましたあ~3時間でとうちゃこ~(あほかカッコ悪い事書くなあ!)そやけど入院中の点滴の管挿しながら来ているのやで、ほめてえなあ~(もうしゃべるなあ!)。

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御岳山も冠雪しています

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乗鞍?かな

 ヘロヨタで到着したオヤジを見てソロの女性が「写真撮りましょか、」と声をかけて下さいました。「ありがとうございます。もうしんどくて、立っていられないのです~しんどいですね~もう私の歳ではこんなとこは無理です~」(なにあまえてんねん、)。

 「ここは初めてですか」「はい白山に行きたいのですが無理なんでせめて名前だけでも白山と名前がついている山に来てみたんですがいや~バテました年寄りの冷や水でした」「よく頑張られたではないですか、ユックリ室堂で宿泊する計画でなら白山もいけますよ」「いやあ~とてもとても途中で冠雪の白山を見られただけでもうれしかったです、冥途の良い土産になりました。」。

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カタクリの群生

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カタクリ

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マイズルソウ

 (お前なあ~人の親切、山歩きするもの同士の心の触れ合いになんか真摯に向き合ってないのとちゃうか、おちょくったらアカンやん)そんなつもりはないのですがすみません、ヘタレテ動けなくなっているオヤジに優しい言葉をかけてくださったのがうれしくてありがとうございます、いつも、常に、くたばるまで、初心者おやじです。お許しください。

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定番ダケカンバ林

 さてもう少し先に進み第2峰のお社に、もう以前のお社はなくなってスチール製のお社兼レスキュウ備品の物置みたいになっています。

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2峰に向かう途中の能郷口出合い

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第2峰とうちゃこ~

 天気ピーカン久しぶりに御岳やおぼろげながら北アルプスの山、南には鈴鹿、湖北の山などを見ながらラーメンタイム、食べ終えてもしばらく同定盤でいろいろお勉強してからゆっくりと下山です。

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展望はこちらの方がよいです

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同定盤でお勉強

 もちろん登ってきたのと同じぐらい時間をかけて特に行程の後半は激下りになるので慎重にロープにしがみついて降りてきました。(途中しりもちをついてあとから来た若い男性に手を差し伸べていただきました)いろいろご迷惑おかけしてすみませんでした。

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さ~戻ります~

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激下り~気が抜けないので疲労ピーク

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ようやくNO1の梯子に戻ってきました
合計梯子はNo8までありました

 15時半何とか温見峠の案内の石標を見ることができました、山頂まで行くのはむりやろなあ~と思いながらの今回の歩きでしたが、何とか帰還できました。お疲れさんでした~温見峠の案内碑にしばし座って居眠りを(え~ホンマかい)冗談やがな。車はもうほとんどとゆうかオヤジが最後みたいです、前方の車は今から登る若いソロの男性のものです夕日狙いかなそれともただ単に遅くなっただけか?

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やれやれ戻ってきました

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温見峠の案内碑

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オヤジが最後みたいです

 山頂で疲れ切ったオヤジに優しく声をかけてくださった女性、下山途中しりもちをついてしまったオヤジに手を差し伸べてくださった若い男性はじめヘロヘロで歩く老いぼれを優しく見守ってくださった皆さん本当にありがとうございました。  感謝 感謝でございます。

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【 記:洛西オヤジ 】

  《 青葉目に吹かれ立つ日の嶺のさま  裕 》


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 ■ 余談

 帰路岐阜県側に向かい、うすずみ桜で有名な地区のうすずみ温泉に向かいました。以前一度立ち寄ったことがある温泉施設でしたが着くと{休業しました}の張り紙が。オヤジのほかにもライダーが2~3人「なんや~ネットで検索したら営業中案内がそのままやんか」。

 ま~ね辺鄙なところですからうすずみ桜のシーズンが過ぎたら厳しいのでしょうね~、仕方ないので再度検索口コミ評価がよい、おおの温泉とゆう施設によってきました~。オヤジ好みの柔らかい泉質、施設は掃除が行き届いていて気持ちの良い温泉でした、又寄りたい施設です。

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おおの温泉によってきました


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