釈迦ヶ岳山頂の観音様の御前にとうちゃこ~
日程:
・2024.10.14 (月) 晴れ 洛西オヤジ 親父の山歩き報告NO394
アクセス:
・京奈和―五条IC―R168(十津川街道)~十津川旭釈迦岳登山口案内―林道―太尾登山口
※初心者オヤジ今年初めての奈良行き、登山口まで遠~い、北アルプスの方が早い~(ちょっと言い過ぎですが。)
コース:
・太尾登山口―釈迦岳完全往復
今日は洛西オヤジです。永らくOKAOKAさんにも無沙汰しておりました。オヤジもついにくたばりよったかとお喜びの方もおられるのは重々承知でございますが、まだ何とか洛西のあばら家で朝拿夕拿に御仏のご加護に助けられつつ粥を啜り生きながらえております。
山歩きの報告などはもうちょっと厳しい状況ではございますが、最近過去にいろいろな山で拝見した御仏のお姿が思い浮かべられてしかたありません。
まだしばしの余生は出来る限りそれら御仏のもとに五体投地の心境で(相変わらずど大層な奴やなあ~)先ずは奥駆けの釈迦岳の観音様にお逢いしたくてヨタヨタと出かけてまいりました。
京奈和橿原付近で日の出をみながら | 十津川R168の釈迦岳案内板 |
なが~い林道途中の朝日ダム湖 |
びっくりほとんど土がない状況で咲いています |
ほな今日もボチボチと |
久し振りの奈良行き(今年初めて?)早朝6時前にはチンタラスタートしましたがやはり遠いですね~。それとR168(十津川街道)に又知らないトンネルが出来ており戸惑いながら旭の釈迦岳登山口案内標識を見たのはもう8時前、それから約小1時間(結構かかるんです)何とか太尾登山口に着いたのはもう9時前になりました。
3連休の最終日とゆうこともあり沢山の車が停まっています。いつものトイレ前付近には停められなくて50~60mほど先の路肩に停めてモタモタ準備、ほなボチボチはちょうど9時になりました。
太尾登山口、沢山の車が停まっています |
取り付き口 ここからの登山者は100%マイカ―派だとおもいます |
しばし我慢の急登です |
取り付きからしばらくは結構急登ですが、上部の稜線とゆうか台地に出ると山頂の直下までは比較的穏やかな歩きが出来ます。奥駆けらしい笹原、樹林、展望が開け人気の所以となっております。
いくつかピークがありますが低いもので、3連休の最終日とゆうこともあり小学生の姿が目につきます、古田の手前では10人ぐらいの小学生とその引率の方、どうやらテン泊をされていたみたいです。
天気ピーカン気分の良い稜線台地を進みます |
稜線台地を進みます |
稜線台地を進みます |
稜線台地を進みます |
他にも何組かのテン泊者、ソロも含めておよそ5組ぐらいでしょうかそれぞれ挨拶を交わしての山歩き風景です。
ただ今日は風が強く寒い~。今年はあまりにも暑かったので油断して薄いウインドブレイカーしか持ってこなかったので久しぶりのフード被っての歩きです。
古田の森です。ここからいったん千丈平に下ります |
目の前に釈迦ヶ岳が現れます |
千丈平のテン場です |
降りてくる人に「風が強いですね~」と挨拶がてら話すと「山頂付近はほとんど吹いていません、この先登り出したら(テン場の先の急登のこと)収まりますよ」とのことです。雨や雪に降られているわけでもなくピーカンですヨタヨタ老いぼれ歩きで進みます。(そうそう文句ブツクサゆうな!)。
やがてテン場の千丈平ここでもテント撤収しているカップルさんがおられました。「冷えたでしょう」と声を掛けると「はい、まあ結構、明け方少し降りました」との事です。そういえばテンクラ予報でも4~5時はCになって傘マークが出ていました。
毎度書きますが山の天気はわかりませんね~。さて最後の急登、我慢の30分(普通の人は15~20分)です。結構降りてくる人がおられます、そりゃそうでしょうあれだけ車が停まっていたのですから、ちょうど正午に山頂の観音様の御前にとうちゃこ~となりました。何組かの登山者、小学生の姿も見えます。
千丈平から最後の急登 なるほど風はボチボチ収まってきました |
奥駆け道分岐に着きました 。右に行くと深仙から大日山 太古の辻へと向かいます |
山頂近し、ただ上空ガスッテきました |
釈迦ヶ岳 シャッタ―お願いして記念写真 |
皆さんお食事中、オヤジも観音様の裏にへたり込んでラーメンタイムといたします。食事を終えて記念撮影のシャッター交換をした男性二人組、お話を聞くと前鬼から登ってこられたとゆうことです。
そうかあ~懐かしいですね~「前鬼のおっちゃんおられましたか」「はいおられました、今日は宿泊の方があるとか」「へ~そうですか昔は大変栄えていた奥駆けでは重要な宿坊だったのです」「今は車は途中までしか入れないのですね~」「そうですね~車止めから宿坊まで30分ぐらい歩かないと」「宿泊者は前もって連絡しておくと開けてくれて行けるみたいです」とまあなんだかんだと奥駆けの話をして分岐まで一緒に降りました。
下山時にはぜひとも大日の鎖場を体験するように勧めておきました、(お前あんまり言わんほうがええで~もし事故ったら恨まれるで~)(いや聞かれたから勧めただけです~)(ほんまかえ!面白いで~奥駆け歩いて大日を踏まずして、とかなんとかゆうたんやろ!)(へへま~チョット)。
下山しま~す |
降りてくると千丈平付近からこの通りピーカンです 山頂だけオヤジに意地悪しよるんです (そんなことゆうたらアカン) |
鮮やかな紅葉はこの木だけ |
不動谷登山口への分岐、結構荒れているみたいですが オヤジはまだ一度も踏んでいません |
さてオヤジは左手の方に大日の三角錐を見ながら(あの二人ずれ行ったかなあ~)などと大日の強烈な鎖場を想像しながらチンタラチンタラ下ります。
早々風は情報通り山頂では収まっていました、ただ下ではこれだけピーカンなのに山頂ではガスって展望イマイチとゆうか皆無でした、オヤジの日頃の行いを観音様に叱られているようでした。
秋っぽい空、薄、何となくですが秋近しを感じながら暫しぼんやりと(痴呆老人の姿を皆さん思い浮かべてあ~あ洛西オヤジもボチボチやなあ~とおもわれているで~)
又急降下して登山口へ 気が緩んで一番気を付けないといけないポイント |
秋っぽい空、薄、何となくですが秋近しを 感じながら暫しぼんやりと |
登山口に降りてきました~ |
ハ~イお疲れさんでした~ |
オヤジ歩きで何人にも先を譲り、暫し茫然と展望を楽しみ(残念ながら花は皆無、クマザサが茂り、オヤジが見つけられないだけかも)ほんのちょっぴり紅葉を楽しみながら降りてきました~。
例年ならもう少し紅葉が進んでいるはずなんですが、何分関西では今日もまだ25度越の夏日です、へ~一体秋はいつ頃来るのやらそれで薄の穂が輝く峠道をチンタラ車転がしてR168に戻りお目当ての西吉野桜温泉に向かいます、が、(なんや、なんや、忘れ物かい)。
そういえば朝来るときに、以前はこれでもかーとゆう西吉野桜温泉の幟立っていなかったなあ~。帰路もう一度ゆっくりと見ながら走ってみましたがやはりありません。分岐で念のため検索、やはり閉館となっていました~。あちゃ~この辺りでは夜遅くまで開いていた温泉施設でしたが(他は大概17時頃には閉館です。)仕方ありません。
このまま帰るか~とも思いましたがあまり好みではありませんが御所のスーパー銭湯かもきみの湯に久しぶりに寄ってみました。予想通り休日ですのでお子様連れの家族入浴タイムと重なりいつぞやのマキノ高原の修学旅行状態です。(ちょっといいすぎかも)。
そそくさと出て、まあそれでも久しぶりの山歩きの汗を流して眠気も去り又チンタラ戻ってきました。カーチャンただいまあ~は20時ころでしょうか今年初めての奈良行きの山歩き山頂に悠然と立っておられる憧れの観音様のお姿も拝見出来ました。 感謝 感謝。
【 記:洛西オヤジ 】 |
《 谷底の空なき水の秋の暮れ 白泉 》。
十津川街道谷あいのR168を走り(実際はまだこの風景には程遠い季節感ですが)。