京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

冬季 武奈ヶ岳に雪がキタ~
2024.12.15

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武奈ケ岳 東尾根を下る

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日程:
・2024.12.15 (日) 曇り   ヨネちゃん

コース:
・JR比良駅~イン谷口~青ガレ~金糞峠~ヨキトウゲ谷から四つ辻~コヤマノ岳~武奈ケ岳~武奈ケ岳東尾根~広谷~イブルキノコバ~八雲が原~北比良峠~ダケ道~大山口~イン谷口~JR比良駅(歩行時間9時間)


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 土曜に雪が比良方面に降っており雪山行は日曜15日に予定して、アイゼンは準備して試履きしたのですが、夜ヤマレコのレポにスノーシユウがあったので武奈ヶ岳山頂まで行ったとのレポート!え~そんなにフッタのなら、ワカンも要るかと。。。。

 急遽、準備して日曜は朝一暗い中、家を出て一番電車でスタート、比良駅に着いたら6時半頃。まだ日の出までは30分近く時間がありとりあえず見晴らしの良い湖西道路まで行き、ジッと我慢してやっと日の出に会い気持ちを高めてまずはイン谷へ。

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夜明け前 さあスタート!
比良山系632回目
待って待って日の出に出会え
行ってきます!

 駐車場には約15台停まっており皆さん早いです。大山口まえ位から雪が残っており今の時期は花もないので粛々と正面谷をあがります。

 途中で数組のハイカーと出会い色いろ話しながら先ずは青ガレ、そこからは金糞峠に!トレースがしっかりあるので新靴は滑らずアイゼンは不要です。何時もならここまで休憩しますが、冬はこの先何が起こるかわからないので休憩なしで先ずはヨキトウゲ谷から四つ辻へここでやっとおやつ休憩します。

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青ガレ 陽が射してテンションアップ! 細身の氷柱もタップリ!

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金糞峠直下 皆さんと順序よく進みます 大橋との分岐 この程度の積雪!

 休憩中は何組かのハイカーを見送ったり、すでに下山される方とも話して情報を得ます。山頂は青空だが遠望見晴らしは望めず、強風との事。とにかく先ずはコヤマノ岳の霧氷があればとの気持ちで歩きます。途中で追いついた男性達と話しながら進みコヤマノクラウンちかくにくると霧氷が青空に映えて美しい。皆さん写真撮影に忙しい。。。。

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四つ辻 ここでおやつ休憩! さあ、上林新道へGO!

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コヤマノクラウン 霧氷がキレイ! 次回はここから尾根コースへ予定

 気分良くしてブナ林の霧氷を見ながら何時もの山頂双耳峰が見えるところまで来て他のハイカーにビュースポットをガイドします。1年通して山頂は見えない時も有りますが、冬の武奈ブルー背景の風景は格別です。

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ブナ林 繊細な霧氷

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霧氷の向こうに双耳峰の武奈ヶ岳

 下山してくる方に山頂の事を聞いたら強風でこれまた5分と持たないのとの事、それでもブルーの天空に向って上がりますが南峰に近ずくと強風で雪粉が舞い顔に当たると痛い。時間は11時前。。。まあまあ想定時間で山頂に317回目の登頂です。

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霧氷で覆われたブナ林 コヤマノ岳 蓬莱山方面が綺麗に。。。

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何時もの定位置で山頂を見る

 今回は強風で寒く人に頼めず自撮りでパチリ!さすがにここでは昼食に出来ず、東尾根を見たらトレースが2本あります。ホントは真っ新が良かったのですが、先行者がいたら万が一なにかあれば助けになると思いせっかくワカン持ってきたのだからの思いで急いで装着し樹氷の写真もそこそこにしいざスタート!初めはノントレースの場所を選びおりていきますが、さすがに新雪後は膝くらいの積雪は太腿に堪えてきます!!!。

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武奈ヶ岳 登頂 317回目 山頂は細かな樹氷で満開

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日本海と北山アルプス 蛇谷が峰方面


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 登りの情報では遠望はないと聞いていましたが北山アルプスは見えますがその通りで白山から伊吹、鈴鹿の峰々は見えませんでした。

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山頂の北峰から東尾根に下ります

 ワカン装着後、山頂から北側寄りで下りていきます。始めは自分トレースを付けながらおりますが、徐々に太腿にかかる負担が増してきます。途中まで我慢してましたが、ついに途中 三本杉付近から合流、やがて鞍部におりてまた登り。。。これがまたキツイ。

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最初はラッセルしながら
トレース付けて至福の瞬間!
実は先行者が2名あり
真ん中が私のトレース

 ピークに着いてここがビュースポット。。。しばし休憩。本来ならここで風も無いので昼食にと思ったのですが、この先一人なのでもしもの事を考え昼食は先延ばしします。

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この写真は東尾根コースのみで!

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何時ものピークから。。。

 先行者のトレースは、1本はUターン もう1本は尾根を基本通りについており安心です。最後は沢におり渡渉し、左岸を広谷方面へ向かいます。渡渉の2回目をしたら小屋の前にでて今度は右岸へ。そこから広谷の前にきたら支谷へ進み、3度目の渡渉をしてやがてイブルキノコバへ。本来ならここでワカンをはずすのですが、先行者のトレースを見てその状態からそのまま進みます。

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1回目の渡渉! 広谷まではこんな感じで。。。

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2回目の渡渉すると目の前に小屋が!

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広谷から支谷へ イブルキノコバ ここまでくれば一安心

 やがて八雲が原についてここでワカンは外し、休みなしでクマ道経由で一気に北比良峠に、振り返ると徐々に雲の広がりが感じられます。下山はダケ道にするので神璽の谷の降口で昼食にしました。

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八雲が原までの雪景色 八雲が原 第2池
ここでワカンを外す

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何時もの定位置から山頂を見ます 釈迦岳と次郎坊山

 例年のごとくダケ道は多くのハイカーが使うので深いトレースがあり後は滑らないように降りていきます。ところが途中で太腿が攣り始めます。何時もなら太腿の内側ですが今回は背面です、太腿に何時もより負荷がかかったようでした。

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神璽の谷降口からダケ道へ! ダケ道 S字尾根

 カモシカ台に近くなったころ下から外国の女性2名と男性が2名、上がって来られます。どう見ても登山姿では有りません。ダブルカップルみたいで、時間からみて心配なので「どこまで行きますか?」と日本語で問うと男性が「僕はアメリカ、彼はロシア」なんとまちがえたのか、国籍の質問と勘違いしたのでしょう!大笑いでした。。。。

 時間にして2時半ころなので心配して「暗くなると大変だから4時まで位には下に降りなさいね」と言いましたが理解してくれたかどうか解りませんが別れました。

 ちょうど下山中の女性も居られたので二人で話しながらしばらく同行して「土曜は蓬莱山方面で遭難があった」とか「最近、武奈ヶ岳にこられる外国の方が増えましたね」等等の会話でした。その後はカモシカ台を通過して大山口から比良駅まで朝来た道を歩きます。

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カモシカ台 通過 大山口に別れ!

 駅前のホットステーション比良では今年最後の休憩をおはぎとコーヒーでくつろぎます。(今年は新年前後、長く休店されるそうです)また、来年もヨロシクと挨拶して店を後にしました。

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スタート地点に戻りました
歩行約9時間
ホットステーション比良で
今年最後のおはぎ休憩


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連絡


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