京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

3回目の雪歩きは比良「堂満岳」!
2024.12.21

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堂満岳山頂より
鈴鹿の1000m位の山峰がハッキリみえますが。。

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日程:
・2024.12.21 (土) 曇り   ヨネちゃん

コース:
・JR比良駅~イン谷口~大山口~金糞峠~比良縦走路~堂満岳~堂満東陵道~桜のコバ~JR比良駅



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 この週末、北部は雨や雪予報でしたが、土曜は曇りとみて(日曜は終日雨や雪予報)比良を歩いてきました。先週は朝一にして日の出を待った時間が有ったので今回は番目の電車にして日の出は駅から歩いていたらバッチリ遭遇!そのころは雲は多いですが青空が見えており期待しましたが見る間に全天曇りに!

 今回場合によってはコヤマノ岳東尾根も考えたのですが、午後からあまり天気が良くないと判断して短時間の「堂満岳」にしました。結果的にはこれが大正解。

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ホットステーションの年末年始の休み案内 これからスタートしますが全天曇り!

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日の出に合わせて! 陽が稜線に当たってきました!

 「堂満岳」は普通はノタノホリから取りつきますが、直下の急傾斜に積雪多ければ過去の経験から無理と判断して、正面谷、金糞峠、東レ新道、堂満岳にして下山は現地判断としました。

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堂満登りは悩んだ末に正面谷に 隠れ滝に寄りました

 正面谷は先日からの雪は大分溶けておりトレースは残っているので今回もノーアイゼン、久しぶりに隠れ滝と金糞滝によって峠を目指しました。びわ湖方面をみると鈴鹿の峰峯はハッキリ見えて炭絵のようなモノトーン風景です。

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青ガレは雪が減りました 金糞滝にも寄り道

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正面谷よりびわ湖方面は墨絵の世界
何故か鈴鹿の稜線は綺麗に見えます

 何時ものように金糞峠のおじぞうさんに無事下山をお頼みして、東レ新道をめざし縦走路を歩きます。トレースは登りと下りがありそのまま進みます。積雪はおおくても脛から膝下まで位。

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金糞峠 今日も無事に! さあ!ここから堂満へ!

 やがて東レ新道と縦走路の分岐に来ました。トレースは東側の夏コースにはなくて縦走路に向っています。やがて冬尾根コースの分岐につき、南比良峠方面はトレースなし。トレースはそのまま尾根を上がって東レ新道に合流して未発達の雪庇を見ながら山頂に向かいますが、場所によっては膝上までの積雪となりユックリ一歩一歩進みます。

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東レ新道分岐までは積雪は脛まで位! 分岐

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ここから最短で東レ新道に!冬道コース 稜線からびわ湖方面 雲海が増えてきた

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西南稜方面 雪庇は未発達!

 そうなこんなで「堂満岳」山頂に到着 10時半頃です。ここの山頂には古くから木の標識板が有るのですが何と!今日は有りません。多分雪の下とみて「まあ、良いか」と思って風景写真を撮っていましたが、やはり何か無いと物足りません。雪を掘っても時間はかからんだろうとみて両手で掘り起しやっとお目見え、記念の自撮り写真撮影してスッキリ気分。

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稜線積雪 深いところで膝くらい!  堂満山頂 何時もの標識板が有りません

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雪掘り返してやっと見つける「堂満岳」記念 全天雲ですが遠望はよい

 さあ、下山を思案して山頂から東へ東陵道側を上から下を見おろしたら、ところどころ茶色の土が見えます「これは雪はおもった以上少ない」と。

 トレースもあるのでこれなら下山可能と判断、ノーアイゼンなのでユックリ滑らないように降りていきます。そうしたら中途で男性が一人で上がって来られ暫し歓談、「よく来ましたね!」と聞いたら冬の雪東陵道は初めてだそうで、正面谷は経験があるとの事で注意をお話し安心して別れました。

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これから東陵下りますが
思った以上に積雪少ない
山頂直下の傾斜はキツイ!

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下から見上げても迫力無し 直下の象徴的な岩群

 その後は最後まで誰とも会わず尾根を降りていきます。ここまでくると積雪も徐々にへり多くても脛までくらい、途中ガスが流れてきており休憩なしで東陵道の最後まで到着してここで昼食、ここまでくれば安心です。

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東陵道の端の倒木ベンチで昼食

 昼食後はジグザグコースを沢に降りていき廃道との分岐に来て沢には向かわず雪が無くなった道をノタノホリに向けて歩きます。もうすっかり雪はありませんが落ち葉がビッシリつもり滑りを気をつけて降りていきます。

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この別れは一般道へ!右側 この辺は雪は有りません

 最後は別荘地を抜けて直接駅まででもいいのですが、今回は桜のコバまで戻り駅に向っていたら見慣れたKWさんが上がって来られます。なんでも和邇駅付近の店に買い出しの帰りだそうで電車での往復との事、多分年内は最後の出会いになると見て挨拶して比良駅に向かいました。

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春にはバイカオウレン 比良 釈迦岳

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桜のコバまで戻り比良駅まで歩く

 結局、1時半過ぎの電車に間に合い、ホームからの堂満岳山頂はガスか雲の中で見えず、早目の下山で大正解となりました。歩行は約6時間半。。。まだバスの復活日程は未定なので当面は比良駅からの歩きになりま~す!。【※江若バス比良登山線 2024年度運行は 終了致しました】

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コセンダングサ サザンカ

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稜線は雲(ガス)に覆われる


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