京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

六甲(有馬氷瀑巡りと岩巡り)
2024.01.27

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七曲り滝の氷瀑全景 ハイカーに撮っていただく

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日程:
・2024.1.27 (土) 晴れ   ヨネちゃん

コース:
・有馬温泉駅~紅葉谷~紅葉谷登山道~七曲り滝~百間滝~似位滝~支谷~白石谷~白石滝~白石谷遡行~白竜滝~ゾウの顔~山頂へ最短コース~山頂
・山頂~WC~一軒茶屋~七曲り~本庄橋跡~魚谷道~雨が峠~ゴルフ場~魚谷道~なかみ山~荒地山~岩群~新七衛門櫓~岩梯子~尾根コース~鷹尾山~城山~芦屋住宅街~阪急芦屋川駅


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 土曜に雪の比良を予定してワカンなど準備していたのですが、ヤマレコのレポをみると金剛山や有馬の氷瀑、また別の山域の氷瀑が載っており、そういえばコロナになる前は1月最終週か2月の始めは氷瀑巡り見学にいっており、昨年は加藤さんをガイドしていたので急遽予定変更。

 行くなら早目の今しかないと土曜に決行しました(今週は暖かいので溶ける可能性あり1週間待てない)。今回は初めて阪急電車で新開地まで、神鉄経由で有馬温泉に向かい電車片道約2時間、有馬温泉駅に着いたら丁度8時頃・・・昨年より早めのスタートになりました。

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■1 有馬温泉駅からスタート AM8時 ■2 この標識から紅葉谷に向かいます

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■3 紅葉谷へ ■4 登山道を上に上に。。。

 とにかく溶け始める前に現地に着きたいので休憩はとらず1番目の滝「七曲りの滝」へ。着いたら思った以上にハイカーが多く、やはり人気が有ります。私の評価は5から6割程度。。。全面氷結にはなってはいませんが、昨年同様良しの評価です。ベテランの方は金曜の朝一が一番良かったと言われていました。

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迫力が出るように撮影 迫力が出るように角度も変え

 参考にかって私が一番良かった時の写真を添付しますがそのときはアイスクライミングされていました。

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過去最高の氷瀑風景 2011年

 【参考に】。

 氷瀑の好条件は3つ。
 1、氷点下の低気温が続く事。
 2、適度な水量、多すぎたら凍りません 少なすぎても見栄えが悪い。
 3、水の流れる所の岩肌の凸凹間と面積 平面だと二次元的で迫力がない。

 夏の裏有馬の滝は滝としてはイマイチ、比良ではまず氷瀑はほとんど見ることが出来ない。今回は25日と26日が低気温。


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 次に2番目の滝は百間滝へ。こは全面凍ることは最近は無く岩肌の面積が広くで凍っても二次元的な氷結で、あまり迫力は感じません。。。

 3番目は、百間滝の近くにある似位滝へ。ここも岩の面積が多く半分くらいの凍結でしたが、ここのいいのは滝つぼに氷の芸術のような自然な凍結美が美しいです。何とも言えない氷工芸細工の瞬間です。

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紅葉谷道 この標識から左へ
百間滝へ向かいます
百間滝の氷瀑5割程度
ここは岩肌が平面的なので迫力度は薄い

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似位滝の氷瀑 ここも5割程度

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似位滝 ここは滝壺の氷の芸術が素晴らしい

 次に白石谷に支谷を下っていきますが年々周囲が崩れており注意深く歩きます。ゴルジェもあり、渡渉の繰り返しを経て白石谷に到着。ここには白石滝がありますが水量が多く氷瀑になることは最近有りません。

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白石谷へはゴルジェ帯も有ります 白石谷の白石滝 水量多く凍りません

 ここの滝前で少し休憩して、今回の2個目の目的は白石谷遡行。。。昨年は加藤さんをガイドして歩いた遡行コースで、私は10回以上は経験が有るのでコース外れはないですが、深い谷なので壁のような岩肌からの落石が怖いので歩くコース取りが重要です。

 もしもの時の態勢も考えて歩きますが今回は滑りがないのでその分安心です。次の滝は白竜滝になりここは、一部凍結しておりまあまあなところです。

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白石谷を遡行します 白竜滝の氷瀑 こんなもんでしょう!

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白竜滝 自撮りで!

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白石谷 突然現れた巨大ゾウ!

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ゾウ:堰の内側 水はほぼなく雪景色 さあここから初コース
尾根を最高峰に向かいます

 これで氷瀑巡りはほぼ終わり、さらに谷を紆余曲折しながら遡行して、昨年、加藤さんと見つけた新しく最高峰に直登出来るコースへ初登りします。過去には全て、そのまま魚谷道へ向かっていました。

 どこに出るのか興味深々でしたが京都の北山のようにササ街道を歩き、山頂に通じる北側の道に合流して即山頂広場になりました。昨年は雪景色でしたが今年は残り雪景色と細かな霧氷樹林程度、山頂からの眺望はほぼ全天雲に覆われており市街地や海は見えますが、これも自然なので仕方ありません。

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コースの両サイドはササハラ街道で
京都北山のよう!
山頂の北側に飛び出した!

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六甲最高峰に到着 1年振り!


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 時間的には11時半ころなので昼食にして、かっての山頂をしめすケルン前で休憩、ときどきケルンを訪れるハイカー達と話をして、ついつい話が弾みゆっくりしてしまいました。

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こまかな霧氷が素晴らしい! 山頂から離れて昼食

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昼食 ここが勝手の六甲最高峰! 全天雲に覆われた大阪方面

 12時を回ってきており下山に向い、まずはモダンなトイレを使用して昨年同様、七曲りから下ります。ここでも多くのハイカーが続々上がってこられますので、たくさんの声掛けと時には足を止めて話をしたのでゆっくり降りました。

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ここから七曲りにて下山します 本庄橋跡の沢

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雨ヶ峠 下山途中だがまだ先は長い  魚谷道から荒地山に向かう!

 さて、昨年はこの魚谷道でイノシシに会うことになりましたが、今年は同じコースでは面白くないので、少し登り返しがある荒地山へ向かいました。山頂は無人でここから岩巡りに向かいます。

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荒地山の山頂 自撮り

 このコースも何度も歩いていますが、下山は特に注意深くユックリ降りていきます。岩が大きく傾斜が急なのでより神経を使い粛々と降りて尾根コースを下って行きます。

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岩群の中に馬酔木が咲いている まずは最初の難関 新七衛門櫓へ突入

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目の前には大阪湾が。。。 第2の難関 岩梯子を注意深く降りる

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鷹尾山 山頂 通過 標高が下がってきてやっとここまで!

 ある程度のところまでくるとほぼ大きな岩はなくなり後は芦屋の市街地までまだか!まだか!と歩きます。最後は私の苦手なアスファルトになり高級住宅街の中を高級外車を眺めながら阪急芦屋川駅まで。。。。

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芦屋川駅に到着 PM3時半

 ここからは阪急電車を2回乗り継ぎ地元の長岡天神駅に着き、これで本日の山行が終わりました。幸いにも電車では座ることができバテバテの疲れた足には良かったです。


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