京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

大文字山 鹿ケ谷道
2025.3.1

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大山出城址と遠く比叡山 を望む

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日程:
・2025.3.1(土)晴れ 15℃ ikomochi

コース:
・13:00浄土寺バス停~法然院~霊鑑寺~如意越え~圓重寺13:40~登山道~13:50=14:20焚火の対応~14:30登山開始 旧道探索~彩りの森分岐15:40~善気山~法然院道広場16:10~月待山16:15~16:40銀閣寺登山道~銀閣寺バス停



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 やっと寒気が去り、ここ数日は少し暖かい。10時ごろからぽかぽかしてきた。17歳5か月の寝たきり老犬の食事や排せつの毎朝のルーティンを済ませ、麻痺した手足の筋肉のマッサージや温灸をしてやると手足をうーんと伸びをしてコリがほぐれたようだ。

 平日は朝晩2回40分づつしか世話できず夜帰宅するまで寝たきりでほったらかしなので、せめて休日はゆっくり手当をしてやりたい。高齢の母が在宅中は老犬の世話までは手が行き届かなかったが、入院している今は時間を掛けたい。日差しの当る窓際の寝床に横にしたら、気持ちよさそうに目をつむっている。わたしも大文字へ出かけよう。犬の世話の後、たっぷりめのブランチを食べて出発。

 浄土寺バス停から哲学の道を抜けてぶらぶら進む。暖かくなったので観光客がぼつぼつ増えて、哲学の道も法然院も一時期より人が多い。安楽寺、霊鑑寺の前を通り、如意越えの坂道を登る。おっ 今日は1月末のあのしんどさがなく、すいすい歩ける。少しは回復してきたかなあ。今日は圓重寺裏の道型を探索して地形図の破線の道を探す予定だ。

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懐かしの市電 ぽかぽか陽気

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疎水から法然院へ向かう 法然院

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森のセンターは善気山で活動中でした 安楽寺はここか

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気になるお寺です 如意越えの道 俊寛山荘碑が建つ

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圓重寺駐車場登り口 庭にタープが。奥で大勢騒いでいる

 お寺の駐車場脇から登山口に登る。駐車場西側の家は古家を壊し更地になったままだ。庭になった八朔を持ち主のおじさんにいただいたことがあり、その後庭の手入れに来たおじさんと会うと挨拶を交わしていた。

 今日は更地の庭にタープが張ってあり、誰かが来ているようだ。賑やかな話声が響くので覗くと、10名くらいの人が集まって遊んでいるようだ。聞こえる言葉は中国語。山道を登りかけていたが、ここで焚火はあかんやろー とついついお節介して、そのいきさつは紀行文「まさかのエマージェンシーコール」に書いていますのでどうぞ。

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今日はここを調べるつもり お寺が山水を引いているのかな?

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ここで焚火はあかんやろーー あの奥で焚火

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消防車が来た

 さてさて、山道に戻り、古い道型を探索しようと倒木や掘れた溝をよじ登って奮闘していたら、後ろから若い男性がついてくる。「あのう どこに行くつもりですか?」「いえ ここから登ってひば(?火場=火床のことですかね)のところに行こうとしています。一度通ったことがあるのですがよくわからないのです」「わたしは古い道を探しているところなので、その登山道はこの上にある道ですけど」というと、男性はそうなんですかーと、斜面の上の木の根道へと登って行った。

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道探し開始 前進

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倒木に遮られ。道は上の支尾根かも。 頭上の登山道を眺める

 登山道の横の掘れた道から、南側の斜面をよじ登って火床から派生する支尾根に登る細い獣道やふみ跡がところどころについている。そのまま道型を進むと、登山道が崩れてロープが張ってある岩場の真下に出る。この岩場は崩落が進行中で、今は岩とロープだけだ頼りだ。その先は深くえぐれた斜面にぶつかり、道型は終わる。このえぐれの部分が、善法寺の古道の道型と同じように見える。

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登山道の岩のロープ場を見上げる 源頭部に近づく

 突き当りから細いふみ跡が登山道へと続き、そこをよじ登った。南側の支尾根にもけもの道が登っていた。結局、この道型か?と考えたものはなにかはわからずじまい。破線の道は支尾根に乗ればわかるかもしれないが、もうその元気もなくなったので、おとなしく登山道を火床方面に向かった。掘れた道型の底にいたら、上からのぞき込んで降りてこようとする女性がいて、あわててこっちは道ではありませんと止めた。あぶない、あぶない。

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行き止まり 登山道へと登る

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辿ってきた道型を見下ろす 登山道に出て

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四季彩の森復活プロジェクト

 火床直下の善気山分岐の広場で休憩。子供連れの女性が下ってきて、道はこっちでいいのですよね? 聞くと、一度鹿ケ谷から火床に登ったことがあり来てみたら、入り口がわからずそのまま楼門の滝の斜面を登り三叉路に行ってしまったらしい。火床で親切な大文字の主みたいな方に道案内してもらいここまで下ってきたのです とのこと。登山者に道案内しているMさんかな? それは大回りしてたいへんでしたね。このまま下っていけばすぐですよ とおしゃべりして見送った。

 次に来たのは欧米人のカップル。携帯をかざして歩いてきて善気山のほうに進むので、声をかけた。銀閣寺に下りたいとのことで道案内。このあたり道標はあるものの、道はわかりづらい。ま 迷ってもどこか市街地には出るので、北斜面よりは安全だが。

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善気山下の三叉路 休憩

 先日は善気山山頂から谷に下ってしまったので、道なりに法然院へ向かう。急な階段を下ると道は北へと大きくカーブ。家族連れがにぎやかにやってくる。市民の憩いの道。下の森からごーーーんと鐘の音が響く。もう4時だ。急ごう。

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善気山頂 この前はネット沿いに行ったが

 道は広場に出て休憩。法然院と月待山方面への3差路となっている。男性が休憩していたのでおしゃべりした。昔は木々が大きくなかったので、月の出を待っていたから月待山という と教えてもらう。現在ではうっそうと茂った樹木の間から空を見上げるのにも苦労する。

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広い道を進み 観察の森への分岐

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分岐を下らず直進 東日本震災の碑

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善気山から階段を下る 階段下から左へ

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階段上から市街の眺め 法然院銀閣寺分岐

 少し休憩して月待山へと小道をたどった。中尾城址尾根が東側に迫り、谷からは銀閣寺登山道を歩く人たちの声が時折聞こえる。月待山頂からは見晴らしはないが、いくつかの山名板に交じって、兎を描いた石絵が置いてあった。なかなかかわいく上手です。

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分岐の広場 月待山へ向かう

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沢コースは通行止め 道しるべ

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月待山山頂 赤松枯れの対策中

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山頂から中尾城址尾根を見上げる 遠く比叡山を望む

 沢は崩落で通行止めというので、細い支尾根の先端を下って、登山道に出た。大型のわんこたちが散歩に来ていて、沢で水遊びして賑やかな声が響く。この沢ではかつて仙人と呼ばれる男性がいつも座禅を組んで黙想していた。水は冷たく清らかで、合流点はそこそこ深さがあった。夕涼みにくる住民でにぎわってもいた。今は、もうすっかり土砂で埋まってしまって、かつての面影もない。

 2018年の台風被害あたりから、すっかり様子が変わったかも。もう数十年前の思い出が昨日のように目の前に浮かびあがる。日没前の太陽に照らされながら、夕闇の道を下った。

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登山道へと下る 下からも沢道進入できず

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かつてここには仙人がいた 今日も日が落ちます



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