一応記念写真 わ~ピース? 弥仙山頂
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日程:
・2025.5.23 (金) 晴れ 洛西オヤジ 親父の山歩き報告NO.403
アクセス:
・京都縦貫道―綾部安国寺IC―府道27-府道74-大又公民館(水源の館)―弥山登山口駐車場
コース:
・弥山山登山口(水分神社)改心の道―於成神社―改心の道分岐―弥仙山山頂―改心の道分岐―周回コースへー日置谷分岐(ここで間違ってしまいました~小谷林道に向かわないといけない)―日置谷―八津合町(弥仙山日置谷登山口)
今日は洛西オヤジです、珍しくオヤジに山歩き出来るタイミングと、天気が近畿全般テンクラAの状況が重なり山歩くのはしんどいので、そうやあ~伊吹のドライブウエイで山頂駐車場まで行ってお花畑を見て回るかあ~、そやけど花見てもオヤジはわからないので、そうやあ!師匠誘ってお花の勉強するかあ~と早速道子師匠に連絡しましたが、ヨレヨレの老いぼれの相手しながら行くのはいくら駐車場からでも足手まといやあ!と断られました。(まあ冗談ですが)
そんなわけで急遽弥仙山(綾部)に行くことにしました、(なんや全然関係あらへんやんけ)はあ~まあ奥駆けの弥山はもう行けませんから、それに何やら信仰の道みたいで(改心の道とかゆうのがあるみたいです。)(あんたに改心は無理やろ!)考えてみたら前回も遠くから伊吹山は見ていたので反対に向かうかあ~とゆう実に単純な発想です。そんなわけで7時ごろからチンタラ、といっても縦貫道は5分で乘れますからラクチンです。
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久しぶりの京都縦貫道で | お~あれがどうやら弥仙山 堂満みたいやなあ~(丹波富士?) |
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分岐大又公民館前から登山口へ | ほな今日もボチボチと |
綾部安国寺ICを降りて登山道に向かいますが、これが中々いいんです。(何がや?)いやいやまだ京都の府下にこんなにいい雰囲気の里山があるとは、ええなあ~改めてええなあ~、異人がウロウロする市内よりズートズーと落ち着きます。さて1時間半ぐらいでしょうか登山道に到着。広い駐車場にオヤジだけ車を停めてモタモタ毎度の老いぼれ仕度。入り口の案間板を見て(なるほど周回出来るんや)と右手に伸びる林道を見ながら、この林道に帰ってくるのやなあ~と何となく想像しながらヨタヨタスタートです。
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改心の道をすぐに水分神社を左に見て | 登山道とりつき右へ |
実はこの時点から今日のオヤジの悲劇?呑くさい老いぼれ痴呆が始まっているのですが、まあそれはともかく目の前の水分神社を横目に進みます、登山道への分岐がすぐに現れチンタラ、チンタラ、修験の道(改心の道)(もう今更あんたは遅いはなあ~)それなりの行場や、遺跡跡を通りやがて石段が現れます、いややなあ~石段はしんどいねん。
その時ソロの男性がオヤジにいきなり迫ってサッサッと追い抜いていかれました。いきなりなのでびっくりしましたが、平日にこんなマイナーな山に来られるとは(自分の事を棚に上げてなにゆうてんねん)何とか石段を登りきると於成神社の社があります。詣内に大本開祖の石碑、そうかあ~綾部といえば大本教、なるほど~。
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なんや滝があるのー | 行場の滝陰気クサイ (そんなことゆうたらあかん) |
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きゃ~苦手なんや階段やあ~ | 於成神社とうちゃく |
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そうかあ~綾部といえば大本さんやあ~ | この標識に結局惑わされてしまった気がします (そんなんあんたの思い込みや) |
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ずーとズートこれが両側に並んでいます | 改心の道(周回路分岐) |
そこから又少し石段が出てきますが、やがて雑木林が目の前に現れ気分の良いグリーンシャワーを浴びながら進みます、先ほどの男性が降りてきました。 「もう行ってこられたのですか」「早いですね」「はいもうすぐそこです山頂は、出来たらあとこの付近2座ほど今日中に回りたいので」「へ~そうなんですか、青葉とか?」「一応長老、君ヶ岳、とかまだ決めていないのですが」「それはそれは、まあ~お気おつけてガンバッテください」男性と別れてオヤジはモタモタ、この山だけでもヘタレます~。
やがて改心の道分岐(周回道分岐)に出て山頂まで往復します。約10分ぐらいでしょうか山頂のお社にとうちゃこ~2時間ほどかかっています。ふつうは1時間半ぐらい?わかりませんが、予想通り展望はほとんどなし~あの男性がさっさと降りてきたのが判る気もします。
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山頂お社とうちゃこ~ | 予想通り展望なし |
オヤジも周回路の分岐にそそくさと戻ります。ところで今回はマップ関係全く持っていません、例のヤマップもオヤジは使いこなせませんので案内標識、ガイドテープ頼みのあるきです、最もそれこそわかりすぎるほどしっかりとした登山道(参詣道)でそれほど意識せずにチンタラ、ちんたら、進みます。(そこが何年たっても初心者の悲しさ、愚かさ、)何か所か案内の標識、特に緊急時連絡ポイントの標識があり(これが曲者でした)
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分岐に戻り周回路に向かいます | 気分よくグリーンシャワー浴びながら |
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お~展望開けましたが日本海は見えず |
チンタラ、やがて大チョンボの日置谷分岐のポイント、何も考えず、確認することもなく直進、後で写真を確認すると改心の道、於与妓町(スタートした地区)の案内が右への案内があるのにそのまま直進、(しょうがないなあ~老いぼれ痴呆の日常やなあ~)なぜかオヤジの思考はスタート地点、右から来る林道が日置谷だと思い込んでいたのです。したがって日置谷への案内に従って直進とゆうことになりました。(あ~あなりました~て簡単にゆうなあ~もっと違う山なら完全にアウトやなあ~)
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問題の分岐(日置谷分岐) |
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この分岐を右に降りるのが正解でした 於与岐方面―改心の道の表示を 気にすることなく直進 |
何にも感じない老いぼれは結構アップダウンが出てきますが、しっかりとした登山道、ガイドテープ、そして時々現れる緊急時連絡ポイントの標識に何ら疑うことなくチンタラ、ちんたら、お腹減ったあ~ちょうど正午ごろラーメンタイムのお昼御飯、しかしこんな時間かかるコースやったかなあ~チラッと見ただけのパンフを思い出しながら。サッポロ一番、今日は塩、(どうでもええのんじゃー)コンビニオニギリ、メロンパン、(食べすぎやあ!何回言わすねん!、食べすぎ!)
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お昼御飯今日は塩ラーメン、その他? | 危ない危ないここでコース外れて 引き返してきました |
さてお腹も膨れてヨタヨタスタートします、ここで今回初めて登山道を外してあれ~おかしいで~とガイドテープを探すことに、すぐに見つかり戻ります、危ない危ない、慎重に、油断したらアカン(もうとっくに大チョンボやらかしてるのに知らんとゆうことは恐ろしい、いや幸せか)とにかくオヤジの頭の中の思い込みの日置谷の表示に従いヨタヨタ、チンタラ、進みます。
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ね!こんな標識案内があれば 疑うことなく進むでしょう (だから根本的に間違っているの!) |
ちょっとお腹膨れて後の急登でバテバテ |
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よしよし大分来たなあ~ | あと少しで林道に降りられるみたいやなあ~ |
途中今年初めて干支神さんのミーさんに遭遇イヤイヤご尊顔拝して結構、結構、結構ついでに前方にナンヤ黒い犬じゃないなあ~最近よくおられます。ご多聞にもれずクマサンが慌てて横の斜面に、オーイもうちょっと近くで顔見せて~写真撮らして~クーマチャン、呼んでも顔見せてくれません(当たり前じゃ、来るか!第一ホンマに戻ってきたらどないすんねん!)(その時はご挨拶して一緒に記念写真でも撮って、出来たらサインもらって)(アホカ!)とまあ結構楽しみながら、やがて下に林道らしきものが見えてきました。
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遊歩道?なんや? この時点でちょっと不安がオヤジの頭を 横切りました。がそのあとすぐにクマサンがいたのでなんとか記念写真をと思い 忘れてはしゃいでいましたが。 |
前方にナンヤ黒い犬じゃないなあ~ |
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林道が見えました~ | ジャケツイバラ |
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コナスビ | ムラサキサギゴケ |
お~花のプロがそろうOKAOKAのメンバーさんなら面白い花を見つけられそうな雰囲気ですがオヤジには無理です、暫し進むと何やら建物が、(アレ~こんな山奥に?)いやいや集落、アレ~スタートしたところと全然雰囲気ちゅうやん?この時点でオヤジは異変に(大層にゆうなあ!)すぐに車がビュンビュン走る国道?いや府道?に出ました、弥仙山日置谷コース登山口の案内があります。
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なんや、ナンヤ、 これはけったいなところに降りてきた みたいやで~ようやく異変に気が付くオヤジ |
え~なんや日置谷てナンヤちがうやんかあ~ 取り付いた登山口は何處なんや? (あ~あやっと気が付くチンドン屋、 ガタガタガタロどうすんねん!) |
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それでも余裕かまして (阿保か写真撮ってる場合ちゃうやろ!) シラン |
それでも余裕かまして (阿保か写真撮ってる場合ちゃうやろ!) ウツギ |
え~え~なんや、なんや、うろたえるオヤジ、(いまさら、あほらしい、コメント無し)なんで、なんで、ちょうど民家の庭で草取りをしている男性に「すみません、水分神社登山口はどちらの方に」「はあ~聞いたことない、私最近きたものなんで」
仕方ないのでしばらく進むと、何やら診療所の案内がある前の庭で草取りをしているおばさんに(この地区は草取り好きな人多い?)「すみません、水分神社の弥仙山登山口に行きたいのですが」「はあ~何神社?弥仙山登山口はそこにあるけど?」「いえ今そこに降りて来たんですが」「さ~?そんな神社聞いた事ないなあ~」なんやーなんや?なんか浦島太郎になったような気分、一体此処は何處?私は何處に出てきたんや?
なほも進むと、自動車の修理工場あり男性が3人ほどおられます。同じく「あの~すみません、水分神社のところから弥仙山に登ったのですが、戻りたいのですが」「水分神社?どこや?」3人さん顔を見合わせて?「あの~改心の道とゆう登山道を山頂まで登り降りてきたのですが」その中の一人の男性が「ああーそれは全然反対やー於与岐(およぎ)や」他の二人「於与岐かいな そらあんた山の反対側や、」「え~そうなんですか~」
なんかキツネに化かされたような?(老いぼれの痴呆が進むとこんなものです)「そらあんた途中で於与岐の小谷に降りる分岐を、日置谷におりてきたんやわ」「え~取り付いたところが日置谷やとばかり思っていました」「そら全然違うわ~どうする元の分岐まで戻るか、バスはあるけど1時間に1本、バス停から2時間は歩かないと」「え~そんなにかかりますかー」「かかるで~ほとんど山の反対側や、エライ長い事歩いておかしいなあ~と思わなんだか」「はあまあ~長いなあ~と思いましたが、日置谷に降りればと思い標識案内の通り歩いてきました」「仕方ありません、タクシーを呼びます」「ないない、タクシーなんてあるかいな、綾部、舞鶴、から呼んでも、う~ん来るかなあ?聞いたことないなあ」「え~そうなんですか」「あんたどこから来たんや?」「はい京都市内からです」「はあ~ここらは都会とちがうのやあ」「よっしゃ、まあ今からわしそっち方面に行くさかいに送ったるわ~」
どうやらその修理工場に車を持ち込んできていた人みたいで、いや~助かります~地獄でいや痴呆ボケ遭難に仏です~軽四のバン荷台にリュック載せてもらい助手席に座らせてもらって修理工場をスタート、本当に幸運でした。
その男性は最近退職して近郊の山歩きをしているとの事で、なるほどそれであの分岐の事も知っておられたのだとわかりました。次は白山の南縦走路石徹白から三の峰あたりまで行きたいとの事でオヤジも歩いた事のあるルートです、乏しい経験ですがアドバイスなどをさしてもらいました。そんなわけで山の話などしながら約20分30分ぐらい、何とか出発地点の登山口に送っていただきました。いや~歩いたら5~6時間かかったのではないでしょうか、本当にありがとうございました。
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何とか無事に戻ってこられましたあ~ |
いままで何度こんな感じで助けてもらったか、老いぼれて惨めっぽいオヤジの姿にほっとけないとゆう思いを抱かせるのでしょうかね~本当に人の情けの有難さに感謝感謝、さてカーチャンにも事の顛末を報告、ボロクソに言われるかと思いきや慰められて(なんでや?)いや落ち込んでそのまま首でもくくられたら邪魔くさいとおもわれたんちゃうかなあ~(阿保かあ!)
さ~帰路では久しぶりに、たかお温泉光の湯に浸かって帰ってきました、今回の報告オヤジのボケ報告が(特に後半)グダグダ長くなりましたお許しください。それにしても、もう一度ひとの情けの有難さしみじみと感じました。 感謝 感謝。
綾部近郊にて
山々を低く覚ゆる青田かな 蕪村
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【 記:洛西オヤジ 】 |
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