京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

洛西おいぼれオヤジ日乗 (劒沢小屋訪問)
2025.09.12~13

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定番アングルではございますが

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日程:
・2025.9.12~13     洛西オヤジ

アクセス:
・湖西―北陸道敦賀IC―立山IC―立山駅前登山者用駐車場

コース:
・ケーブルとバスで室堂へー雷鳥沢―午前小屋(別山乗越し)―劒沢―劒沢小屋(下山時同じく)


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 今日は洛西オヤジです、まだ何とか生きながらえております、日々お迎えの来るのを(デイサービスのバスと違います)(わかってるわい!)(さっさと自分からあの世とやらに行けよ!)日頃ぼそボソと生きながらえておりますと、時としてなぜか無性に過去に歩いた山々の事などが思いだされて涙する老いぼれ、まあちょっとだけでも、山の空気が感じられるところに老杖にすがりながらも行くかと一時の気の迷いですがでかけてきました。

 リュックを作るのもまだ何となく覚えているような有様ですが何とかそれなりに準備をして11日午後久しぶりに敦賀に向かいました。懐かしき比良の山並み、高島の山並みなど見ながら定番敦賀ICから北陸道をチンタラチンタラ、ただ海津大崎からの峠道でものすごい雨に逢い(ワイパー利かないぐらい)老いぼれ恐怖のあまり暫し車を停めて避難、最近の雨の降り方は本当に怖いです。

 因みにカーチャンに連絡、洛西の様子を聞くと(雨?何?どこの話?)まあそんな状態です、チンタラ、ちんたら、オヤジ走りで時速130Kぐらいで(オイ、オイ!)(冗談やがな!じょうだん!)定番小矢部SAで晩飯食べて、結局立山駅前には20時頃着きました。

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北陸道夕日のパレットにまだ早いです

 結構車多いですがいつもの上の駐車場に停められました。寝る前の歯磨き、眠剤飲んで(は~いおやすみなさい~)。

 ■ 12日

 お早うございます、よく寝られました。もう6時前です ケーブル7時始発ですから急げば間に合いますが(そんなん昔の話老いぼれはヨタモタ)ゆっくり朝サンド、おにぎりなど食べて結局7時40分発のケーブルで美女平へ後はもう勝手に室堂まで連れて行ってくれます。

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お早うございます
(なさけないかっこみせるなあ!)
お着かえ!ほなボチボチと

 相変わらずのバスの中のガイド、俺が変わってやったろか、(何えらそうにゆうてんねん!)室堂到着は8時40分?ぐらいかな、しかしここでオヤジはあることに気が付きました(なんや?)外人が少ない、中国語が聞こえない、いや聞こえてるのやけど以前の此処は何處の国や!とゆう感覚が無い、あまりに京都の外人、外人、バージョンにならされているかな?なんや分からんけど日本語があちこちできこえるとゆうのは落ち着きます。

 ここから先はもう今まで何度もいやとゆうほどご紹介していますのでへたくそ写真でお付き合い下さい。

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定番記念ショット おーもうこんな季節なんやあ~

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みくりが池のお写真(もうちょっと丁寧に!)

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まだ地獄谷には行けません
(何年前?行けたのは?)
池塘ですが俗にゆう血の池です

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こちらは地獄谷全景

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オヤマリンドウ シラタマノキ

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チングルマ ミヤマアキノキリンソウ

 今日はガスが非常に多く、風向きも最悪の状況で雷鳥荘付近では登山者全員喉が痛く咳き込みながらの通過でした。ヨタヨタ咳き込みながら雷鳥沢に下ります、テン場を過ぎ称名川の橋を渡るといよいよ急登です。

 今まではほとんど雪渓で上部を目指したのですがどちらもクソえらいのには変わりありません、おまけに雷がおいでなさいまして、雨交じりの風も強くなってきました、予報通りですが少し早い気がします、以前より1時間以上かかって御前小屋に到着、雨はほぼ止んでいますが雷はまだ上空におられるみたいです。

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ヨタヨタ称名川を渡って 雷鳥沢に入ります

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定番ナナカマド まだ草紅葉には早いのか?

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雪渓の時とは全く違う世界です 冷たい風がふきゴロゴロ

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気持ちは急ぎますが足がいそぎません 何とか到着~
ガスッテいますが雨は止みました

 コンビニおにぎりと菓子パンいただきま~す。もう正午前(老いぼれ度のバロメーター)しかし思えば雷鳥沢の雪渓が翌日の山頂アタックの前哨戦みたいな感じでしたが、今回はそんなことは関係ないので気楽といえば気楽です。

 実はまだオヤジ雨具も着込まずにいたのですが、食事を終えて劒沢に降りだすと同時に雨、カミナリ、激しくなってきました、観念して雨具着込み、リュックカバーつけてヨタヨタ小屋に向かいます、カミナリさん近寄らないでね、お願いします。

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劒沢に下ります 小屋に到着~途中撮る余裕なし

 必死のパッチで写真撮る余裕もなく小屋に向かいます、昔やはり雷鳥沢の雪渓のど真ん中で雷に取り囲まれた時の事が思い出されて、まああの時よりは何倍も気持ちは楽ですが(なんで?)周りに木はある岩はある登山者も沢山いるし。オヤジに落ちる確率は少ないやんか(他の人に落ちたらどうすんねん)(しらん!)(ひどい事ゆうな~)

 小屋に入って受付を済ませます。もちろん全く知らない女性が数名、新平さんはいつもこの時間は休憩タイム、小屋は3連休前とゆうので結構混でいます。乾燥室がいっぱいでしたが、何とか苦労しながらも干せました。

 そんなことしているうちに新平さんと久しぶりの対面、夜の食事の準備時間まで久しぶりの会話、亡くなったオヤジさん(友則さん)の話や小屋でいつもお世話になっていた前チャン(前原君)の話早々新平さんの長男さんが高校生でこの夏休みは手伝いに来ていたとゆう話もびっくり、へ~そりゃじぶんも老いぼれるのは当たり前や、やがて夜の食事は2回に分かれてオヤジは先の班でおいしくいただきました。

 雨降り止まず、明日登頂の人達はさぞや気がもめることでしょう。消灯前に眠剤飲んでおやすみなさい~。

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来てみたかった風景 変わらない小屋の雰囲気

 ■ 13日

 ワサワサ 山小屋の朝は毎度のことながら早いです、もちろん早立ちの人はもう出発しているでしょう、オヤジもヨタヨタ起きだして外を確認、まだ降っています、今日はどうやら一日中あまり天候の回復はないみたいです、登頂の人達は大変だ、(他人事みたいに)(まあオヤジは下山するだけですから)。

 ガイドさん2名の女性ばかりパーテイ昨晩ハーネスト講習をやられていました。行きますか?お気をつけて(タテバイ雨でのぼれるかな?)。

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あまり天気よくないです 女性ばかりパーテイ

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定番ショット

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これも定番劒沢奥は後ろ立山連峰

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さ~下山まだ小雨降っています

 イチビッテ別山に直登して雄山経由で、などと来るまでは考えてはいましたがもう完全にそんな構想は無くなって、ただひたすら登って来たルートを戻るだけです。(雨でなくとも無理やろなあ~今のアンタでは)。

 そんなわけで朝食後もゆっくりとリュックを作り新平さんにも又来年来られたら点滴打ちながらきます。と挨拶をして7時頃?8時前?(どっちやねん!)ナンヤ知らんけど雨具着込んで下山出発、劒沢小屋に永年通っていますが小屋1泊で直接下山は初めての事です。まあそれが現実なんですよね~実際雪渓の無い下山はタルかった~。

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先ずは御前乗越へヨタヨタ

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葬儀用写真候補でございます

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本日のメイン劒沢全景

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同じく雷鳥沢全景

 ヨタヨタと室堂を目指します、残念ながら出てもよさそうな天気なのに雷鳥さんのお出ましはなかったです。室堂辺りでは人なれしてついて回っていたのに今日は皆無でした。

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雪渓ある方が絶対早い地点ですがジグザグと下ります

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称名川を渡り

 称名川からテン場、そこから雷鳥荘の稜線までが厳しいです~整備された石段これがメチャ応えます。フウフウハアハア言いながらやっと雷鳥荘の前をつうか、またしても強烈な硫黄ガスにのどをやられながら室堂に老いぼれは雨に打たれヨタヨタと戻ってきましたあ~。

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テン場からの急登キツイ~ ようやく雷鳥荘前やれやれ

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ガスにやられた?木々の骸? 遥か富山湾が見えています

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雨のみくりが池これはこれで風情があります

 結局11時20分のバスで美女平へ、10時が定番だったのですがその差が老いぼれ度合いのバロメーター(まあ雪渓ではないので何とも言えませんが)(えらい雪渓にこだわるやんけ)。

 しかしホンマに異邦人少ない~いることはいますが、(京都でいやになるほど見ているし少なくかんじるのやろ)そやろか?とにかく中国が少ない、もう飽きよったんやろか、どうでもええけんど、はいはい、ケーブル乗り継ぎ12時半ごろ立山駅に戻ってきました。。

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美女平に戻ってきました

 いつもの食堂で山菜蕎麦、と思いましたが何となく邪魔くさいのでそそくさと吉峰温泉に向かいました、そうそうオヤジの車の隣に停まっていた神戸NOの車の人が同じく戻ってこられました。まっったくオヤジと同じ時間帯で剣沢のキャンプ場でテン泊されて戻ってこられたとの事、「雨で大変だったでしょう」「はい登頂はあきらめて戻ってきました、明日(14日)もあまり天気よくないみたいなので」テンクラ予報Cです。

 。「温泉に今から入って戻ります、」との事でした最近とみに増えてきた若いソロの女性、「吉峰がいいですよ」「はい今駅の案内で聞いてきたのですがやはり吉峰温泉を勧められました」オヤジが先発して入浴を済ませて出てきたらまたオヤジの車の隣に女性の神戸NOの車が停まっていました。さ~ほならボチボチとチンタラちんたら戻りますか~久しぶりの遠征山歩き、新平さんとも話が弾みそれなりに山の空気感に身を置くことが出来ました。  感謝感謝。

洛西オヤジ
【 記:洛西オヤジ 】


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