堂満岳手前の雪庇
日程:
・2025.1.12 (日) 曇り時々晴れ ヨネちゃん・Ⅰさん
コース:
・イン谷口駐車場~青ガレ~金糞峠~比良縦走路~東レ新道~堂満岳~堂満東陵道~谷道分岐で左の尾根を下る~林道出合~駐車場
先週末からの3連休。。。今年初めて比良山系に!天気はまあまあか。。。晴れたら武奈山頂からワカン歩きしようと思っていたらⅠさんから同行したいとの事。
それでは昨年末と同じく朝一スタート。車で比良駅まで迎えに来ていただき、うす暗い中駐車場に到着。路面は雪が残り滑り気味で何とか駐車場に到着。まだ、車は5台くらい・・・しかない。
流石に暗いので稜線はボンヤリ! |
駐車場をスタートします。。。 | 大山口を経て・・・ |
トイレ前近くに止めて身支度して正面谷をまずは金糞峠に向って歩きだします。大山口で相談して金糞峠での到着時間と空模様で行き先を決定しよう!昨日迄の雪景色は大分溶け天気も微妙でイマイチ!ハッキリしたトレースがあるのですがアイゼンは装着して青ガレで休憩し写真を撮りながら上に上に。。。。。
Ⅰさんは氷柱に夢中・・・ | 氷柱を掴む手の指のよう! |
青ガレ トレースがしっかりあるので登りやすい |
湖面をみるとまるで富士山のような雲! |
金糞峠に着くと上空は雲空で青空なし。予定通りにコヤマノ岳方面か!または短い時間で行ける堂満岳か!Ⅰさんは今年に入りすでに武奈山頂は踏んでおられ、久しぶりの雪の堂満岳にしませんかと相談して承諾してもらい、決定!以前、堂満岳をガイドして以来になるそうです。
ガスの中、Ⅰさんが上がる! | 金糞峠 お地蔵さん前(Ⅰさん提供) |
ここ金糞峠からトレースはあり、知り合いの方が昨日歩いておられバッチリトレースはあります。いつもなら縦走路分岐から東レ新道へ即向かいますが、トレースは縦走路にそのまま向っています。今日は誰にも会わずそのまま縦走路を南比良峠方面に向かいます。
植林やシャクナゲの木々の中を進み最短で途中から東レ新道に向う分岐に到着、このころから青空が出てきて陽射しが有ります。
縦走路に向うとガスは取れてくる | 縦走路から最短で東レ新道への分岐 |
そこからは急尾根を登りますが木の影が白い雪の上に映ります。細かな樹氷もあり写真撮影に時間をかけてユックリ東レ新道に合流します。そこからがこのコースの雪庇街道になります。まだ分厚い雪庇では有りませんが見栄えはして撮影に時間をかけるので足が前に進みません。
東レ新道への合流点へ! | 良い感じの雪庇が現れる! |
雪庇は崩れる可能性もありより慎重にして撮影、稜線の上空は青空でテンションは上がり武奈方面はキレイにみえますが、びわ湖側には一面にガスガスの海・・・よって湖面は見えません。
アイゼンだけなのでこの程度沈む | さらに良い感じの雪庇 |
Ⅰさん、ギリギリまで雪庇を責める | Ⅰさん、もうその辺で。。。 |
更にさらに雪庇が。。。 |
そんなこんなんで山頂に到着、時間は10時半。昨年より積雪がさらに増えて木の標札は雪の下で有りません。記念撮影して少し早いが昼食にします。昼食中にはルンゼから到着した二人や、東陵から来られたハイカーたちとしばし歓談、その中の二人はヤマレコユーザーさんでレポアップされてました。
青空の元、摺鉢山から烏谷山を経て打見山方面 |
不思議なことにびわ湖側はガスで覆われる |
堂満山頂は雪に覆われ記念証拠写真! |
色んな方々と歓談していたら時間が経ち予定より少し遅めに下山することに!東陵から上がって来られた方がワカンは無しで大丈夫ですよとの事、よって当初は使う予定でしたがそのままアイゼンで下ります。
トレースはバッチリなのでユックリ降りていきますが、途中からガスガスに幻想的な雰囲気になりました。
ガスの東稜道直下へ!(Ⅰさん提供) |
そこからは快適にトレースをたどり降りていきます。途中、たくさんのハイカーが登って来られます。やがて南壁広場を通過して東陵道の尾根の端まで降りてきました。このころにはガスが取れてハッキリ見えるようになりました。
あれだけ晴れていたのに あっという間に幻想的なモノクロ林に! |
東陵道 下がればガスもとれて尾根の端に! |
そこで相談し、通常のジグザグコースからノタノホリを下るのはおもしろくないので、雪の季節有りきの限定コースを東に向って下ることにしました。私は2度目、Ⅰさんは初めてのコースになります。
端からは雪有きの限定尾根コースに突入 | マイトレースで2度目コースを下る (Ⅰさん提供) |
ところがここの尾根はしばらくすると分岐があり左にと頭に入れていたのですがピンクのリボンに惑わされて間違った尾根にはいり、途中にⅠさんから指摘されいったん登り返して本来の尾根に横移動してもどり事なきを得ました。其の後は雪が減ってきて急坂の斜面をくだり下に林道が見えホットした瞬間。
林道が有るのは知っていましたが、1本ではなく数本が入り乱れています。そこを駐車場前につながる入口まで淡々と歩きます。最終的にスタートして約6時間で戻りました。
尾根を途中まちがえてもどり 本尾根にテープ発見! |
下へ下へ雪も減り。。。 |
林道を歩きます(Ⅰさん提供) | 駐車場前の入口に! |
ところがハプニング発生、Ⅰさんの車に横に車が止まっており、割と近い位置関係!身支度して出発しようとしたら雪の上なのでスリップして横の車から離れようとしたら何故か滑ってますます近寄ります。
駐車場に戻り、ハプニングが!(Ⅰさん提供) |
Ⅰさんから、いっそ下山後の運転者を待とうかとの事でしたが、スリップを防ぐためにタイヤと雪面に挟むものはないかと探したら灯台元クラシ!車に段ボールが有るそうなので、それを挟んだらバッチリ役立ちました。時間はかかりましたが脱出成功、着いてから約30分かかりました。
その後、休憩のためにホットステーション比良に到着。甘酒とおはぎでマッタリ休憩。。。しばしⅠさんと歓談して次回はワカンを使いましょうとお別れしました。
下はこんなですが山の中腹はガスガスの中! |
■ 追伸:実はホットステーション比良は比良駅の北側前に有りますが、店の前を含む駅前の通りが2月から3月まで約1か月通行止めになるそうです。
比良駅北側は工事通行止めになります |