京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

武奈ヶ岳 冬の右回り王道コース
2025.02.01

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西南稜を登る ガスがでたり消えたり

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日程:
・2025.2.1 (土) 晴れ   ヨネちゃん・Kさん・Iさん

コース:
・イン谷口~青ガレ~金糞峠~中峠~ワサビ峠~西南稜~武奈ケ岳~コヤマノ岳~コヤマノ岳南東尾根~鞍部から奥の深谷~金糞峠~正面谷~イン谷口


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 武奈ケ岳に出かける。今回はKさん、Iさんと約1年振りに休みの日があい、目標は武奈ヶ岳にして山頂までは王道右回りに。到着時間と現地状況によっては分岐ごとに変更も有りとして何時もの朝一電車で比良駅に。。。。Iさんに車で迎えに来てもらい3人でイン谷の駐車場へ。比良では3人一緒は昨年3月以来の約1年振りの雪山歩きになります。

 今回ワカンを持参しましたが雪の減り方も考慮して置いていくことにして、正面谷をまずは青ガレ目指して上に上に向いました、しばらくして青ガレ到着。

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大山口 雪が有りません 青ガレ かろうじて氷柱が少し

 だんだんガスってきていますが風がほとんどなくさほど寒さは感じません。青ガレで休憩後、アイゼン装着して金糞峠を目指します。途中、見晴らしの良いところから琵琶湖はまったく見えず、やがて金糞峠に到着。

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前日の積雪が岩を覆っています! 金糞峠への登り

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ガスった金糞峠直下! 金糞峠
この状況ではテンションがイマイチ!
とりあえずヨキトウゲ谷へ。。。

 周囲はガスガス・・・風もなく一応、ヨキトウゲ谷へ向かい四辻下の分岐まで!そこで、相談して時間も早くトレースはうすい沢に向って中峠を目指すことに決定・・・朝までに雪が降っていたらしく明確なトレースは有りません

 そこからは3人で交互に先頭を変わりながら渡渉を繰り返し粛々と沢をあるき、最後は沢から離れて谷筋を中峠に向います。

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先頭をきってIさん
沢から離れて中峠に!
左が谷なのでゆっくり斜面を慎重に!

 峠に近ずくと本来のコースから外れて北側斜面を上に上に。。。コヤマノ岳に向う稜線にでて中峠に少し、もどります。峠の周囲360度霧氷がキレイで何とも言えません。。。。。

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中峠に近ずきました 峠より北寄りに到着 霧氷がキレイ!

 休憩後、又相談してせっかくなのでワサビ峠に向うことにしてここからは私が先頭になり適度に雪上を斜めに降りていきあっという間にワサビ平に到着、冬季は積雪が多い時は渡渉に手こずりますが今回は大したことが無く難なくわたることができ、支流をワサビ峠に向って登ります。

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中峠

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中峠からは適当に!なおかつ慎重に
ワサビ平を目指します!
口の深谷源流の渡渉ですが
雪の壁にはならず難なく対岸へ!

 ここは積雪が多いと水流の筋に沿って上がればいいのですが今回はハマることがあり適当に右に左に方向をかえて上に向います。やっと何時もの分岐位置にきて、本来夏季コースでは左筋のコース取りですが、今回は雪が有るときしか行くことがない右側の筋を上がっていくことにしました。

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雪に覆われた支流を上に向かいます 夏季は分岐から左谷ですが
今回は右谷へ!Kさん

 途中からは3人別々のコース取りにしてKさんは左端、私が真ん中、Iさんは右端、3人共最後は斜面が急になりましたが、Kさんと私は無事にワサビ峠に雪庇をこえて到着。Iさんは標識から先の北側に着きその時点で約11時半!後は西南稜を雪庇を見ながら山頂をめざします。

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右谷のさらに端をIさん やっと最後の雪庇をのりこえ
ワサビ峠に立つKさん

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ワサビ峠

 御殿山から上がってくるハイカーが多く、コースは締まっており歩きやすく写真を撮りながら、時々ガスに覆われたりしながら、山頂へ約12時半に到着。

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北山アルプスはガスの中!

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西南稜の雪庇
下目から眺めると迫力有りますね。。。

 山頂までスタートしてから5時間以上かかりました。私は321回目の武奈ヶ岳。。。3、2,1と順序よく並び記念としました!そんなわけで、お二人とも指で表現してもらいました・・・。。

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山頂手前ですが山頂は何処?

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武奈ヶ岳 321回目登頂 3人の指で記念表す!

 山頂で良かったのは風はほぼ強くなくて久しぶりに山頂で昼食。眺望はありませんが、お腹を満たして1時過ぎには下山します。まずはコヤマノ岳ブナ林の分岐を目指しましたが、ここの霧氷もキレイでまるでガラス細工のような林です。

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武奈ケ岳からコヤマノ岳へ下山 この分岐でコヤマノ岳経由で下山決定!

 分岐で相談して、今回は霧氷を見ながら早目の下山が出来る上林新道を選択、コヤマノ岳付近からコヤマノクラウン付近も霧氷はキレイです。四辻からは林間コースで奥の深谷へ直接向かうことにして、深谷渡渉後は沢沿いに金糞峠に向います。

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ブナ林霧氷 雰囲気は極寒。。。

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コヤマノクラウンの中の二人!

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ブナ林霧氷 今冬初めて歩く直接奥の深谷コースへ

 金糞峠に到着。ここで休憩していたら堂満からのグループが降りてきて即下山・・・恰好からルンゼと堂満からだと思われました。丁度同じくらいに女性が3人降りてきて、正面谷を降りていきますが、どう見ても冬の山登りの服装と少し違うので気になりました。

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奥の深谷コースを金糞峠へ向かう! スギゴケの緑に癒される!

 金糞峠から下りていく途中で一緒なり話ししたら中国の方らしく、間違えて堂満岳に登ってしまったとの事(片言の日本語は通じたので解りました)本来は武奈ヶ岳を目指していたとのことでしたが、堂満東陵道は最後はキツくてばてたそうです!。

 その後3人とは別れて、気をつけながら私は先行して降りていたので金糞滝に寄り、KさんとIさんを青ガレで待って3人で大山口へ。。。後は駐車場に向い1日を終えました。

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金糞峠を降りる二人! 金糞滝

 今回、冬にはあまりハイカーが入らないヨキトウゲ谷からワサビ平経由でワサビ峠にしましたが、積雪がさほど多くなかったので良かったと思います。Kさんは以前、冬にワサビ平まで行って途中で断念した経験があり、今回リベンジできたそうで良かったそうです。


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