京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub
セツブンソウが満開
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日程:
・2026.2.28(土) 時々小雨・曇り・強風 午後晴れ 10℃ ikomochi
コース:
・京都駅9:00発新快速→長浜10:14着=近江バス11:10発伊吹登山口行→野一色バス停11:40着~12:00昼食=12:15~道の駅伊吹の里12:25~小泉ダム13:10~小泉13:25~大久保・長尾寺14:00=15:30出発~道の駅伊吹の里16:30=休憩17:00出発~伊吹庁舎前バス停17:42発→長浜18:24着 = 長浜駅18:28発→京都駅19:42着
東近江の甲津畑は行ったけれど伊吹の自生地は未見、毎年気にしつつ甲津原へのバスはいつの間にか廃止になり、ますます行きにくく。でも滋賀県は地域バスの交通網がきっちりしているので調べてみたら、なんとか行けそうなことがわかりました。といっても 結局は伊吹登山口の上野から徒歩ですが。(平日は 甲津原までまいちゃんバスが走っている。土日はなし)伊吹小学校から徒歩1時間ほどでセツブンソウ自生地の大久保に着くようなので、長浜発11:10に乗車の予定。1番バスは長浜7:45発で早朝頑張らないと無理(涙)
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| 比良は雪雲ですね | 春まじか 近江平野 |
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| 田村駅付近から琵琶湖 |
京都駅から新快速近江塩津行きで長浜へ。草津くらいで人が減るかと思ったけれど、意外や長浜まで乗客が多い。道子さんが「今日は長浜方面強風注意報」と連絡くれたけれど、ほんま長浜駅は冷たい風が吹き荒れていた。寒い寒いと歩いていく人たち、駅のポスターを見ると「盆梅展」「豊臣博覧会」が開催中でみなさん観光に散っていった。バスの時刻まで小1時間あるので、駅の売店を覗いて木之本のつるやサラダパンをゲット。
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| 長浜駅 ステンドグラスの駅表示 | 駅前の秀吉、光成像 |
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| 盆梅展開催中 | 大河ドラマ 豊臣兄弟に湧く |
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| つるやサラダパン ゲット | 長浜城 |
バス乗り場の偵察に入ったら、なんちゅうこっちゃの張り紙で「3月13日まで水道工事のためバスは手前の上野口で折り返し」だって。大体の場所はわかるけれど、上野口で降りたことないので、徒歩の時間が読めない。さっそく駅の湖国バス案内所に行って、窓口のおばさんに尋ねるけれど、まずもって折り返しのことも知らないし、埒あきません。
待っている間に風に加え小雨が降ってきた。天気予報では次第に晴れる予報なのに、、、、なんてこった。嘆いていても仕方ないと、サラダパンと温かいお茶でお腹を満たし、じっとバスを待つ。小型バスには数人の乗客、窓ガラスを横殴りの雨が打つ。周囲の山は雲に覆われまったく姿を見せず。天気予報が当たることを信じて、土砂降りで瞬く間に濡れていく道路を眺めていた。
市街地を抜け、田畑の広がる郊外へと出ると、周囲は雨のあの字も見当たらず、青空さえも見える。さて、わたしはどうすればいいのだろうか?「大久保方面に歩いていくのですが、どのバス停が近いですか?」運転手さんと相談する。しばらく考えていた運転手さん「野一色が1本道で近いかな」国道からガソリンスタンドの角をまっすぐ行くとよいと教えてもらい、野一色で下車。
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| ななんですと!! | 登山口行バス |
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| 雨が降ってきた | 野一色バス停で下車 |
だだっ広い田畑の向こうに、伊吹山が横たわっているのが見えた。山頂は雲に覆われているものの、採掘場や5合目、3合目のスキー場の跡や、リフト跡まで山麓が一望。
懐かしいなあ。伊吹山を目指して車道を歩く。途中の野原に春の花が群れているので、草原に座って昼ご飯。風も収まり日差しが暖か。今年初めて出会ったイヌノフグリの大群やオドリコソウ、タンポポなどが咲き乱れていて、嬉しくなった。
伊吹野の四季折々の素晴らしさを美しい写真と共にHPに載せてくださっていたhatabo先生のブログ、大ファンでした。地域医療に走り回っておられたようだけれど退職されたのか更新がない。でも素晴らしいHPは残っている。大久保のセツブンソウもここで知ったのです。
地域包括ケアセンターいぶき(by hatabo)http://www.ibukiyama1377.sakura.ne.jp/
hatabo先生が伊吹野の春の素晴らしさをよく書いていらした。まさにこんな景色なんですね。
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| 伊吹山目指しててくてく |
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| お久しぶり 伊吹 |
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| ノッパラで昼ご飯 | 春の花が咲く野 |
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| おやっ 煙が!! | スギ花粉飛散中 |
さて、休憩終えていざ出立。まずは大きな屋根に「伊吹牛乳」とペイントしてある建物群を目指す。あそこが道の駅かな。それにしても国道から分かれて山へ向かう車道なんだけど、えらく交通量が多い。びゅんびゅんと登りも下りも走っている。道の駅の交差点に道路標示が見えた。直進すると「奥伊吹スキー場」とあった。なーるほど、合点。
大久保の先は甲津原、甲津原にはスキー場があった。岐阜県境の積雪が深い山地に村営のスキー場があって雪がいいよと聞いて、わたしも家族とスキー流行のころ毎週通ったものだ。くねくね細い山道を登り詰めた先のスキー場は、ゲレンデはまだ小さかったけれど、子連れには広い広場で遊べた。農家のおじちゃんおばちゃんが、切符もぎやらしていて和やかな雰囲気。
リフトで山のてっぺんに登ると、そこは別天地で四方に白銀の山並みと晴れていたら遠くに日本海も見えた。ブンゲンという山を知ったのはそのころ。山頂から谷あいの斜面を滑って下るのはとっても怖くて、ボーゲンパラレル初心者のわたしは、幾度も途中で止まっては気合を入れなおしてまた下ってきた思い出の地。
スキーに行かなくなって久しいが、近年息子が一家で奥伊吹はいいよースキーに通っている。聞くと、関西一の設備と人気らしく、名古屋圏からもくるそうだ。どうりで、この道の交通量が多いのもうなづける。姉川沿いの谷あいの道路は拡幅され整備されていて、かつての山道とは大違い。過疎の村おこしが大当たりしたのですね。(検索すると、全国スキー場ランキング1位、積雪量世界一!!)
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| 道の駅を目指す |
車道の横の狭い白線の中を、気を付けながら歩く。道中に蕎麦屋があったがどこも駐車場はいっぱいなので、諦めてとりあえず進む。車は多いけれど、道端の斜面には野の花がこれから咲きそうな草むらが続いているし、姉川の上流域は深い緑に囲まれた山だ。
車道の脇に数台の車が停車していて、数人が道端に座っている。大きな望遠レンズのカメラを構え森の方を見上げている。「こんにちは なにがいるんですか?」と聞くと、クマタカだよ。あっちの山にいる と指さす。伊吹山からくるんですか?と聞くと「あっちのはイヌワシで、ここはクマタカ、山本山のはオオワシだよ」っていわれても まったく区別がつかないのですが。飛ぶといいですねーと挨拶して、先へと進む。
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| 伊吹そば屋を横目に |
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| 目指すはこの奥です | 奥伊吹スキー場への道らしい |
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| 採石場 | 姉川上流へと進む |
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| ここにも鷲ポイントが? | 蝉合峡谷という |
崖の上から見下ろす姉川は川底の石までくっきり見える清んだ流れ。台風時期になると必ず「姉川が氾濫」と濁流の様子が報道されるのがウソみたい。ぶらぶらてくてく車道をさかのぼり、1時間半ほどで小泉に到着。
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| 伊吹の西側へと回り込んできた | 小泉ダム |
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| お地蔵さんたち | 川底まで見通せる清流 |
長尾護国寺の表示を見ながら脇道に入り、セツブンソウの表示が見当たらないのでそのまま村の坂を登ること30分。たどり着いた長尾寺は、玄関先からセツブンソウの花畑。道順に従って急な坂道を登ってたどり着いた山の際の斜面や段々畑にはセツブンソウの群落が広がっていた。落ち葉を掃き集めている頭を丸めた方がご住職かな?声を掛けると、やはりそうであった。両親が花を植え始めてどんどん広げていったのです。。。
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| 長尾寺案内がある | この石垣は??獣除けシシ垣かな |
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| 集落の坂道を登っていく | セツブンソウ咲いてる!! |
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| 本堂への階段 | 心ばかりを寄付した |
今は自分一人で一馬力で手入れしているけれど。。。と、大変そうだった。それでも、山地の上の段に梅林を作りと、丁寧に花畑を守っていらっしゃる。セツブンソウの終わった跡地には、ニリンソウ、イチリンソウ、カタクリも咲くとのこと。花の寺として知る人ぞ知るお寺だった。毘沙門堂に仏さんがいらしたので、後で拝観していいですか?と問うと、どうぞどうぞと快い返事。本堂も上がって天井の間を見てくださいとのこと。
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| フクジュソウ | 一面のセツブンソウ |
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| やさしい花ですよね | ご住職が一生懸命保護されています |
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| 道づくり、案内づくり 丁寧にされている |
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| 大化の改新ごろ創建のお寺 |
一回りさせていただき、毘沙門堂に上がった。毘沙門天さんと天部形さん、そのユニークなお姿に見覚えがあった。ソウダ 滋賀県あげての取り組み「神仏 います近江」展で 話題になった方たち。わたしもそのユーモラスな異形に惹かれなんども前に立った方たち。まあ こんなところにお住まいだったのですね と、再会を懐かしんだのです。
毘沙門天さんの足元に踏まれている天邪鬼のなんともトホホな姿も、わが身のようで親しみを持ったのです。(子供のころから あまのじゃくを自認してきたわたし)本堂の花絵の天井画も素晴らしいものでした。みなさんで野の花たちを愛しておられる気持ちが伝わったお寺さんでした。心ばかりの喜捨をお供え。平安時代創建の長尾護国寺には遺跡が点在するらしいけれど、バスの時間もありそちらはまたの機会に。
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| 毘沙門堂の毘沙門天さんと天部形さん | 本堂 花絵の天井 |
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| こんな花たちも咲く |
15:30に出発して、帰路は下りなのでどんどん進み、途中でまだカメラを構えていたクマタカウオチャーの方々と遭遇、今日の飛来はなかったそうです。16:30にまだ開店していた道の駅の伊吹そば店に座り、やっと休憩。暖かい鰊そばをすすりました。店の方にバス乗り場の近いところを尋ねると、野一色は遠い、上野口の方が近いとのことだったので、携帯のナビを見ながら夕暮れの車道を上野口へと向かった。
ナビがいくつかの道順を示し、近い方を選んで畑を抜け、たぶんもうすぐだよなあ というところで、なんということだ!ナビがぐるぐるあっち向かい、こっちを向かい、同じところを周回。どこへ行けばいいの??上野の村の車道をとりあえず歩く。途中にバス停らしきものも見えず。
バスの時刻も迫るので焦る。人も歩いていないし。やっとグラウンドに高校生が溜まっていたので、「このへんにバス停ないですか?」と声を掛けるけど、みんなバスに乗らないのか「さああーーー??」丁度そこへやってきた男性が携帯で検索しましょうと探してくれて、さきほど通り過ぎてきた支所の前にあるというのが分かった。
3分ほどで行けますよというので、小走りで駆け戻った。すると車道の向こうからバスのヘッドライトが近づいてきた。手を振りながら,停まってださーいと叫んだら、バス停で待っていてくれた。助かりましたーーーありがとう。。朝の運転手さんでした。間一髪間に合っていなければ、次は19時40分。暗がりの中を歩いていたかもしれません。
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| 岐阜県境の山並み | 麓まで下ってきて やっと山頂が見えそう |
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| 伊吹蕎麦いただきます |
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| 上野口へ向かう |
念願の奥伊吹、歩いていけることもわかったので、また訪ねようと思う。小泉の畑にある自生地には今回行けなかったし。車道歩きも山中で気持ちよかったし苦にならなかった。
ところで、ナビは最後の詰めが甘いという経験を家の車でも味わった。目的地の近くまで行ったものの、最後に「目的地です、お疲れさまでしたあ」と放り出される。ここから最終目的地までどうやっていけばいいの????途方にくれた。やっぱり知らない土地に行くときは、広域紙地図が必要だ。地形図も紙に限る。カーナビも携帯ナビもヤマップも信じたらえらい目にあうぞと更に確信した次第です。
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