小てつのよも山話(NO.3)
小てつ、山ビル実験結果リポート


2008.6.22 天候 雨 気温 20℃ (小屋寒暖計)      小てつ








小てつは、長靴+前日ナメクジ嫌忌薬噴霧済みの合羽+足元はテープ巻きで塞ぐ
   腕、首筋、顔にみかんの皮汁。靴下、ズボンにハッカ油。合羽上着に、エアサロ。

小父さんは、長靴+合羽+足元ゴムにて塞ぐ
   全身にハッカ油。合羽の上から、エアサロ。

 現場到着と同時に、早速、1匹発見。小てつの長靴を近づけると、一瞬躊躇したが、登
ってくる。合羽にも、平気で登ってくる。従って、「ナメクジ嫌忌薬」の予防効果はなし。
(ちなみに、直接噴霧すると効果あり。)

 ただ、小屋と現場を2往復の時、小父さんには計4匹の付着があったが、小てつは1匹。
小てつが、後方であったが、嫌忌薬が効いたのか???

 現場にて、小父さんが、首筋に被害吸血される。上からによるものと思われる。現場で
は、小てつには、上からの被害はなかった。

 帰りに、立ち寄った「義経の寺子屋」で、小てつが上から攻撃を受けたが、被害はなか
った。吸血せず、また、立ち往生している様子。「みかん汁」効果か?

 結局、「ナメクジ嫌忌薬」も、「ハッカ油」も「山ビル取り付き対策」にはならないよう
だ。

 今回、一番の効果を発揮したのは、「塩水スプレー」であった。小てつの家で、梅干をつ
けた際、残ったあら塩があったので、飽和状態に近い濃度でつくっていったものを、合羽
に取り付いた山ビルに、噴霧をすると簡単に外れた。

 外れた山ビルに、再度、噴霧をすると、どの方向にも進めず、立ち往生している。とす
れば、「みかん汁」も同様の効果は、認めるものの、「塩水スプレー」の圧倒的な効果には
及ばない。

 結論として、今回の材料で、「取り付き」に対する予防はなく、「取り付いた」ものを
できるだけ早くに発見し、「塩水スプレー」にて、対処すること。
また、「みかん汁」も、一応の効果は、認められることがわかった。

人体、及び環境への影響も考えると、この2種が適当と思われる。

(みかん汁による、美肌効果も期待できるかも知れない。)

以上、小てつリポート。



                        【 記: 小てつ 】

コアジサイ