2008年12月15日(月) 小てつ
「やっぱり縦走ちゅうのも、山歩きの醍醐味やろねぇ。」
小父さんが話題を変えた。
大体において、小父さんがポッと話題を変えるときは、とんでもない話が
聞けるときである。
「縦走コースでおもしろいのは、やっぱり比良か六甲か。」
以外にも、普通の意見である。
「高島から登って、釈迦岳、堂満、蓬莱とな。」
いよいよ普通や。
「若い頃には何度か挑戦したなぁ。」
挑戦って大げさな。中学生でもやってまっせ、テントかついで。
「日帰りですわ、もちろん。」
出た〜。
しかし、もちろんって・・・。
「六甲の縦走も、招待されましたんや。
招待選手やから、出発は後ろのほうですわ。1000番台でね、
ゴールの時は、100番台ですわ。
ザッと1000人抜きですわ。ハハハ。」
ハハハやあらへん。
「でもね、どっちの時も、帰りの電車で座りますやろ、
降りる駅で立ちあがれんでねぇ、足が笑おて、
なんべんも乗り過ごしましたわ。アハハ。」
アハハでもない。
そんなことばっかりやってたから、生まれた「星」を疑われるんや。
小父さん、お酒も入って、ちょっと自慢話
超豪華メンバーによる宴席での話、その4
【 記: 小てつ 】
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