2008年9月15日 (月) 小てつ
「もうすぐ、キノコの季節や。にぎやかになるで。」
と、小父さんも、うれしそうである。
「わしの縄張りは、この尾根すじから、北はこのあたり、西はこのあたり・・」
おいおい、2万5千分の1の地図で納まるか〜?
小屋にある、小父さん直筆の山地図で、説明を受ける。
okaoka clubの読者の方が、今までの「よも山話」で、めぼしをつけて探しに
行っても無駄である。想像以上の広範囲である。
「いつも、好きな連中が集まりよるんや。普段、山歩きなんかせん奴までも
来てな。
もう、みんな、目の色変わっとるんや。ケモノの目ちゅうやつや。」
と、小父さん。
「あの辺りに出とるんちゃうか?言うとな、
そしたら、ザーと走っていきよる。おもろいで。
上から、あったか〜?言うてな。」
歩京さんのチームが、山道をロストした時に、メンバーがサッと散って捜すと
言うのは、読んでいて「カッコいいな」と思ったが・・・、ケモノ目の連中が、
山中、ザーと駆けていくのを想像するとゾッとする。
「そんでも不思議やで、
足元にあるのを、気がつかんもんがおるんや。
何べんも来てるのにな。」
「ほんで、結局、動きまわらん私が、一番採ってるんや。アハハ。」
そんなもんですねェ。
秋のごちそうが、楽しみなころの話
【 記: 小てつ 】
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マツタケ
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