小てつのよも山話(NO.23)
「小父さん、対談する」


2008年12月8日(月)        小てつ








「ハイッ、最初は右足をひいて、両手を前へ、顔を上げて〜、5秒間。」

 まず体操からか〜、いつもと違うぞ〜。
 小父さんも、今日は気合満点だし、ノセ方がうまい。さすが普段から山の
 ガイドを引き受けている小父さん。
 また、皆さんもノリ良く一緒に体操だ。
 ワクワクである。


 で、十分、ワクワク山歩きをした後の、炭火を囲んでの宴会中


「あの谷の林道の、最終地点にある大きな木の横から登れますか?」

「登れる、登れる。あそこからが一番はやい。」


(うわ〜。凄い対談や。なんか現代版、金久御夫婦と歩京さんの対談や。
 この対談が聞きたくて、皆さんを無理やりに誘ったみたいなもんや。
 この方々の頭の中には、縮尺1分の1、総天然色のカシミールが入っていて、
 カシバードが何羽も飛びまくっているんやろな〜と思いつつ。
 いや、カシミールなんておっつかない。季節、音、風、匂い、全て込みだ。
 その場所に訪れたときの思い出や気分を思い返し・・・いいなあ。
 十年を超える積み重ね、小父さんは五十年の積み重ね。
 ただ、話の内容を聞いてると、小てつの頭の中の縮尺倍率が上がっていく。)

「今度、○○峠を訪ねようと思うんですが、あの尾根からだと・・」

「あの尾根からやとな、・・」


(あっアカン、わからん場所ばっかしや。小てつの頭の中は、2万5千分の1
 になってるし〜。)


「来年は、シャクナゲの豊年かも知れん。いたるところのつぼみが、もう
 膨らんできとる。」

「ここのところダメでしたものね。春が楽しみです。」

「小父さんの、お勧めの場所はどこですか?」

「そうやな。○○川から○○峠にあがる尾根一体がお勧めかな。
 あと、○○山の北に延びる・・・・」


 (もう小てつの頭の中の地図、京都北部広域になってますが・・・
  まだまだ、修行が足らんの〜)



 超豪華メンバーによる宴席での話 その3



                        【 記: 小てつ 】