親父の山歩き報告 (NO.29)
初心者親父鈴鹿雨乞岳(part.2) |
遙か、台高方面 |
2008年 10月28日 洛西オヤジ
今回のコースは前回、初心者丸出しの恥ずかしい報告となり自分でも、どうしても納得がいかずこのままだとどうも精神衛生上良くないので、あえてもう一度挑戦したのでpart.2として鈴鹿雨乞岳を報告させてもらいます
天気予報は晴れの予報、しかし雲って今にも降りだしそうで騙された感じ、さて出合から、結構踏み跡、テープ、又鈴鹿特有の石積みの案内もあり、谷を川に沿って詰めて行きますが、この谷川は地図には載っていません。奥の畑に向かう本流は載っていますが、こちらは載っていないんです。しかも途中で谷が分岐します、その都度踏み跡、テープを探し進みます。今回は2万5千の地図持ってきましたが、相変わらずチンプンカンプンです。どうしても踏み跡とテープ頼みに成ります。
何度か分岐を迷いながら相当つめてきた所で、急斜面に薄い踏み跡とテープが、もう一度チンプンカンプンの地図を見て判らないなりに、先週みたいな事にはならんやろと、取り付いてエッチラです。相対に鈴鹿は案内が親切にされているのですが、このコースはどうも無視されているようで、オヤジのような初心者には難しいです。
他の方の報告を読んでも、やはりいろんなルートでツルベ谷には降りておられるみたいで、又奥の畑から清水の頭に出たり、そのほか直接大峠に出たり、要するに綿向山への稜線に出るのに、いろんなルートがあるらしいと結うことで、まあオヤジは今回幸運にもなんとか目的のイハイガ岳の大峠側の稜線に出ることができました。果たして地図に載っているルートをたどってきたか判りません。
イハイガ岳のものすごい、ガレ場を見てこらオヤジみたいな初心者の行く所と違うは、くわばら、くわばら、と大峠に向かいました。しかしこれもなかなか厳しい稜線歩きで、踏み跡はしっかり、又テープも在るのですが、広い雑木の広がる所などでは迷いやすいです。事実オヤジは大峠の案内看板見落としました。それと、石楠花の木がリュックに引っかかり、歩きにくいのです。丁度比良の堂満に似た感じで、あれの距離がもっと長い感じでしょうか、もちろん先週の歩きと比べて何処で間違ったのか、注意はしながら歩いていますが、先週はやはりこんなハッキリした踏み跡やテープはなかったです。
よく似た感じの所は通るのですが、改めてオヤジの記憶力のなさにあきれます。「あれこんな感じ歩いたなあーいや、違うなあー」たった一週間でこんな状態、いよいよ、オヤジも危ないのやーと自覚させられる事しきりです、何とか清水の頭の草原に到着、気象庁に騙されて細かい雨が、まさか今日は雨具を着るとは思わなかったのですが、これから先の笹の海の歩きを考えると致し方ないです。
清水の頭、展望良しとなっていますが、これから先の雨乞岳もガスッて見えません。案内の標識から南雨乞岳に向かいますが途中で、此処や!間違った所や!清水の頭の入り口に右と左に踏み跡が分かれています。左の方が 太くハッキリしています。余り意識しなければ左に踏み込みます。左はピークに行かずに清水の頭を巻いて進むような感じです。途中気がつけば、ピークに向かうことは簡単だと思われますが、オヤジはドンドン進んでしまったわけで、それでそのまま違う稜線を行き、こんなに踏み跡がないのはなんでやろなーと、思いつつ時々出てくる古い色あせたテープを頼みに進み、part.1のお恥ずかしい結果になりました。 実は後で知ったのですが、他の方の山行き報告でもこの分岐については書いておられます。その方も間違って左に進みピークを外れているのに気がついて、途中からピークを目指されたそうで、気がつけばそれこそ5分も掛からない修正だったのですが、難儀な事にピークから少しの所で、本来のコースは右に大きく下っていく事になり、オヤジが歩いただろうコースとは丁度尾根の反対側になっています。
清水の頭の案内がないのを不審に思いながら、初心者ゆえの悲しさ、お恥ずかしいしだいです。でもまあー何とか間違ったところがわかったので、なんとなく自分で自分を慰めて、笹の海を漕いで雨乞岳に向かいました。南雨乞岳で12時半、ほとんど立って食事、雨乞岳13時、やはり迷いつつの歩き時間がかかりました。まあでも何とかたどり着けた山頂、休むことなく、一週間前にきた道を杉峠に向かいます。 雨も止んで紅葉の始まった千種街道、やはり気のせいか一週間で紅葉も進んだ気がします。今回も誰にも会わずに登山口に戻りました、帰りにチョット贅沢な永源寺の温泉に浸かって、地図読みの勉強、真剣にせんとあかんなあーと、こんな時だけ思うオヤジです。師匠、先輩、不肖の弟子すんません。 【 記: 洛西オヤジ 】 |
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