2009年2月9日(月) 小てつ
「外国には、いろんな風習と言うか、慣わしがあってね。」
あちこちに招待やら、自前で行き、登ってきた小父さん、「山」だけでなく
いろんなことも見てきている。
「ブータンの着物は、日本のと、よう似てるんですわ。
袖が筒になっているのと、ちょっと柄が派手なくらいかな、違いは。
位によって、裾の長さが違いますのや。
高貴な人は、長めでね。」
平民は、着物のおはしょり部分を大きくして、腰のまわりに物を入れ、
バッグなどは持たずに、手ぶらでいるそうだ。
「丁度、腰のあたりに荷物がきて、
両手が開くように、うまいことなってますのや。」
民家の戸は、鍵などついていないそうで、ホテルの部屋の鍵まで、怪しい
そうだ。
「仏教国で、農業国やから、人のものを盗む言うんが、タブーですんやろ、
泥棒なんておりませんのや。
やったら厳罰でね。」
「歩くんもね、目的地にまっすぐ歩くんですわ。
耕作してない農地なら、人の農地でも、関係なし。
ずんずん入って行ってね。」
山に登るときも同じで、荷が軽ければ、とにかく直登らしい。
「でもね、言葉も通じんけど、すぐ仲良うなれまっせ。
顔も、モンゴルと同じで、日本人に近い。」
小父さんの場合は、生まれた星が違うんですから、国が違うくらい大した事
ではないでしょう。
「まあ、私は、どこ行っても、すぐ仲良くなるんやけどもね。
ジャパニーズ・ダンスとか言うて、阿波踊りや、ドジョウすくい教えて
やりますのや。
これが、現地のポーターにウケてねぇ。」
登山家は、「○○初登頂」とか「○○才にて登頂」とか、兎角、一番乗りとか
唯一みたいなのが「お山の大将」やから、好きやけど、ヒマラヤのベース
キャンプで、ドジョウすくいをやったんは、小父さんだけやろ という話
【 記: 小てつ 】
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ブータンの着物は、 日本のと、よう似てるんですわ。
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