小てつのよも山話(NO.29)
「小父さんの道 2」


パラグライダー離陸



2009年1月16日(金)        小てつ







「小てつさんは、城丹国境尾根が気にいってるんやて。」
 
 そう、小てつは、「城丹国境尾根」のファンである。
 Ikomochiさんや、おばさん山歩き隊さんの紀行文と山地図を参考にさせて
 いただき訪れて以来、気に入って、茶呑峠から取り付く時計回り、薬師峠か
 らの反時計回りと、度々、再三、訪れている。
 最近では、途中の竜ヶ坂の分岐からパラグライダー離陸場の絶景ポイントも
 ピストンでコースに組み込んでいる。
 今度は、「井戸」からの裏ループ回りを計画中だ。

「それなら、いいコースがあるんやがなぁ。」

 と、小父さん。
 山で出会う人にも、小父さんは「お勧めコース」を紹介する。
 峠の取り付きで、地図を見ながら検討中のグループなどに、その装備を見た
 上で、

「今日みたいな天気の良い日に、谷歩きもないで。
 ここの分岐から尾根にあがりなさい。
 尾根づたいに歩くと、谷道と同じ峠に行きあたるよってに。
 悪路と書いてあるが、なあに、歩きやすなっとるよ。」

 そんな調子である。

 

 で、どんなコースですか?

「まず、清滝から愛宕に上がるやろ、首なしから、松尾峠、笠峠、余野に
 降りて、茶呑峠、天童、飯森と行って、ナベクロから石仏、魚谷に下がって
 芹生峠、花脊峠、天ヶ岳に行って、大原に降りるちゅうコースや。
 どう?」

 どう?って、京都一周トレイルと違うんやけど・・・。

「何回か、やりましたで。」
 
          ・・・・
 小てつは、何回かに分けたら出来ますが・・・。



「釣り人に話をさせるときは、両手を縛っておけ。」と言うのが鉄則ですが、
 小父さんの話の場合は、どこを縛っておきましょうか  と言う話



                        【 記: 小てつ 】

城丹国境尾根の新反射板ピークから